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★管理人評価★ |
白襟にくっきりしたラインが凛とした印象のセーラー服は、なんと京都府唯一の高校セーラー。中心となる京都市のみならず、全域がまったくの不毛地帯ってんだからやってられませんが、そんななかで日本海に面した風光明媚なこの町だけにとびきり美しいセーラー服がしっかりと根を下ろしているのが非常にうれしい話です。
切れ込みはやや深めでも後襟はとてもコンパクト。後ろ姿は東京セーラーに近いです。いわゆる関西襟と違うのは、丹後地方の文化の独自性を物語っていそうです。
京都府内、ほかのどこにもない文化財のような制服。在校生の皆さんも、町の人も、ずっと誇りにしてほしいですね。
★観察記録★ |
黒系で統一した着こなしが素敵。スニーカーが多いところは地方っぽいですが、全体的に垢抜けた印象で、みんなオシャレにしています。目に付くのが結び目をぐっと下に下げるスカーフの結び方なんですが、残念ながら着用率は低目でした。スカーフはずしは学校によっては流行になっているので、仕方ないでしょうね。
宮津といえば日本三景の1つ、天橋立があまりにも有名な観光スポット。入り江を橋のように横断している天然の砂洲(?)で、なんとここを毎朝自転車で通学している宮津高生がいるとの情報をもらいました。絵になる通学風景コンテストなんてのをやったら、間違いなくNo.1ですね。
(追記)なんと、後日、私管理人の知り合い(宮津高卒)がまさに天橋立を自転車で通学していたと証言してくれました。「本当にいるんだー」と思いました。
★投稿情報★ |
偶然、貴サイトを見つけ母校のことが載っていたのでついメールしてしまいました。京都府は宮津にしかセーラー服が残っていないのですね。 私が学生のころは北部だと舞鶴の方の高校もセーラーだったような記憶がかすかにありますが、もう20年以上前の話なので消えてしまったんでしょうね。 さて、宮津高校のセーラー服ですが、実は私が在学中(1991年だったと思います)にブレザーにしようという話が持ち上がりました。ちょうど文化祭の時期に近かったものですから、文化祭の出展に、京都府内のあちこちの高校から制服をお借りして展示するとともに、どこの制服が気に入りましたか?セーラー服・詰襟から変更したほうが良いですか?というアンケートをとりました。結果としてセーラー服・詰襟が良いという生徒が多かったこともあり、制服の変更はないままということになった経緯があります。 あの時展示とアンケートをやっていなかったら、京都府内にセーラー服が残っていなかったのかもしれませんね。 (情報提供:卒業生のGeierさん) なんと、そんな事件があったとは! 京都府唯一のセーラー服、本当に残ってくれてよかったです。 90年代はまったく無思慮に制服が変更されていた恐ろしい時代でしたね…。 ありがとうございました(^^)/ (2012年の投稿情報です) |
★イラストについて★ |
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