　紺の襟に引かれた紺のライン。ほとんど同じ色なので見えづらくなっていますが、これがシックにまとまったこの制服の魅力でもあります。直線的で素直な関東襟とラインデザインの取り合わせが実に都会的で洗練されています。本当は普通のナイロンスカーフらしいのですが、現状ではリボンへの付け替えが多く、非常に今風のセーラー服という印象を受けます。千葉県にはセーラー服が数えるほどしかありませんが、それがどれも、うなってしまうような名作揃いなんですよねえ。
　日体柏と野田のＭＣで、セーラー服が目だった柏駅は大人しくなってしまいました。今やここの制服は特別な存在に思えてなりません。

　東京近郊の学校らしく、メチャクチャおしゃれなコが多いです。派手といえば派手なんですが、ここはセーラーの強み、制服の本来的なよさを生かして、着崩すことなくちょっとしたこだわりで着こなしを楽しんでいるという感じでしょうか。胸当てを取り払うとか、微妙に色が違うリボンに付け替えるとか（でもラインの色に合わせてたいがい青系でキメてます。かっこいい～）、個人個人のセンスがさりげなく主張されていて、おもしろいです。そのため、柏駅周辺では無敵とも言える存在感。この柏市は学校数の割に目ぼしい制服が少ないので、セーラー服はやっぱり目立ちますね。
　一応このイラストでは観察の結果からリボンを合わせてありますが、本来は冬服と同様、スカーフが正規のスタイルで、生徒さんたちが勝手にリボンにしているようです。でも、冬服と違い、夏服はスカーフ留めがないみたいでした。

柏南の制服について少し情報があります。柏南はスカーフが正規の物で、リボンは生徒が自主的にやっているものらしいです（￥1380のハネクトーンのリボンが多いらしい）。夏服の胸当てには白い糸で校章の刺繍があります（白地に白なので分かりづらいですが）。以上、小さな情報でした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（情報提供：タカさん）
　おお～、胸当ての刺繍とは気づかなんだ。
　ありがとうございました(^^)/

夏服は正式にはスカーフじゃなくて夏服用のリボンがあるんだよ！！　誰もしてないけどね（笑）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（情報提供：在校生のまみ♪さん）
　誰もしてないんじゃ見られないじゃないか～
　ありがとうございました(^^)/

柏南の在校生は今、紺のソックスが主流です。そして、夏服は袖の部分を２回くらい折るのが流行っていますよー！　多分、スカートを短くすると袖の長さが長くてバランスが悪いので折ってるんじゃないかと思います。ちなみに夏服の場合、冬服とは違って襟が付け替え式なので、襟の裏が白です。
　モデルチェンジは多分今のところ無いんじゃないかと思います。生徒の間でも夏服は結構人気がありますし。私は中学の時からセーラーで、本当は高校もセーラーなんて嫌だと思っていましたが、今となってはお気に入りなので、これからも変わらないでいて欲しいと思います。それでは失礼しますー！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（情報提供：柏南高校在校生かー仔さん）
　この袖折り、実は関東のセーラー校で大流行中。
　理由がわからず、ずっと疑問でした。
　在校生さんならでは情報、ありがとうございました(^^)/

この間柏南高のサイトを拝見した時に、生徒会のコーナーにて柏南高の夏セーラー服についてのことが詳しく書かれていました。
　それによると、１９９２年以前までの夏服は何とジャンスカでセーラー服ではなかったそうです。それを１９９２年に当時の生徒会が、「暑い夏はジャンパースカートでは大変だ」という生徒の声を聞き、女子制服検討委員会を発足し、何度も試行錯誤を繰り返しながら苦労して作り上げた夏服と書かれていました。生徒側から提案し現在の夏セーラー服を作ったという何ともいい話だなあと自分は思いました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（情報提供：レイソルさん）
　え！　そんなに新しい制服だったなんて…衝撃の事実でした。
　当時の生徒会の皆さんに今さらながら敬礼です。
　ありがとうございました(^^)/
　（2011年の投稿情報です）

＜千葉県＞

県立柏南高校