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★管理人評価★ |
とことんシンプルで抑制のきいたデザインは、やはり私立ならではの思い切りでしょう。襟は東京襟よりさらに小ぶり。特に背のほうは極めて浅く、最近の新型セーラーブラウスに近い感覚です。
リボンも相当に小さく目立たないものですが、結び方がおもしろいですね。襟の周りに回してるのではなく、よく見ると襟元に穴があいていて、そこに通しています。「くっついている」という感じ。その中でポケットの刺繍が大きく目立つのは、アピール力のあるワンポイントです。
清涼感のある、とても知的な制服は、県内でもトップクラスの進学校によく似合っています。
★観察記録★ |
先に経営者がおり、その理念に従って学校を設立…というのが普通の私立のイメージですが、高知大学附属の国立高校設置の夢が叶わず、それならばと有志の熱意が私立高校として結実したのが高知学芸高校。地元の声援のもとに50年の歴史を刻んできたすばらしく優秀な学校です。大学進学実績は全国的にも有名で、高知の人々の教育熱の結晶といえましょう。
ハイレベルな進学校ですから、着こなしはかなりきちんとしています。スカートは長め、白ハイソが規則とのこと。シンプルな制服に加えて真面目そうないでたちは、さっぱりとした清潔感に満ちています。
リボンに赤と紺があり、色違いが謎だったのですが、中学が赤、高校が紺だそうです(下記投稿記事参照)。
★投稿情報★ |
制服のリボンは中学がエンジで高校が紺です。 紺ハイソ主流と書いてありますが、白以外は校則で禁止されています。 (情報提供:高知学芸卒業生の高知さん) 手元の調査メモではソックスは紺主流になってたですが…記事直しました。 記憶違いか、それとも規則が変わったのかな? ご指摘、ありがとうございました(^^)/ |
★イラストについて★ |
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