Nゲージ蒸気機関車2013年のメモ>2013.5.4

C11に重連用ナックルカプラーを取り付け

古い製品であるC11の重連用カプラー(先台車取り付け)は、アーノルド形のみ付属しています。
C58などに付属の重連用カトーカプラーを取り付けるには、根元の厚み調整だけですみますが、最近の重連用ナックルカプラーを取り付けるにはどうしても加工がいるようです。


取り付け加工

重連用ナックルカプラーは、C62 2号機に付属しているものを使いました。
D51標準型に付属のものもほとんど同じ形なので、使えると思います。

先台車とカプラー
[1] 先台車を外しました。写真中央が付属の重連用カプラー、左がC62の重連用ナックルカプラーです。この2つのカプラーを合成しました。
C58の重連用カプラー
[2] ちょっと余談ですが、右がC58付属の重連用カトーカプラーです。これをC11に流用するには、根元の取り付け部にプラ板などを挟んで、厚みを揃える必要があります。C11とC58では先台車の厚みが違うのですね。
少し削りました
[3] さて、C11に付属の重連用カプラーは、補強用の柄を残してカットしました。この上に重連用ナックルカプラーを重ねて接着することにしました。互いに少し削って全体が密着するようにしました。
接着しにくい材質のため、少しでも強度をということでこのようにしました。
位置は少し前のほうがよいようです。ここが端梁に当たったので削りました。
[4] ゴム系接着剤で接着し、さらに瞬間接着剤を少し流して固めました。この過程で一時的にゴム系が溶けて接着力が失われるので要注意です。
しかし、もう少々前に出して重ねたほうがよかったです。ナックル後部が端梁に当たってしまい、少し削ることになりました。
スタンダードゲージ
[5] 先台車に取り付けると、少し前が下がってしまったのですが、高さは大体合ったのでまあいいことにしました。
KATOカプラー
[6] KATOカプラーとはこんな具合になりました。大丈夫のようです。
車輪押さえに直接接着する方法

ちょっとやってみる程度なら、元の車輪押さえに重連用ナックルカプラーを直接接着してやるだけでも大丈夫かと思います。

ほか、ダミーカプラーの内側を削って、簡易的にマグネ・マティックカプラーと連結する方法など、色々あります。

完成

完了

客車と連結

少しぐらいデカくても、やっぱり汽車はいいです(少しぐらいではありませんけど)。


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