<岩手県>

県立釜石高校


 PROFILE
学校名  かまいし
所在地  岩手県釜石市
主な交通機関  JR釜石線松倉駅
夏服の特徴
  • 大ぶりな紺の関東襟。
  • 太い白ライン3本。
  • 濃えび茶スカーフ。
  • やや絞りのある袖口に紺カフス。
  • 紺カフスにも白ライン3本。
  • 襟の左コーナーにマーク。
夏服のカラー
図解のとおり、白3本ラインのふつうのデザイン。襟の左コーナーに白でワンポイントの刺繍。(情報提供:伊達る〜さん)
冬服の特徴  夏服の身ごろを紺にしたもの?
特記事項
  • スカーフをリボン結びにしている生徒さん多し。
  • ポケット開き口の下に校章とが学年章バッジをつける。
調査年  2002年
 学校公式HP  http://www2.iwate-ed.jp/kas-h/

2008年度から釜石南高校と釜石北高校が統合して釜石高校となりましたが、南高のセーラー服が引き継がれました(投稿記事参照)。ただし、2009年度より襟に刺繍が入るマイナーチェンジがなされています。

このデータは管理人が上記調査年に個人的に集めた情報ですので、現状では変更されている可能性があります制服の歴史、着こなし、学校の特色など、情報をお待ちしております。管理人へのメールまたは掲示板をご利用ください。
 管理人評価

 2008年に釜石南高と釜石北高が統合してできた学校。この制服は旧釜石南高のもので、三陸地方ではあと気仙沼高のみというノーマルなセーラー服がどうなるかと気が気ではなかったのですが、なんと、きちんとした協議のもと、新校にそのまま引き継がれることになりました! 気仙沼高で展開された制服存続運動(気仙沼高のページ参照)が影響を与えたのかもしれません。多くの卒業生の思い出がこめられた制服が今後もずっと継承されていくのは本当にすばらしいことです。関係者の英断に拍手を送りたいです。なお、2009年より襟左コーナーにワンポイントの刺繍が入りました
 個性派セーラーが多い岩手県ではかえって少ないノーマルなデザイン。大ぶりで胸当てつきの襟も東北には珍しく、三陸地方が内陸とは隔たった土地であることを実感します。ポイントは絞りのある袖口と、市立川越(旧川越商業)でも人気のえび茶スカーフ。上品なセーラー服です。
 種市高の不況型ブレザーへのMCで三陸地方の制服は見るべきものが少なくなってきました。変形セーラージャケットの岩泉高というのもあり、こちらもステキな制服ですが、従来型で独り気を吐く釜石高をみんなで応援しましょう。

 観察記録

 統合後の様子はちょっとわかりませんが、きちんとした印象のセーラー服にレベルの高い進学校ということで、一段上の風格を漂わせている高校。生徒さんの下校時刻になると、普段は静かな町も賑わいを取り戻します。南高時代は野球で県大会の決勝まで進出したり、部活の実績もすばらしいようですね。
 着こなしは落ちついていて、スカートは膝丈、ソックスは白ハイソのみ。ただ、スカーフをリボン結びに替えるコが多いなど、ワンポイントのステキなおしゃれも楽しんでいます。こういう工夫ってかわいいよなあ。
 松倉駅は徒歩圏内ですが、本数の少ない釜石線よりも、バスを利用する生徒さんが多いようです。

 投稿情報
釜石高校(旧釜石南)の制服は統合後も基本的にデザインは変わりません(機能改善などは検討されるようです)。
 やはり、北高校も歴史のある高校でしたからお互い制服に関しては色々あったようでしたが、南高校からの引継ぎで収まった(?)様です。現在は釜石高校の中に2種類の制服が同居しているという不思議な光景が広がっております。

                           (情報提供:地元?のボンレスさん)

 南高のセーラー服が残って本当にほっとしました。
 ご報告、ありがとうございました(^^)/
 (2008年の投稿情報です)
釜石高校は後ろ襟の左すみに校章を意匠化した白い刺繍があるんですね。統廃合の際に新たにできたポイントなんでしょうか。
                           (情報提供:ぺぽさん)

 え!と驚いてしまったこの情報。管理人調査時にはありませんでした。
 その後盛岡在住の伊達る〜さんより詳しい情報をいただき、刺繍が入ったことを確認しています。
 2009年からのマイナーチェンジだそうです。
 ぺぽさん、だてさん、貴重な情報、ありがとうございました(^^)/
 (2011年の投稿情報です)
 イラストについて

 このイラストは2代目です。ちょっとだけマシになったってところでしょうかね。

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