＜長崎県＞

県立長崎西高校

★PROFILE★ 学校名 　ながさきにし 所在地 　長崎県長崎市 主な交通機関 　JR長崎本線浦上駅 夏服の特徴 白の直線的な関東襟。 襟にラインなし。 白蝶ネクタイ（２枚を重ねた形）。 白胸当てに明るい青で「W」をロゴ化したマーク。 襟のコーナーにはマークなどなし。 夏服のカラー 図解のとおり、白無地でラインなしのデザイン。 冬服の特徴 　夏服の身ごろと襟を紺にしたもの。リボンも紺。 　胸当ての刺繍は白、長袖カフスにラインなし。 特記事項 　特記事項なし。 調査年 　２００５年 　学校公式HP　⇒　http://www.nagasaki-nishi.ed.jp/ このデータは管理人が上記調査年に個人的に集めた情報ですので、現状では変更されている可能性があります。制服の歴史、着こなし、学校の特色など、情報をお待ちしております。管理人へのメールまたは掲示板をご利用ください。

　この制服のとびきり清楚な印象は、やはりノーラインで控えめ、直線的できちっとした白襟によって作られているものでしょう。白という色の健康的で純な魅力が、学校制服の理念と分かちがたく結びついて１つの結晶となったかのよう。そこに小さな蝶タイが女性的でかわいらしくも襟元をきちんとまとめており、完成されたバランスと言えるでしょう。全体として、着崩しを許さない厳としたデザインになっています。
　蝶タイは珍しいことに２枚重ね。前にきているほうが少し短いので、後ろ側がすこし覗いて見えます。
　着崩しに悩む都会の学校は、本来こういう制服を導入すべきなんですけどね。制服のお手本にしたい優れたモデルです。

　長崎県を代表する進学校の１つ。この手の伝統校にはよくある話ですが、部活が盛んで、自律を旨とし生徒の自主性を尊重する校風だそうです。その割にと言うか、それゆえにと言うか、着こなしは極めてきちんとしており、スカートは膝丈、ソックスは白の短いもので揃っています。九州北部ならではの規律正しいスタイルはここでも健在です。
　浦上は有名な浦上天主堂があるほか原子爆弾の爆心地に近く、平和公園が目と鼻の先です。そんな町並みを見下ろす丘の上に建てられたこの学校では、豊かな歴史を背負った長崎という町を望みつつ、その先に日本の過去と未来を真摯に見つめる視点が育まれるのではないか、そんな気持ちにさせられます。

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