ロッド類の名称

下廻りの各種ロッド類の名称は、WEB上には意外と掲載が少ないので、お探しの方のためにここにも載せておきました。

各種模型・キットの取り扱い説明書等で、私がよく目にする呼称にしてありますから、蒸気機関車の正式呼称としては必ずしも適切ではないかもしれません。漢字名称、カタカナ名称の使い分けも揃っていません。
ほかにも色々な呼び方があります(例:連結棒=コネクティングロッド、ラジアスロッド=心向棒、など)


ロッド

ピストンの水平運動を、動輪の回転運動に変える仕掛けです。

ロッド類の名称

バルブギヤー(弁装置)

速度調整や進行方向の切り替えを行う仕掛けです。
動輪の動きに逆転機の位置とクロスヘッドの動きを合成し、シリンダー内に蒸気を送り込む滑り弁を巧妙に動かして、蒸気の吸気・排気タイミングを調整します。

バルブギヤー

ラジアスロッドは逆転機の操作により、加減リンクの中を上下に動いて角度が変わります。前進時は右端が下がっており、後退時は右端が上がっています。水平なら、車でいうニュートラルです。多くの電気式の小型模型では、ラジアスロッドは水平に固定されたまま動きません。
なお、最近までワールド工芸の機関車は、加減リンクも固定されており、エキセントリックロッドだけ左右に動く面白い作りになっていました。

KATOのC11・D51では、合併テコと結びリンクが省略されていますが、トミックスの旧C57では合併テコだけがついており、結びリンクは省略されていました。

この程度の名称を知っておけば、模型の修理やキット組み立てには十分役に立つと思います。
実物の作動の様子については、「蒸気機関車メカニズム図鑑」(グランプリ出版)などの本をご覧ください。模型の動きはかなり簡略化されていますが、実物の動きは本当に面白いものです。


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