安政2(1855)年、土浦藩の土屋釆女正によって着工される。設計は勝海舟の手による。
星形に稜堡を配した砲台である。
明治28年に測量した際の天保山砲台 | 明治18年に測量した際の天保山砲台 |
明治初期の写真
(Noboさん、写真ありがとうございます♪)
北台場
安政2(1855)年頃、堺奉行によって築かれる。コの字形で、3つの砲座が備えてあった。その後、文久
3(1863)年に、彦根藩により方形に改築されている。
南台場
安政2(1855)年頃、堺奉行によって築かれる。いびつな平行四辺形であり、6つの砲座が備えてあっ
た。その後、文久3(1863)年に、彦根藩により稜堡式の砲台に改築され、慶応2(1866)年正月に完成
している。
明治28年に測量された地図に載っている
堺南台場
堺奉行によって造られた堺台場。左が南台場 で右側のコの字形が北台場 |
彦根藩により改築された際の堺南台場。陸側の側面2 方向には水堀が設けられていた。 |