中島みゆきファンサイト「あたし時々おもうの」


10th Album 予感　　（1983. 03発売）


曲名	愛・命・救メッセージ度	悲愁・恋歌度	管理人お気に入り度	感想等

この世に二人だけ		☆☆☆	☆☆☆
	静かな出だしで始まる、かなしくせつないこの歌が一曲目。静かな歌声とはうらはらに、詩は強烈な悲恋。恋歌アルバムであると予感させられます。「二人だけこの世に残し　死に絶えてしまえばいいと　心ならずも願ってしまうけど　それでもあなたは私を選ばない」【歌暦】でも唄ってますね。そっちは感情がすごくこもっててもっと泣けます。俺の中での「この世に二人だけ」は、アルバム【歌暦】のほうの印象が強烈ですね。　　　　　●名曲●

夏土産		☆☆	☆☆
	この詩は、歌詞を見て聞くまでは特にイメージに残ってなかったけど。歌詞みながら聞いてすぐに気に入ってしまった。すごく悲しくせつない詩を静かに歌ってるというより言葉を奏でてるって感じです。やさしさのつもりの嘘が一番傷つくもの、でも好きだから気づかない振り・・・・そんな詩。

髪を洗う女		☆		ひとりの寂しい夜更けにどうぞこの歌を。

ばいばいどくおぶざべい			☆	どくおぶざべいって英語？？

誰のせいでもない雨が	☆☆	☆	☆☆
	「誰のせいでもない雨が降っている」で始まり「月日すべての悲しみを癒せ」でしめくくっているこの詩。また次のような難解な歌詞が（笑）「そっと通る黒い飛行機があることもすでに赤子が馴れている」「されど寒さに痛み呼ぶ片耳はされど　私の裏切りは」「私たちの船は　永く火の海を沈みきれずに燃えている」などなど。何か強烈に伝えようとしてるのは解るのですがそれが何か解らない！！でも、なんだかすごい。

縁			☆	「あなたを私は追い回す　私はあなたの毒になる」すごく、短い歌詞。でも、凝縮されてます。

テキーラを飲み干して		☆	☆
	そうみんな一度は、自分の好きな人が想ってる人のようになりたいと、そう思ったことがあるんじゃないかなぁ。「おまえの惚れたあの女を真似て　使い古しの女っぽさあたしも染まってみた　（中略）　テキーラを飲みほして　テキーラを飲みほして　短かった幻の日々にこちらから　Say Good Bye」と六年ものかなわぬ恋を、酒を飲んでこっちから忘れてやるわと、けだるそうにでもテンポよく唄う失恋歌。これも、お酒（できればテキーラ）片手に聞きたい。

金魚

ファイト！	☆☆☆	☆☆	☆☆☆
	この詩はもう●名曲●ですし、かくいう管理人も大好きな一曲であります、ハイ！あ～でも、大好きっていうのはなんか語弊があるかな～。なんていったらええんだろう。とにかく、言葉が心に突き刺さります（笑）泣きたい時なんかいいですよ。すぅーっと涙がこみ上げてきます。昔、生命保険のCMで「ファイト！闘う君の唄を闘わない奴等が笑うだろう　ファイト！・・・・・・」の箇所が流れていましたが、この箇所だけのイメージででこの歌を聞いた方はさぞ驚かれたのではないでしょうか？実際には応援歌というより、人間の心の醜さ、弱さを唄っています。福山雅治さんや、ジュディマリのYUKIさんも唄ってますね。感想は、福山さんは思い入れたっぷりに歌いすぎてるとおもいます。気持ちはすごくわかりますが。でもYUKIさんの歌う「ファイト！」は最高でしたね。映像つきで聞きましたが、すっと聞き入ることができました。まあ元々YUKIさんの声は好きなのでそう感じたのかも知れません。みゆきさんの歌は他の人が歌うのは難しいと思っていたので驚きでした。でも、人のイメージって色々なんですよね～。別の方が感想を書いてるの読んだことがあるのですが、管理人と逆でした。また、ファンの方でもこの歌が嫌いな方もいらっしゃるようで(笑）。とにもかくにも一度は聞くべしだと管理人は思うのであります。

				※2003.06.18up
地上の星数	５	１０	１３	２８星÷９曲=３．１１星(平均)
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