<青森県>

県立五所川原高校


 PROFILE
学校名  ごしょがわら
所在地  青森県五所川原市
主な交通機関  JR五能線五所川原駅
冬服の特徴
  • 丸みのある黒の関東襟。
  • 襟にエンジの縁取り。
  • 袖口、ポケットにも縁取りライン。
  • 細長い帯のようなエンジのタイをネクタイ留めに通す。
  • 襟のコーナーには、マーク無し。
冬服のカラー
図解のとおり、エンジふちどりラインのふつうのデザイン。
夏服の特徴  冬服の身ごろをグレーにしたもの。ふちどり、ネクタイはエンジ。
      (情報提供:YUKIKOさん、学校OBのY.K.さん)
特記事項  生地は単なるサージではなく、ちょっと変わったタイプに見えました。
調査年  1998年ごろ
 学校公式HP  http://www.seihoku.asn.ed.jp/~h/

このデータは管理人が上記調査年に個人的に集めた情報ですので、現状では変更されている可能性があります制服の歴史、着こなし、学校の特色など、情報をお待ちしております。管理人へのメールまたは掲示板をご利用ください。
 管理人評価

 極めて個性的なセーラー服ですね。縁取りラインのセーラーというのはたまに見かけますが、ポケットや袖口まで縁取りになっているのがおもしろいし、帯のようなタイはほかに例を見ません。キレイなカーブを描く襟の形が、とてもかわいいです。
 好き嫌いが分かれると思うんですが、黒とエンジというのは意外とシックで良い配色です。津軽に五所川原ありと言った感じのモデルで、ここまで珍しいと文化財ですな。おまけに従来型のデザインでは本州最北端セーラーというおまけつき(前合わせ変形タイプも含めれば青森北高が最北)。絶対に残していきたい制服の1つです。

 観察記録

 3月上旬だったとは言えまだまだ雪深い津軽地方で、冬でもコートを着てないコがたくさんいる! これにはビビリました。寒くないのかな?
 校名からしてわかるとおり、ここは西津軽でいちばんの名門進学校。創立100周年を数える伝統校でもあります。それゆえ、生徒さんたちの雰囲気は、非常にマジメな印象。もともと派手な着崩しが似合わない制服なので、それに合わせてきちんと着られているようです。スカートは膝丈程度と長く、ソックスは白か黒のストッキングだそうです(投稿記事参照)。
 どうやら現在、青森県西部でセーラー服なのは、弘前聖愛とここだけらしいです。寒さに負けず頑張ってほしい制服ですね。

 投稿情報
スカートの丈はせいぜい膝が見える程度、ルーズソックスではなく普通の白い靴下が主流です(冬は黒のストッキング)。
 寒いときにはコートくらいは着ますが、コート代わりにジャージを着ることがあります。現在はモデルチェンジされてますが、女生徒は前のジャージ(紺地、左胸に校章)をセーラー服のうえに着ていることがありました。現実に私も、高校卒業後に後輩の女生徒の母親から譲ってくれないかと言われ、譲ったことがあります。
 こんな程度の情報が参考になれば幸いです。

                              (情報提供:卒業生のY.K.さん)

 管理人が確認したのはたまたま暖かい日だったんですね。
 ありがとうございました(^^)/
五所川原高校の卒業生です。私が在学中だったときは、五所川原農業高校(夏・冬)もセーラー服です。紺生地でネクタイみたいなエンジリボンでした。そういえば、前開きだったような気がする。
 ほかにも、冬服はブレザーなのに、夏服はセーラーという高校もありました。金木(かなぎ)高校だったかな? 黒いエリでクリーム色の生地でした。鶴田高校は同じく夏服のみで、水色のエリとタイ、生地は白です。
 この辺の高校は、冬はタイツを着用しています。

                              (情報提供:卒業生のAthlon7号機さん)

 残念ながら、五所川原農林や金木はMC済みです。
 ありがとうございました(^^)/
まず、冬服のネクタイは縫込み式で取り外しができません。中には取り外しができるように改造しているものもあります。
 生地についてコメントがありましたが、「直し屋さん」いわくには最高の生地を使っているそうです。この制服の弱点はクリーニングする度にエンジのラインまたはネクタイの色がさめていくところです。それは夏服についても同じです。またスカートの生地が薄めで、ヒダ山に擦り切れがよくできるところです。

                              (情報提供:地元のGal's Popさん)

 構造的にもいろいろ変わった点があるみたいですね。
 詳しい情報、ありがとうございました(^^)/
私の姉が五所川原高校出身です。私も今思うと変わった制服だったなあと思いますが、田舎にいる頃は普通に思っていました(笑)。
 この高校は西津軽で一番頭のいい学校なので真面目なコが多いですが、割と活発なコも多く、校則にそんなに口うるさくないので、スカート短いコも割といる気がします。が、やり過ぎみたいなコはあまりいないと思います。
 ここは上から被るタイプのセーラーで、昔まだセーラーの学校が多い頃は珍しかったです。殆どが前開きでした。昔は鶴田や農林の他に、もっと奥の鯵ヶ沢高校もセーラーで、冬は上も下もスカーフも紺で、ラインは一切ないセーラーでした。

                              (情報提供:地元のさえこさん)

 津軽には昔はセーラーが多かったという衝撃の事実…。
 ありがとうございました(^^)/
当時、在学中はセーラー服がダサい!と不満だったのに今見ると懐かしく五高らしさを感じます。
 母親も卒業生でこのセーラー服になった時のモデルになったそうです(長身一家ですから)。
 今の制服の由来は…昔は高校の制服はなく、中学時代のセーラー服をそれぞれ着ていたらしいです。そこで、統一するためにセーラーのラインをエンジ色に染め直す(併せて夏服は生地をネズミ色に)ことに。リメイクを前提にしたため、濃いエンジ色・ネズミ色の夏服になったそうです。
 人によってはセーラーのラインの数はさまざま。でもあのエンジ色で五所川原高校生だったんです!

                              (情報提供:卒業生のnaoさん)

 すごい! 貴重な制服の歴史に関する証言です。
 やっぱり伝統校の制服って特別なエピソードがあって素敵だな。
 ありがとうございました(^^)/
 (2010年の投稿情報です)
 イラストについて

 このイラストは3代目です。ようやくフツーな感じのイラストになりましたよ。縁取りは以外に描くの面倒です。

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