Nゲージ蒸気機関車>メモ>2017.5.13
2017.5.13
昨年(2016年)に発売された、ワールド工芸2つめのC54キットです。前回は2014年の「C54 従台車原型仕様」でした(2015年にも再生産されています)。今回の17号機も従台車原型仕様です。
完成までにかかった時間は、塗装の乾燥待ちを除き、約30時間でした。あまりうまくできなかったところもあり、少々悔しいです。
ただキットそのものは大変組み立てやすく、本来難しいところは特にないと思います。前回同様、機関部上廻りの組み立てには、手順の番号が記されているので楽でした。
最近のシリーズだけあって、ボイラー、ランボード、キャブのまとめやすさなど、キット製品としての完成度は、同社でも最高クラスではないかと思います。C54が発売されてから、同社公式サイトのトップイメージがC51からC54に変わりましたから(おっと現在はEF58)、メーカーとしても自信作なのではないかと思います。
デフの上部ステーがない姿です。ただしボイラーには前回の取り付け穴が開いたままなので、自分で埋めます。
キャブ前面のひさしは長短2種が付属しています。前回はあらかじめ丸みが付けられていたのですが、今回は省略されてしまいました。
ヘッドライトは大型です。ほかキャブ側面に大型のクレーンフックが付き、給水温め器から逆止弁への配管の取り回しが異なるあたりが、前回のキットとの違いです。
晩年に近い姿とのことで、いつもよりもつや消し度合いを上げて塗りました(自分ルールです。でも3回に1回ぐらいは思ったようなツヤにならないので、まあ適当といえば適当です…)。
付属のナンバープレートは前回のキットと同じもので、1枚のエッチング板に1号機から17号機までの全ナンバーがずらりと並んでいます。それぞれ形式なし4枚・形式付き4枚ずつが付属しています。
このキットの動輪の輪心はプラ製ですが、次に予告されているC53・C55ではダイキャスト製の輪心になるそうで、もしかしたらスポーク動輪のプラ輪心はこのキットが最後かもしれません。