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2007.4.21
KATO U.S.A.が2006年をもって20周年ということで作成された、記念塗装の製品です。上の写真で向こうに写っているのは、前回品(2002年)です。
(拡大写真) |
塗装を除けば、全体の作りは前回2002年の製品に順じますが、今回は細かいハンドレールやベルなどの付属部品が、すべてメーカー取り付け済みとなっています。ピンセット片手に苦戦した方も多かっただけに、これは朗報です。それでいて値段は前回と同じです。
ちなみに、これはMade in Japanです。
車番はKATO U.S.A.創業年にちなんだ1986となっており、テンダーには1986-2006の表記と、KATOロゴが印刷されています。なお、製品番号も126-2006となっており、20周年を意識したものになっています。 |
前方カプラーは手前に引き抜き、付属の重連用カプラーと交換することができます。重連用カプラーは以前はアーノルド型でしたが、今回はナックルカプラーと連結可能なものになっています。 | 重連用カプラーは、カウ・キャッチャーの上の隙間を通って、先台車に固定される台車マウント式になっています。 |
日米のMikado同士です。手前は天賞堂のD51です。
Heavy Mikadoのシリーズも最初に発売されてはや10年です。ボイラーが太い大型蒸機だから実現できたスペックも多いのですが、同じKATOでも、国内向けと海外向けの気合の違いを見せ付けられました。