残念ながら、南砺総合高校福野高校との統合が決まってしまった模様。校舎も福野のほうを使うようで、井波は事実上の廃校……にしてしまっていいんでしょうか、在校生、卒業生の皆さん! たとえ統合が避けられないとしても、井波高校の名残を残すことはいくらでもできるはず。制服だって、両校のを夏と冬で残すなど、可能性はいくらでもあります。宮城の鼎が浦高校を見習って、思い出を守るための最後の努力をお願いします!
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★管理人評価★ |
昔から制服ファンの間では有名だった変形セーラーの名作。アニメやマンガではしばしば登場するこの形の襟、現実にはほとんど存在せず、ようやく新型制服で散見されるようになった程度です。そんな新しいセンスがクラシックなセーラー服のコンセプトの中に生かされていたのが井波高校の夏服で、今改めてみても完成度の高さに驚きを隠せません。宮崎女子のような九州の伝統校がMCしてしまったあとは、全国でもここにしかないという超のつく貴重なデザインになっています。
創立60年の重みを持つ学校ゆえ、今回の統合の被害をなんとか最小限に食い止めてほしいと願わざるを得ません。しかし、市場原理を単純に教育に適用するがごとき統廃合は、黙って認めていていいものなんでしょうかね。教育にかける金は最後の最後までけちるべきではないと思うんですが。
★観察記録★ |
ずいぶん複雑な校名ですが、もとは普通の井波高校。町村合併で南砺市ができたあと、2005年から市内4校の連携体制をとり、このような名称になったのだそうです。
井波は木彫り工芸が有名だそうで、しっとりとした文化的な香りのする町です。バス停に十二支の動物の木彫りがついていたのには感心。井波高校の生徒さんも素朴な感じで白ソックスにスニーカーが多く、派手な雰囲気はありませんでした。
福祉科を有し、地元への就職が多い地域密着型の学校なので、高岡などでもほとんど見ることができない幻の変形セーラーとなっています。
★投稿情報★ |
南砺総合高校井波高校の福祉科一期生です。久しぶりに母校の夏服を見て懐かしく思いました。 さて、少し気になったのですが、「前開きファスナー」と書いてありましたが、実際にはファスナーはなく、全てパッチン(←凹凸のボタン)で着用してました。他にも校章とホームの書いてあるバッチがあるのですが、左襟隅の方につけていました。 このセーラーは井波高校の卒業生がデザインしたものなんですよww (情報提供:井波高校卒業生のあいりさん) 記事訂正しました! すみません。 卒業生がデザインしたなんて、ますますすばらしいじゃないですか! それを変えてメーカーの出来合いモデルを導入する気ですかね…もったいない。 ありがとうございました(^^)/ (2009年の投稿情報です) |
あっちゃ〜な事態になりました。井波高校。統合した新高校は制服変更だそうです(T_T) どんな制服かはまだ分かりませんが、先生から聞いたのでほぼ確定だと思います。新校名は‘‘南砺福野’’高校に決定。ちなみに同時に平高校も制服変更及び、校名が‘‘南砺平’’高校に決定しました。ショックですね…。 (情報提供:地元の高校生の諒さん) ありゃー、MC決定ですか>< 平(福野と同デザイン)までMCとはひどすぎる。 これで富山県のまともなセーラーは2校だけになりそう…。 情報ありがとうございました(^^)/ (2009年の投稿情報です) |
南砺総合井波と南砺総合福野の統合校「南砺福野高校」の制服が公開されました。男女共に紺色ブレザー、男子はネクタイとグレーチェックのズボン、女子は濃いグレーのスカート、グレー系のリボン、ベスト(色は写真では分かりませんでした…)です。現行の冬服よりは結構いいんですけどね…(--;) 夏服もMC確定ですし、腑に落ちない感じはいなめません。 (情報提供:地元の高校生の諒さん) ひどいですね、またどこにでもあるブレザー…。 情報ありがとうございました(^^)/ (2009年の投稿情報です) |
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