　福島県の中通りでは唯一となる伝統のセーラー服です。かなり太めの白ラインが飾りとしてはっきりとしたアクセントとなっており、伝統校としての自信さえ直感的に感じることのできる、非常に主張の強いデザインです。カフスに微妙な絞りがあるのは同じ県内の原町高校と同じ。
　ポケットの学年ラインはこの制服で最大の特徴でしょう。１年生は１本、２年生は２本、３年生は３本のV字ラインが入り、生徒さんにとっては傍から見る以上に友達との連帯感を感じる大事なポイントではないかと思います。そういった点をどこでも同じような平成不況型ブレザーと比べていくと、この制服の素敵さがわかってくるんじゃないでしょうか。

　この制服にはもう１つおもしろい点が。メーカーの違いが理由と思われますが、明らかに異なる２種類のバリエーションが見られます。
　①スカーフ留めの刺繍が角ばった花文字で、襟などのラインの間隔が広い。
　②スカーフ留めの刺繍がやわらかい曲線的な字体で、襟などのラインの間隔が狭い。
ここまではっきりと異なっているのは珍しいですね。大きな刺繍で目立つので、すぐに気づきました。①のほうがやや多いかな。
　地元大学への進学が多く、地域に愛されている伝統校のようです。やや膝上～ミニ丈のスカートに黒ハイソが基本的な着こなしで、全体的な雰囲気はかなり落ち着いた感じです。

記事の中に「スカーフ留めにAH（？）」が、となっていますが、そのとおりです。Adachi Highの頭文字を取ったものです。冬服は上着部分が紺になり、当然ですが生地も冬用となります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（情報提供：安達高校卒業生の二本松少年隊さん）
　不明なポイントがはっきりしました。
　ありがとうございました(^^)/
　（2008年の投稿情報です）

比較的どうでもいいような話題なのですが…イラストではスカーフがきちんとつけられていますが、実際の通学風景を電車内などで見ますと、スカーフを外している子が多い感じです。校内へスカーフを外したまま入って行く子も見られ、折角の貴重なセーラー服なのに勿体無い感じがします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（情報提供：地元？のようちゃんさん）
　自分もスカーフつけてほしい派ですー。
　ありがとうございました(^^)/
　（2010年の投稿情報です）

＜福島県＞

県立安達高校