|
★管理人評価★ |
2008年に釜石南高と釜石北高が統合してできた学校。この制服は旧釜石南高のもので、三陸地方ではあと気仙沼高のみというノーマルなセーラー服がどうなるかと気が気ではなかったのですが、なんと、きちんとした協議のもと、新校にそのまま引き継がれることになりました! 気仙沼高で展開された制服存続運動(気仙沼高のページ参照)が影響を与えたのかもしれません。多くの卒業生の思い出がこめられた制服が今後もずっと継承されていくのは本当にすばらしいことです。関係者の英断に拍手を送りたいです。なお、2009年より襟左コーナーにワンポイントの刺繍が入りました
個性派セーラーが多い岩手県ではかえって少ないノーマルなデザイン。大ぶりで胸当てつきの襟も東北には珍しく、三陸地方が内陸とは隔たった土地であることを実感します。ポイントは絞りのある袖口と、市立川越(旧川越商業)でも人気のえび茶スカーフ。上品なセーラー服です。
種市高の不況型ブレザーへのMCで三陸地方の制服は見るべきものが少なくなってきました。変形セーラージャケットの岩泉高というのもあり、こちらもステキな制服ですが、従来型で独り気を吐く釜石高をみんなで応援しましょう。
★観察記録★ |
統合後の様子はちょっとわかりませんが、きちんとした印象のセーラー服にレベルの高い進学校ということで、一段上の風格を漂わせている高校。生徒さんの下校時刻になると、普段は静かな町も賑わいを取り戻します。南高時代は野球で県大会の決勝まで進出したり、部活の実績もすばらしいようですね。
着こなしは落ちついていて、スカートは膝丈、ソックスは白ハイソのみ。ただ、スカーフをリボン結びに替えるコが多いなど、ワンポイントのステキなおしゃれも楽しんでいます。こういう工夫ってかわいいよなあ。
松倉駅は徒歩圏内ですが、本数の少ない釜石線よりも、バスを利用する生徒さんが多いようです。
★投稿情報★ |
釜石高校(旧釜石南)の制服は統合後も基本的にデザインは変わりません(機能改善などは検討されるようです)。 やはり、北高校も歴史のある高校でしたからお互い制服に関しては色々あったようでしたが、南高校からの引継ぎで収まった(?)様です。現在は釜石高校の中に2種類の制服が同居しているという不思議な光景が広がっております。 (情報提供:地元?のボンレスさん) 南高のセーラー服が残って本当にほっとしました。 ご報告、ありがとうございました(^^)/ (2008年の投稿情報です) |
釜石高校は後ろ襟の左すみに校章を意匠化した白い刺繍があるんですね。統廃合の際に新たにできたポイントなんでしょうか。 (情報提供:ぺぽさん) え!と驚いてしまったこの情報。管理人調査時にはありませんでした。 その後盛岡在住の伊達る〜さんより詳しい情報をいただき、刺繍が入ったことを確認しています。 2009年からのマイナーチェンジだそうです。 ぺぽさん、だてさん、貴重な情報、ありがとうございました(^^)/ (2011年の投稿情報です) |
★イラストについて★ |
★このたびの東日本大震災および原発事故にて被災された地域の方々に心よりお見舞い申し上げます。 地域情報を扱う当サイトも、被災地が一日でも早く復興されることを願いつつ、真摯に運営を続けてまいります。 |
検索などでこのページに直接飛んでいらした方は、 ぜひとも一度サイトの趣旨をご覧ください。 当サイトの活動をご理解いただき、 伝統のある制服を大切にする気持ちを持っていただければ幸いです。 |