2007.9.4
元国鉄の貨物の車掌だった知人のAさん。いつものように貨物列車に乗務していた日暮れ時、尿意を催し我慢できなくなりました。あいにく乗っていたヨ5000にはトイレがありません。昨日のヨ8000にはあったのに…。いよいよのっぴきならなくなり、デッキに出てズボンを下ろしました。客車だって軌道に垂れ流しだった時代です。暗いし、走っていればわからないだろう…。

ところがその最中、なんということでしょう、列車の速度が急にどんどん遅くなってきたではありませんか。何事かと思いつつもバランスを保って立っているのが精一杯。一度出たものは引っ込む気配がありません。列車はみるみるうちに歩く早さより遅くなり、ついに止まってしまいました。が、あろうことに、そこはラッシュで大混雑している踏切の真ん中!

聞いているだけで逃げ出したくなったのですが、あなたならどうします?


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