Nゲージ蒸気機関車2018年のメモ>2018.6.25

日車Cタンク新動力(トーマモデルワークス) 組み立て調整メモ

日車Cタンク新動力組み立て中

新動力キットを3つ組み立てたところで、ここまでの調整ポイントを自分用にメモしたものです。
たぶん、次に組み立てるまでに時間が空くと忘れてしまいますので。
一般的な内容ではなく申し訳ありません。


ギヤ軸受けの開き止めを追加しておいた

ギヤボックスのスペーサー

調整中、2個のアイドラーギヤの軸受けとなるA3部品が左右に開いてしまい、ギヤが外れることがあったので、A3の外側とフレームの間に厚さ0.5mmのプラ板を接着して開き止めにしています。

ほか、何となく車輪の連動が渋いときは、このA3部品(ギヤ軸受け)のネジを緩めて締め直したり、まっすぐになるように角度を調整したりすると、改善することがあります(スペース的にネジ1本で留まっているので向きが変わりやすいのです)。

ウォームの取り付け向きにより、スムーズに走る方向が決まった

ウォームは一見対称形ですが、モーターへの取り付け方向により、車両がよく走る方向が決まってしまう傾向がありました。
これは最初の記事に一度書いたのですが、当初は検証が足りなかったので、いったん消していました。

ウォームの向き

たとえば、前進は静かでスムーズに走るのに、後退は音が大きくて振動が出やすいということが起きるかと思います。ここでウォームを逆向きにすると、今度は後退がスムーズになり、前進が悪くなるという症状です。
慣らしを続けていると、その差は目立たなくなることがありますが、完全解消には至りません。具合が悪い方向にスロー走行してみると、一定周期ごとにギヤが引っ掛かるような動きをし、車体が微妙に上下動することもあります。

色々試したのですが、どうもウォームそのものに順目・逆目のような方向があるような気がしました。回転方向によって摩擦が異なるとか、らせん状の山の両面で歯当たりに違いがあるような印象です。
ウォームの製作時に刃物で切削するのでしょうから、多少の方向性は出そうですが、顕著に結果に表れることがあるのかもしれません。

どちらかといえば前進がスムーズなほうが使いやすいので(両方よいのが一番ですが)、私はウォームの接着剤が硬化する前に走行テストをし、前進がだめならすぐウォームをひっくり返していました。
一方向に限れば、走行の良し悪しはまずこのウォームの取り付け方向によって決まり、それ以外を調整しても取り戻すことができませんでした。

ウォームの噛み合わせは、まずは深めに

この動力ユニットはワールド工芸に比べてギヤが細かいので、ワールド工芸と同じイメージで噛み合わせを調整すると、広すぎて具合が悪くなります。音や振動がひどくなったり、噛み合わせが完全に外れたりします。
噛み合わせ不調と思われるときは、まず噛み合わせをいっぱいに深くしてみて、そこから調整したほうが有利に進むような気がしました。
同じモーターの取り付け位置でも、モーターが少し前に傾いていると、ウォームが後ろに離れて噛み合わせが浅くなったりします。

集電ブラシ

私は集電ブラシを機能させず、ただ車輪の揺れ止めとして付けているだけですが、一応説明書通りに要所の着色をはがしておいたほうがよいようです。
というのは、ブラシを引き起こしたつもりがなくても、ブラシが若干浮いて車輪に接触していることがあります。このとき着色を落としていないと単なる抵抗物になってしまうので、それならばせめて接触時は通電機能を発揮したほうがよい、という程度です。

クロスヘッドピンのカシメ

ヤットコに部品を置く
ヤットコでぎゅっと挟む

カシメはヤットコでもできます。単なる慣れかと思いますが、私は万力よりもヤットコやペンチでカシメをしたことのほうが多いです。
ヤットコの根元のほうに両面テープを貼ってピンを貼り付け、そこにクロスヘッドとメインロッドを通してぴったり重ね、「いい具合に」ぎゅっと―じわりと―力を入れます。
メインロッドを左右に動かしながら徐々に力を入れて、ロッドが左右に動かなくなる感じがあれば完了です。

平行に圧迫できない点で気持ち悪いかもしれませんが、万力と違って力加減が直接手に伝わるので、自分にとっては具合がわかりやすいのだろうと思います。しかし、ヤットコでは「最初の位置からn回回せばOK」みたいな定量化はできませんね。そういうのは万力のほうがよいと思います。

今のところ以上です。組み立てやすく短時間でできるキットです。組み立てる方それぞれ、問題も調整方法も変わってくると思います。


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