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C61 その2

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フロント周辺

ワールド工芸 前方 ワールド工芸 九州型 前方
ワールド工芸 C61(旧)
この頃の製品にはフロントの傾斜部にステップ表現がありませんでした。
※ライトはキット付属のものではありません。
ワールド工芸 C61(旧)九州型
空気作用管とランボード白線の金属板が付属しています。これを使うと簡単に白線が表現できますが、ちょっと幅が広いようで少々オーバーな感じになります。
ワールド工芸(新)東北形Aタイプ ワールド工芸(新)東北形Bタイプ
ワールド工芸 C61(新)東北形Aタイプ
煙突脇に小型デフが付いた姿です。旧製品に比べると、デッキ傾斜部のステップ、デフ裏の補強リブなど表現はかなり向上しています。
ワールド工芸 C61(新)東北形Bタイプ
煙突デフがないものです。なおABタイプともにスノープローも付属しています。スノープローを付けるときはデッキのステップは付けられません。
マイクロエース 東北型重装備・初回 前方 マイクロエース 九州型初期タイプ 前方
マイクロエース C61 20 東北型重装備(初回)
マイクロエースの中期の仕様で首付きライトです。ナンバープレートの金文字は、現在の製品に比べるとずっと鮮明です。デザインはともかく、製品の作りは悪くなかったと思います。
マイクロエース C61 6 九州型初期タイプ
副灯とスノープローがない姿です。顔つきは特にC61というわけではありませんが、マイクロエース共通というような顔なので見慣れた感じです。ランボードの白線は細くきれいに入れられています。
マイクロエース 特急はつかり 前方 マイクロエース 東北型重装備・改良品
マイクロエース C61 11 特急はつかり
少しあとになって発売されたもので、黒色車輪になり、副灯に銀が入りました。空気作用管にも色入れされています。
マイクロエース C61 20 東北型重装備・改良品
2011年に実機の復活にあやかって再生産されたもの。ただし復活機の仕様ではありません。付属のヘッドマークの青色が濃くなりました。
やえもんデザイン 東北タイプ やえもんデザイン 九州タイプ
やえもんデザイン C61 東北タイプ
煙室扉は開閉可能です。扉や標識灯の非常に細い取っ手が実際に浮いているなど、細かさは驚異的です。
やえもんデザイン C61 九州タイプ
C61の初期のナンバーは数字が一回り大きいのですが、付属のナンバーもちゃんとそうなっており、ナンバーによって大きさが違います。
トミックス
トミックス C61 20
給水温め器のキセは、ヘッドマーク取り付け穴の付いたパーツに交換可能です。ライトは煙突を回して消灯できるKATO方式です。副灯にはレンズ、外枠とも銀が入っています。

おまけ

マイクロエースの特急はつかりセットのスハフ43です。

スハフ43 後部 スハフ43 側面

機関車に比べると各部の金型精度が低くてちょっとヨレってますが、この当時行き先まで印刷済みだったのは斬新でした。文字が巨大仕様ですが老眼には優しいです。

キャブ周辺

ワールド工芸(旧) キャブ ワールド工芸(旧)九州型 キャブ
ワールド工芸(旧)C61
薄い金属製のためすっきりしたキャブです。この頃から分配弁はついていましたが、その周辺の配管は表現されていませんでした。バックプレートもまだありません。また、テンダー妻板は平面で後退角はありません。
ワールド工芸(旧)C61九州型
少し新しい仕様なので、キャブ下の配管がエッチング部品で表現されています。テンダードライブの強みで九州型の解放ドアが表現されていて、バックプレートもついています。
ワールド工芸(新)東北形 キャブ
ワールド工芸(新)東北形
発電機の配管も標準装備になりました。キャブ内の床が2段式になり、ストーカーが装備されているという変化もあります。テンダー前面には後退角がつきました。
マイクロエース 九州型キャブ マイクロエース 特急はつかり キャブ
マイクロエース C61 6 九州型初期タイプ
全体的のバランスはともかく、キャブはマイクロエースにありがちな上下の伸長を感じず、特別変ではないと思います。キャブ下の配管は適度な密度です。
マイクロエース C61 11 特急はつかり
これらの従台車はD61の流用ですが、その位置はかなり後ろになっており違和感があります。ときどき改造の対象になっています。
マイクロエース 東北型重装備・改良品 キャブ やえもんデザイン 九州タイプ キャブ
マイクロエース C61 20 東北型重装備・改良品
形は今までの製品と変わりません。区名差しなどの印刷が追加されています。
やえもんデザイン 九州タイプ
キャブ側面のディテールは比較的あっさりしていますが、キャブ下には複雑な分配弁ブロックやストーカーエンジンがロストで表現されています。
トミックス キャブ
トミックス C61 20
キャブ側面の印刷がにぎやかです。キャブ下の配管の様子もうまく作られています。ただ茶色の窓枠まわりの表現は微妙な気がします。

ドーム前後

ワールド工芸 ボイラー上部 ワールド工芸 東北形
ドームの形はきれいです。空気作用管は取り付け高さの違いに対応して2種付属しています。
マイクロエース ボイラー上部

マイクロエース
ドームの厚みが少ないこともあり、丸みが少なく直線的です。ただ、似たドームを持つ同社のD51に比べれば少し良くなりました。

やえもんデザイン ボイラー上部

やえもんデザイン
ドーム本体のほか、上部のハッチや砂撒管など付帯部品がすべてロストの別パーツです。なおボイラー上のリベット列はかなり細かく表現されています。

トミックス ボイラー上部

トミックス
以前の製品にはドームの形がもうちょいなものもありましたが、今回はバッチリです。

テンダー

ワールド工芸(旧)

ワールド工芸(旧) テンダー ワールド工芸(旧)
旧製品は実物より長めになっていました(しかしこの作例の組み立てはひどい…。すみません)。この頃の動力ユニットは今よりも大きなモーターが使われたものでしたが、組み立て済みだったので確実に走りはしました。

ワールド工芸(新)

ワールド工芸(新) テンダー ワールド工芸(新)
現製品では高精度ギヤ採用の動力ユニットに変更され、長さや形状が正しくなりました。

マイクロエース

マイクロエース テンダー マイクロエース
高さが実物より2mm以上高いことも関係し、全長がとても短く見えます。あと、後部の斜めのラインがちょっとゆるすぎないでしょうか。

やえもんデザイン

やえもんデザイン(九州タイプ) テンダー やえもんデザイン
これは九州タイプということで、前側に寄った増炭枠が付いています。その木目がとても細かいです。
なお内部にはストーカーに向かって傾斜している底板もあります。

トミックス

トミックス テンダー トミックス
復活直後ではなく、増炭板の後部が延長されたあとの姿です。後部ライトは後退時に点灯します。レンズの付いたダミーのテールライトは、20号機の実物どおり片側に寄っています。

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