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★管理人評価★ |
白襟に白ライン、えんじスカーフ、関西襟ということで、函館の遺愛女子によく似た印象のセーラー。白が目にまぶしい、こざっぱりとした清楚なデザインで、直線的な襟が実直な印象を与え、まじめそうな生徒さんの雰囲気にマッチしています。
おもしろい特徴として、袖の折り返しが斜めになっていることが挙げられます。これは福岡県のセーラー服によくある特徴で、全国どこへ行っても同じ制服ばかりが氾濫する以前の長い歴史を有することを物語っています。左袖にも新しい制服には見られなくなった大きな刺繍。実にクラシカルでステキな制服です。
★観察記録★ |
福岡県の伝統校らしく、規則が厳しそう。膝下の長いスカートやショートカットが目立ち、30年前にタイムスリップしたんじゃないかと思えるくらい(^^; 古きよき女子高生の着こなしが懐かしい方にはお勧めの学校であります。
翻って見れば、あまりにもしゃれっ気がなさすぎるので、地味な印象を与えているように思えます。遺愛女子の制服が全国的に有名なのを見てもわかるとおり、本来、着こなし次第でいかようにもかわいくなる制服なんですけどね。
オプションとして、「KURATE」と書かれた黒の指定カバンがあるようです。
★投稿情報★ |
「30年前にタイムスリップしたかのよう」という文章を見て、思わず笑ってしまいました。 冬服のデザインはもともとは男子校だった鞍手に初めて女子生徒が入った時から変わっていません。入学したときにもらった「80年の歴史」なるアルバムを見ると、昭和24(1949)年に女子生徒の制服と腕章を制定したそうです。腕章は四葉のクローバーを型どり、その3本の線の意味は、「真」「善」「美」なんだそうです。 なぜ女子に洒落っ気がないかというと、生活指導の教員が正門の門前に仁王立ちしていて、すこしでも校則にそぐわなければ中に入れないからです。毎週、月曜の全校朝礼の時は制服指導も兼ねられているため、特に女子はスカートや前髪の長さに気をつかいました。そのためか、女子は卒業すると皆、競うように髪をカラーリングし、オシャレに精をだす毎日です。 (情報提供:卒業生のショウコさん) そりゃあまたずいぶん厳しい指導ですね〜。 ありがとうございました(^^)/ |
★イラストについて★ |
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