Nゲージ蒸気機関車2018年のメモ>2018.6.6

スハ32系(スハフ32)

プラキットでは古くから発売されていましたが、今ではトミックスやKATOからも製品化され、揃えやすくなりました。
単品の形で発売されているのもありがたいです。


全体

スハフ32を並べてみました。グリーンマックスのみスハ32です(参考まで)。

グリーンマックス スハ32
GM スハ32

グリーンマックス スハ32
(拡大写真)

昔から発売されていたキットです。これは床下機器がプラ製の別パーツになってからの製品です。

MODEMO スハフ32
モデモ スハフ32

MODEMO スハフ32
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中村精密のキットを基本に座席などを加え、完成品として発売されたものです。これは最初期に発売された単品です。

トミックス スハフ32
トミックス スハフ32

トミックス スハフ32
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オハ61系に続き、2009年に発売されました。この年の後半に発売されたC57 135にも似合いました。

マイクロエース スハフ32
マイクロエース スハフ32

マイクロエース スハフ32
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JR日本イベント客車3両セットに含まれていたものです。ドア廻りの様子など、同社の旧型客車の中ではうまくできていると思います。

KATO スハフ32
KATO スハフ32

KATO スハフ32
(拡大写真)

この中では最後に発売された単品です。C57 1次形とほぼ同時の発売でした。

オリジナルはすべてアーノルドカプラーです。
グリーンマックスのキットには座席がないので、上の写真ではプラ板で簡単に作ったものを付けてあります。

妻面

実物では幅が絞られた車端や、引っ込んだドアが印象的です。

GM スハ32 MODEMO
グリーンマックス(スハ32) MODEMO
トミックス マイクロエース KATO
トミックス マイクロエース KATO

トミックス製品のドアは別売の交換用ドアセットに交換可能です。TNカプラーも装着できます。その代わり(かどうかわかりませんが)、他社に比べ車幅の絞りは少なめで、ドアも浅めのようです。
なおトミックス製品には、他に最後部用のダミーカプラーと、解放てこ付きの端梁も付属しています。

マイクロエースはオハ61系などでドアが非常に浅かったのですが、スハフ32ではよい感じになっていると思います。

屋根

グリーンマックス

グリーンマックス(スハ32)
ベンチレーターが改良されたあとのキットです。
ごく初期のGM製品ではベンチレーターがもっと分厚く、その側面にディテールがありませんでした。

MODEMO

MODEMO
MODEMOのスハ32系には他社にはないダブルルーフもあり、重宝します。

トミックス

トミックス
屋根のグレーが最も暗く、色調的に重厚な感じです。

マイクロエース

マイクロエース

KATO

KATO

上の写真ではガラスが反射してよくわかりませんが、トミックスとマイクロエースの座席の色は青色、KATOは明るい茶色、MODEMOはクリーム色といった感じです。

台車

グリーンマックス

グリーンマックス(スハ32)

MODEMO

MODEMO

トミックス

トミックス

マイクロエース

マイクロエース

KATO

KATO

トミックス・マイクロエース・KATOの車輪はいわゆる黒色車輪です。
これらはテールライトが点灯するため、台車にそれぞれの集電板が付いているのが見えます(KATOはリン青銅の色が角度によっては目立つのでよくわかります)。

床下

グリーンマックス

グリーンマックス(スハ32)

MODEMO

MODEMO

トミックス

トミックス

マイクロエース

マイクロエース

KATO

KATO

スハ32系には、国鉄蒸機の最期まで乗る機会が時々ありましたが、併結されていたオハ35などに比べひときわ古い感じがして、実はあまり積極的に乗りませんでした。同じ乗車料金を払ってこの違いはないだろう、という感じでして(今なら真っ先に乗るかもしれませんが…)。
天井の暗い明りや、地下鉄銀座線のにおいに何となく似た、かすかに油っぽい車内のにおいを思い出します。

トミックスとKATO

左:トミックス
右:KATO


●掲載した模型について
・グリーンマックス 115 スハ32 2両セット
・MODEMO NS4 スハフ32
・トミックス 8525 国鉄客車 スハフ32形
・マイクロエース A-6981 スエ78 スハフ32 オハニ36 JR東日本イベント客車3両セット
・KATO 5257 スハフ32


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