Nゲージ蒸気機関車2013年のメモ>2013.3.30(C58 2013年再生産)

C58 2013年再生産

前回の再生産から7年たち、急行「大雪」セットの発売に合わせて再生産されました。
もうKATOの旧系列である1/140蒸機も、少しずつ紙箱の入門セットに軸足を移しておりますが、C58は今でも単品オンリー(※)で生き残っています。

※「ラウンドハウス」ブランドなら「パレオエクスプレスタイプ」セットもあり、再生産までされています。


全体

先輪を除き、外見は前回の再生産と変わりません。
オーバースケールとはいえ似ている部分もあり、やはり無理のある部分もあります。

C58 2013年再生産

先輪

前回の2006年頃は、ローフランジ車輪をめぐって試行錯誤がみられた時期で、C58もその渦中にありました。
今回は1/140蒸機標準の先輪に変更されています。

2006年製品
2006年製品(初回出荷)
ローフランジ先輪が採用されていました。逆にタイヤは現在より厚め(直径方向)です。
2013年製品
2013年製品
現在はフランジがやや高くなり、代わりにタイヤが薄くなっています。

このようにフランジだけでなく車輪の形状自体が違うので、前から見ると、どちらがどうとはわからないと思います。

2006年製品
2006年製品(初回出荷)
ローフランジ+厚型タイヤ
2013年製品
2013年製品
標準フランジ+薄型タイヤ

現在の標準フランジ先輪は、フランジの厚み(車軸方向)も薄くなっています。
この角度から見ると、かえってローフランジ先輪よりもフランジがすっきりして見えます。

ただしこれは拡大写真での話で、肉眼ではほとんど違いがわからないかと思います。

現在ではサイズの面で1/150シリーズとの逆転現象が起きていますが、新たな復活機も準備されていることですし、そのうちリニューアルもあるかもしれません。


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