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★管理人評価★ |
気になるスカートの白ラインといい、丸みのある独特の関西襟といい、名門私立のような制服。…という気分になるのは、東京にある嘉悦中の旧セーラーに似ているからでしょうか。加えて同じく紺のリボンタイですから、ほとんど嘉悦セーラーと同じだと言ってもいいかもしれません(ラインの色は違いますが…)。
この直方高、創立100周年を迎えた伝統進学校ですから、このクラシカルかつどこか先進的な雰囲気も併せ持つデザインは、こちらが元祖のように思われます。それに加えてスカートのラインがかなり有名で、地元では伝統の女子高の名残として敬愛の対象になっているとの話。オリジナリティー満載で先進性がキラリと光る、貴重なセーラー服なのでした。
★観察記録★ |
福岡の進学校はだいたいそうなんですが、非常に落ちついた雰囲気の学校。みんな制服をキチンと着ているところも、厳しい私立校みたいです。
だれもが膝下スカートで、そこに何かを主張するような1本の白ライン。4mmほどの幅があり、遠くからでもよく目立ちます。こういうラインには大概いわれがあるものなんですが、この学校もそうなんでしょうかね。ご存知の方は、ぜひご一報を。
★投稿情報★ |
直方高校のスカートの一本線は、旧制高等女学校から続くものだそうです。この制服の制定にあたっては何か所以があったようで、確か「崇高な理念」か「純潔さ」を一本の線に託したものだったと記憶しています。県下で初の高等女学校だったというのも関係しているのかもしれません。 (情報提供:地元の「福岡の人」さん) なるほど。いかにも女学校らしいエピソードです。 ありがとうございました(^^)/ (2002年の投稿情報です) |
私の母が直方高校の卒業生なので聞いてみました。母が通っていたのは40年ほど前のことです。「私的感想」でも書かれてあるとおり、スカートのラインがこの高校の制服の特徴でもあり、自慢だそうです。当時は、「スカートにラインがあるのは、全国でもほんの数校なんだぞ!」と先生方がおっしゃっていたそうです。 母も珍しいデザインだな、と思っていたそうですが、その特徴ゆえ、どこに行っても注目を集めてしまうという困った点もありました。母が制服を着て、福岡市内に勤める姉のもとへ遊びに行った時のことです。「ハメをはずして、思いっきり遊ぶぞ!」と思っていた母ですが、どこへ行っても何をしていても、誰かが母を、正確にはスカートのラインを注視するのです。「おかげでちっとも楽しくなかった」といいます。 直方高校も部分的にマイナーチェンジはしているようです。何年か前にお盆の墓参りに直方へ行った時に、母が街を歩いていた直方高校の生徒に話しかけていました。私の頃はリボンではなくスカーフだったはずだ、と母は言うのです。その生徒さんたちは、自分たちが入学したときには既にリボンだったと言っていました。ということは、10年ほど前にはリボンにマイナーチェンジしたのでは?と思います。 (情報提供:鞍手高校卒業生のショウコさん) エピソード満載の制服ですね。 制服の歴史がいろいろわかりました。 ありがとうございました(^^)/ (2003年の投稿情報です) |
直高(のおこう)卒業生です。 今年、稜江会という高女時代からの卒業生が集まる同窓会の幹事学年になり、懐かしくて検索していたらこちらのHPに行きつきました。名門私立校みたいだとの評価嬉しく思います。 スカートの白線は伝統ある学校だという誇りでした。地元でも、スカートの白線に憧れて志望する女の子多いです。北九州で「高校どこ?」「制服かわいいところやん」って言われます。 特記の欄に、「緑の校章」とありましたが、確かに緑もありますが、学年色で青と赤もあるんですよ。 (情報提供:卒業生のこおこうさん) 校章が学年色だったとは! 調査不足でした。 直しておきました。 ありがとうございました(^^)/ (2012年の投稿情報です) |
★イラストについて★ |
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