1/220の「みにちゅあーと プチ」シリーズです。小さくて短時間で作れそうだったので、会社帰りに買ってきました。
いつものように、レーザーカットされた厚紙を接着して作るものです。ケガキの必要がなく切り離しも楽なので、手作業の紙工作に比べれば相当に簡単です。
難しいのは面積の大きい部品の張り合わせではないかと思います。先に塗った接着剤が乾いてきてしまいますし、曲がって貼り付いてしまうとやり直しができません。
[1] 主な部品はこげ茶色の外壁、グレーの屋根・基礎、クリームの窓枠です。手前のは屋根に貼り重ねるトタン模様の屋根シートです。これのみ定規を当てて切り抜きが必要です。 |
[2] お店にはこのシリーズが相当売られていましたが、実は買う人はあまりいないのかも。長期在庫しているらしく、一部が店内照明で退色していました。 |
[3] 主な壁を貼り合わせたところです。 少し多めに接着剤を塗ったほうが位置決めはしやすいですが、部品が湿って反りやすくなります。 |
[4] 壁を組み合わせて全体を形作ります。下の端には灰色の基礎が付きます。手前の小屋の部分のみ床板があるため、窓ガラスを貼っておきました。あとで屋根を貼ると完全に閉じてしまうからです。 |
[5] 今のところC62が入ればOKです。 このC62は1/220と書かれていますが、厳密なものではなく少し大きいようです。日本型ZゲージはまだNゲージの初期と同じくおおらかなもので、このままゆったりと進化していくのもいいような気がします。 |
[6] 屋根を取り付けたところ。このあと屋根シートを切り抜いて折り曲げ、接着剤を手早くヘラで伸ばして貼り付けます。 あとはてっぺんの煙抜きの小屋根と煙突を付けるだけです。 |
未塗装どうしで比べると、プラキットの組み立てとあまり手間が変わりません。
さんけい製品は以前も組み立てたことがあるので、ホワイト・アルバムをA〜D面まで聴く間に終わりました(古くてすみません。I Willなんかいいですわ)。
写真だと大きく見えますが、実際はNゲージの小型駅舎程度です。この比べ方では一層わかりませんが。 |
手前は天賞堂のC62(Z)です。 |
転車台も欲しくなりますね。しかしNゲージでも商品が出るのに相当かかりましたし、当分は個人の工夫の範囲内です。 |
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線路はロクハンです。良い品です。ただフィーダー差込部のカバーが落ちやすいのは改良してほしいです。気が付けばなくなっていたりします。 |
日本型Zゲージもここ1年で急速に充実してきました。
Nゲージでもなかなか難しい、余裕のある曲線や長い直線を列車がゆったり走る風景が、Zゲージなら作りやすそうに見えます。でもこの文のNをHOに、ZをNに置き換えても同じ意味になりますね。