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9800

9800形

2004.1.17/2011.10.30

国内では珍しいマレー機ですが、2004年にマイクロエースから2タイプ発売されています。現在に至るまで、Nゲージ製品では競合品がありません。
9800の発売により、ひとまずマイクロエースの蒸機シリーズは全形式が出揃ったようで、その後は既存形式のバリエーション追加や仕様変更による再生産に移っていきました。

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横から

競作になっているものがありません。参考までに米国の2-6-6-2を並べましたが、あまりに長さの違いが…。

9812 側面 9800型
9812マレー式・標準型
(拡大写真)
9801 側面 9800型
9801マレー式・エプロン付
(拡大写真)

C&O 2-6-6-2側面

参考:C&O 2-6-6-2 クラスH-4(バックマン) (拡大写真)

9800は大きく見えますが、実際の大きさはC57とほぼ同じです。ボイラー部に比べてテンダーがバランス的に小さく見える機関車です。
既存のターンテーブルや鉄道施設で扱えるサイズにしなければならないなど、全長の制約はあったのでしょう。
少し前の9020形も、冗談のような寸詰まりのテンダーが与えられています。ご存知ない方、ご覧になるときっと笑ってしまいますよ。

写真の2-6-6-2(C&O H-4)はバックマン製で、海外の方が贈ってくださったものです。DCCですがDC(アナログ)でも使えます。ちゃんとR280を通過します。 米国型もここで色々やってみたいのですが、私の知識不足の問題で今のところ手が回りません。

前後から

標準型前面 エプロン付前面 標準型後部 エプロン付後部
9812(標準型)
(拡大写真)
9801(エプロン付)
(拡大写真)
9812(標準型)
(拡大写真)
9801(エプロン付)
(拡大写真)

前面のボイラーの下に見えるパイピングのようなものは、前方の台車からボイラー内に引き込まれている集電用のリード線です。
実物もそうですが、テンダーが低いので、9812では後部からモーターが少し見えます。

上から

9812 上から9812(標準型)
9801 上から9801(エプロン付)

編成の様子

他に比べるものがないので、ふだん登場の機会がないものを並べてみました。

9800(マイクロエース)

9800(マイクロエース)

8100(ワールド工芸) テンダーの様子が似ているということで。しかし、9800に比べるとずいぶん小さい機関車です。

8100(ワールド工芸)

9200(ワールド工芸) 大コン。コンバージョンキットを除けば、ワールド工芸唯一のD型蒸機です。

9200(ワールド工芸)

模型の9800はボイラー中心を2mmくらい下げられると格好良さそうですが、今となってはおいそれと改造できません。
この形式が製品化されたこと自体が奇跡といいましょうか…。

余談ですが、8100/9200のキットは下廻りの調整が難しいものでして、実力の届かなかった私はあやうく放棄しそうになりました。あまり工作に苦労したくないという方は、メーカー完成品をお探しになったほうが精神的に楽かと思います。ただスムーズな走り装置を作り上げるのがいかに難しいことか、色々学びました。大手メーカーの量産品が安定した性能を出しているのは、当たり前のように見えますが素晴らしいことです。


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