2003.12.20/2023.4.22
C1という軸配置の機関車です。バックのほうが調子良かったと聞きます。明治時代に大量に生産されたものの、現在生き残っているものはほとんどありませんが、動態保存機が存在するのは奇跡的なことです。
自走するものとしては河合商会の製品が唯一のものでしたが、2013年にトーマモデルワークスからトータルキットが発売され、話題となりました。
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何タイプも発売されているので、2120形を並べてみました。
同じ2120形でも、空制化の前後や個体差により様々なものがあります。
河合商会 2120タイプ | 河合商会 2120タイプ (拡大写真) |
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河合商会 真鍮ボデー 2120 | 河合商会 真鍮ボデー 2120 (拡大写真) |
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トーマモデルワークス 2120形〔原型〕 | トーマモデルワークス 2120形〔原型〕 (拡大写真) |
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トーマモデルワークス 2120形〔空制〕 | トーマモデルワークス 2120形〔空制〕 (拡大写真) |
現在発売されている製品の長さはほぼ同じです。
河合商会にはこのほかにもプラ製品があります。砂箱や煙突形状などの違いであり、全体のサイズは同じです。
「真鍮ボデー」は金属ボディーで、キットと完成品がありました。写真は完成品です。ノース・ブリティッシュ社製の製造初期の姿とのことです。
トーマモデルワークスには2013年のキット製品と2018年の完成品があり、両者は別物です。
完成品の商品名は単に「B6 2120形」ですが、ここでは区別のうえで〔空制〕と付記しました。2221号機を参考にデザインされているとのことです(商品としては特定機ではなく、2221号機に限定された姿ではありません)。
河合商会 2120タイプ (拡大写真) |
河合商会 真鍮ボデー (拡大写真) |
トーマモデルワークス 〔原型〕 (拡大写真) |
トーマモデルワークス 〔空制〕 (拡大写真) |
前から見ると幅に多少の違いがあり、河合商会のほうがトーマモデルワークスよりも広めになっています。モーターを収める都合のようです。
河合商会のプラ製品と「真鍮ボデー」の動力ユニットは同じもので、肉厚のあるプラ製品の幅のほうが広くなっています。
河合商会 2120タイプ (拡大写真) |
河合商会 真鍮ボデー (拡大写真) |
トーマモデルワークス 〔原型〕 (拡大写真) |
トーマモデルワークス 〔空制〕 (拡大写真) |
河合商会とトーマモデルワークスの車幅の違いがよくわかります。トーマモデルワークスの〔空制〕は高屋根です。
河合商会のプラ製品には全部で4タイプありますが、後姿はすべて同じです。
河合商会 2120タイプ | 河合商会 2120タイプ |
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河合商会 真鍮ボデー 2120 | 河合商会 真鍮ボデー 2120 |
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トーマモデルワークス 2120形〔原型〕 | トーマモデルワークス 2120形〔原型〕 |
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トーマモデルワークス 2120形〔空制〕 | トーマモデルワークス 2120形〔空制〕 |
長さはほぼ同じで、少し幅に違いがあるのがわかります。
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