権現台場
北海道函館市神山町にある。明治2(1869)年春、急造された四稜郭とあわせて
五稜郭の北方を防御する堡塁として、権現台場が築かれた。これは、東照権現
をまつる神社に築いてあった土塁を利用した台場である。四稜郭の隠し台場的役
割を持たされていたようである。明治2(1869)年5月、新政府軍の攻撃を受け陥落
した。現在は神社の境内になっており、一部それらしき土塁が残っている。
権現台場と四稜郭の古地図
下が権現台場
権現台場の現況
権現台場のものと思われる土塁
権現台場案内図