和田岬砲台

 

兵庫県神戸市兵庫区和田岬町3にある。勝海舟の設計によるもので

文久3年(1863)4月に着工され、元治元年(1864)8月に

完成した。安政元年(1854)にロシアのプチャーチンが大阪港に

投錨したことに触発され整備された。この砲台の特徴は、石製堡塔

(ホトウと読む。塔型の砲台こと)を中心にその周囲に星稜型(星形

に配置された稜堡のこと)の土塁を築いたことである。実戦で用い

られることはなかった。 国指定の史跡になっており、堡塔が現存

している。

 

 

神戸古地図

神戸古地図

下の岬の先端にある、幾何学的な建造物が砲台である

 

和田岬台場

現存する、和田岬砲台の堡塔

 

和田岬台場の図

和田岬台場の図

中央にある丸い部分が、現存の堡塔である

 

和田岬砲台案内図

和田岬砲台案内図

 

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