　愛知県の制服の中でも何かと話題の、非常に人気の高い水色セーラーです。明るく美しい水色を大きな名古屋襟でアピールしつつ、そこに銀ラインが輝くというちょっと意外な配色。銀のリボンタイも今時の流行にぴったり合っていますよね。比較的新しい学校ならではの、斬新で今風のデザインです。最近の制服は流行にあわせようとするとどうしても無個性なデザインになりがちですが、この制服にははっきりした個性を感じ取ることができるでしょう。
　毎年名古屋大学への合格者を大勢出しているレベルの高い進学校ですが、制服もかわいくてシャレているって、実にうらやましいですよね。

　学校はほとんど名古屋市に隣接していると言ってよい立地ですが、かつての西春町にあります。６角形を７つ組み合わせた蜂の巣型の校章は、この学校の創立に尽力した当時の西春日井郡７町村の絆を表したものだとのこと。地元の応援を受け、優良進学校として実績を積み重ねてきた高校だということが、この校章にも表現されています。これからも地域とともに発展していくことでしょう。
　都会的なオシャレにも気を使いつつ、こざっぱりとした雰囲気が好感触です。スカートは膝上からやや短め、足元は規則らしく白ハイソで統一されています。中庸を行く着こなしなのになぜかすごくしゃれた感じに見えるのは、きっと制服のおかげなんでしょうね。

西春高校では昨年度から中間服が採用されました。基本的に夏服を長袖に延長したようなものですが、袖の部分が水色に銀ラインになってます。中間服は夏服以上にアニメチックです(笑)
　学校指定カーディガンもあります。全体的に黒っぽく、灰色のラインや妙なエンブレムが入っています。シルエットが少し野暮ったく、生徒には不評です。
　生徒の制服についての意見は、「夏服はコスプレ、冬服はかわいい」というものが多いです。実際、制服を着て名古屋を歩いていたら酔っ払いのおじさんに「コスプレだー！」と言われた人もいるようです(笑)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（情報提供：西春高校在校生さん）
　中間服がお目見えですか。
　在校生さんならではのホットな情報、ありがとうございました(^^)/
　（2013年の投稿情報です）

＜愛知県＞

県立西春高校