Nゲージ蒸気機関車>蒸機の紹介>9800
2004.1.17/2023.8.18
国内では珍しいマレー機ですが、2004年にマイクロエースから2タイプ発売されています。現在に至るまで、Nゲージ製品では競合品がありません。
9800の発売により、ひとまずマイクロエースの蒸機シリーズは全形式が出揃ったようで、その後は既存形式のバリエーション追加や仕様変更による再生産に移っていきました。
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競作になっているものがありません。参考までに米国の2-6-6-2を並べましたが、あまりに長さの違いが…。
9800は大きく見えますが、実際の大きさはC57とほぼ同じです。ボイラー部に比べてテンダーがバランス的に小さく見える機関車です。
既存のターンテーブルや鉄道施設で扱えるサイズにしなければならないなど、全長の制約はあったのでしょう。
少し前の9020形も、冗談のような寸詰まりのテンダーが与えられています。ご存知ない方、ご覧になるときっと笑ってしまいますよ。
写真の2-6-6-2(C&O H-4)はバックマン製で、海外の方が贈ってくださったものです。DCCですがDC(アナログ)でも使えます。ちゃんとR280を通過します。 米国型もここで色々やってみたいのですが、私の知識不足の問題で今のところ手が回りません。
9812(標準型) (拡大写真) |
9801(エプロン付) (拡大写真) |
9812(標準型) (拡大写真) |
9801(エプロン付) (拡大写真) |
前面のボイラーの下に見えるパイピングのようなものは、前方の台車からボイラー内に引き込まれている集電用のリード線です。
実物もそうですが、テンダーが低いので、9812では後部からモーターが少し見えます。
9812(標準型) | 9812(標準型) | |
9801(エプロン付) | 9801(エプロン付) |
他に比べるものがないので、ふだん登場の機会がないものを並べてみました。
9800(マイクロエース)
8100(ワールド工芸) テンダーの様子が似ているということで。しかし、9800に比べるとずいぶん小さい機関車です。
9200(ワールド工芸) 大コン。コンバージョンキットを除けば、この頃ワールド工芸唯一のD型蒸機でした。
模型の9800はボイラー中心を2mmくらい下げられると格好良さそうですが、すでに市場に物がない今となってはおいそれと改造できません。
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