Nゲージ蒸気機関車>メモ>2006.11.5(コキ10000/コキフ10000)
コキ10000といえば昔から出ているKATOの低価格アイテムが有名ですが、このたびトミックスからも発売されたので比べてみました。またあまり目立ちませんが、「北海ライナー」としてマイクロエースからも発売されています。
コキ10000
KATO (拡大写真) 5個積みのつながったコンテナです。40年前の発売時と大して変わらない外観で、値段も500円です。 |
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マイクロエース (拡大写真) コンテナは4個積みで、出荷時は6001から6027までの連続番号です。 |
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トミックス (拡大写真) コンテナは4個積みです。素人目にも車体が反っている製品があるのが気になるところです。 |
コキフ10000
KATO (拡大写真) 4個積みの連結コンテナです。側面窓はかなり前からはめ込みになっています。 |
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マイクロエース (拡大写真) テールライトが点灯します。 |
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トミックス (拡大写真) テールライトが点灯します。ブレーキハンドルや前方手すりは別パーツです。 |
KATOとマイクロエースは銀屋根、トミックスは青屋根です。KATOのコキフは、昔は車掌室とコンテナがつながっていました。
KATO |
マイクロエース |
トミックス |
KATOは他社に比べ車体の幅が少し広めです(コンテナの幅は同じ)。窓の大きさなどは三社でかなり相違があります。
(トミックスは別パーツでブレーキハンドルがつきますが、この写真は取り付け前のものです)
KATO KATO |
マイクロエース マイクロエース |
トミックス トミックス |
コキフ10000
KATO |
マイクロエース |
トミックス |
KATO |
マイクロエース |
トミックス |
コキ10000
KATO |
マイクロエース |
トミックス |
この中ではトミックスの手すりが一番細く見えます。
KATOの製品も、かつてはスケールモデルとしての位置付けだったのですが、現在においては入門アイテムか、工作の素材として捉えられていることが多いようです。リニューアルを望む声が多い一方で、この低価格素材がなくなってしまうことを惜しむ声も根強くありました。
今回トミックスから発売されたことは、新製品が欲しかった人にも、旧製品に残って欲しかった人にも喜ばれたかもしれません。初回品には車体が少し反っているものがありましたが、その後改善されています。
マイクロエースの「北海ライナー」は、発売当初、Nゲージで最も高い貨車(セット)だったかもしれません。7両で17,800円です。KATOで似た編成を揃えるとたった¥3,600、浮いたお金で機関車が買えてしまうので、多少形が古くてもガマンできるかもしれません。
古いKATOのEF70と、トミックスの最新製品の組み合わせです。