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★管理人評価★ |
藤島高と双璧をなす公立のトップ進学校であるだけに、2本ライン、横幅の非常に広い襟など、福井県のセーラー服の特徴が織り込まれた地域の伝統デザインに敬意を表したいところ。冬服は藤島高と実によく似ており、スカーフ留めを使う藤島に対してこちらは襟元で結ぶスタイル。よきライバルでもあり、姉妹校のようでもあるという両校の関係が、この制服に表れています。ただ、高志のみセーラーではない盛夏服があるようです。
高志高の冬服は細い白ラインが控えめでとても品がよく、柔らかな襟の曲線やゆったり目に結ぶスカーフが街を歩く姿を優雅に見せてくれています。派手さを取り払ったところに美がある、これは学校制服の正しい姿なんじゃないでしょうか。
★観察記録★ |
wikipediaでも指摘されていますが、正しい校名は「こし」。「こうし」ではありません。古事記には確かに北陸地方を「高志(こし)」と呼ぶ記述があり、奈良朝以前からの由緒正しい地名を校名としたと思われます。
黒のナイロンスカーフの結び方がちょっとおもしろくて、結び目のコブを非常に大きくゆったりさせている生徒さんが多いです。イラストみたいな感じ。これは同じ福井県の鯖江高でも見られる着こなしですから、福井県ローカルのスタイルといってよさそうです。スカートはやや膝上くらいの優等生的な丈が普通で、白の長めのソックスが規則になっているようです。
★投稿情報★ |
公式サイトの写真を見てもらえば分かると思いますが、高志高校にも夏セーラー服が存在します。デザインは冬服を夏用白生地にしたような感じ。いわゆる中間服(長袖の夏服)のみが存在している模様。 盛夏期用の制服はすでに資料室にあるとおりセーラー服ではありません(変形ブラウスかな?)。要するに半袖夏セーラー服は存在しないようです。 (情報提供:地元の旧第3学区の人さん) 長袖セーラーがあるとは、すっぽり情報が抜け落ちていました。 たいへんありがとうございました(^^)/ (2013年の投稿情報です) |
★イラストについて★ |
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