Nゲージ蒸気機関車>2005年のメモ>2005.12.29(2005年の蒸機)

2005年に発売された蒸気機関車

2005年の1年間に発売された9mmゲージ蒸気機関車を、それぞれのページから寄せ集めてみました。
プラ製品は再生産やバリエーション追加ばかりでしたが、金属製品では新作がいくつか登場していました。


1月

C50 標準デフ付 KATO
C50

10年以上再生産されていなかったので、待ちくたびれました。
これでKATOのスポーク動輪の蒸気機関車は、すべて動輪スポークが裏側に抜けている仕様に統一されました。

C51 デフなし(ワキ1+ワムフ1 宅扱い専用列車) マイクロエース
C51 デフなし

一連の抱き合わせシリーズの最後です。
機関車だけの発売のほうが数はさばけたのではないか?と思いますが、対照実験もできませんのでわかりません。


3月

8100 原型 ワールド工芸
8100原型

組み立てに七転八倒した8100の第二弾です。
原型ということで空制関係の機器はなく、前後にバッファーがついています。なぜかスポーク先輪がマイクロエースのものと同じ形です。自社パーツの在庫が切れてしまったのでしょうか。

南薩鉄道5号機(再生産) ワールド工芸
南薩鉄道5 南薩鉄道5

2004年に好評を博した製品の再生産です(組み立て後の写真は昨年のもの)。今回はチビ客車に押させるため、ダミーとして組み立てました。


4月

9200 ワールド工芸
9200

ついに「ダイコン」まで登場しました。組み立ては8100に比べればやさしかったように思いますが、組み立てに細心の注意が必要なのは変わりありません。
実物より格好良く見えるかもしれません。
4月下旬に発売されましたが、ゴールデン・ウィークを機関車の組み立てで潰したくなかったので、その前に必死に完成させました。


6月

C57 11号機 晩年 天賞堂

C57 11号機「かもめ」時代 天賞堂
C5711かもめ

C57 135号機北海道時代 天賞堂
C57135

C62、D51に続く天賞堂の9mmゲージ国鉄蒸機シリーズです。若干作風が変わっており、走行性能は最小曲線半径が大きくなり、牽引力はおとなしくなっています。
サイドビューは格好よいのですが、これらの特定ナンバーとしては、丸みのない煙室戸周辺に違和感を覚えています。


8月

C58 九州型 ワールド工芸
C58九州型

ワールド工芸のC58はロスト輪心ですが、この部品が在庫切れになるとのことで、C58の最終生産となったキットです。


9月

E10 1 金沢機関区 マイクロエース
E10

4110 4(後期型)美唄鉄道 マイクロエース
4110

2000年発売のE10・4110の再生産のような位置付けなのだろうと思います。
マイクロエース製品の中では難点の少ない製品なので、実物のファンの方でも軽工作のみで満足できると思います。
前回製品についていた謎の貨車はなくなりました。

C59 大窓キャブ舟テンダー ワールド工芸
C59大窓

C59シリーズの最新作で、大窓で前方にもうひとつ窓の追加されたスタイルです。ドームの形もちょっと変わっています。


10月

9600(9633) ゼブラ塗装 マイクロエース
9600ゼブラ塗装

9600(79618タイプ) 北海道重装備(2ツ目)・改良品 マイクロエース
96002ツ目

マイクロエースの製品の中では、誰にでもおすすめできる9600…その最新バリエーションです。とはいっても実質的には今までの焼き直しです。


11月

C53 30 前期型 マイクロエース
C53 30

C53 65 後期型 マイクロエース
C53 65

前回の製品とは、デフと煙室手すりの形状等が変わっており、標準的な前面のC53をモデルにしています。
全体のスタイルは特に変わっていませんが、デフで一部のシルエットが隠れるため、前回の製品よりは問題が目立ちにくいように思います。


12月

C51 給水温器付(12,17テンダー仕様) ワールド工芸
C51

ついに発売されたワールド工芸の力作です。メーカー在庫はたちまちなくなり、1週間もしないうちにわずかな店頭在庫のみとなってしまいました。
メーカーのWEBサイトには「Nゲージ史上最高のC51」と興奮を抑えきれなかったようなコメントがありましたが、確かに整ったスタイルのキットです。


2005年のKATO製品は、再生産の1種だけだったように思います。予告しているC62・C59のために力を溜めている…のだといいですね。


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