|
★管理人評価★ |
襟の形とラインデザインとネクタイ、これをどう組み合わせるかでセーラー服は非常にバリエーション豊かに個性を発揮できるすぐれもので、それを裏付けてくれるのがこの制服。一発で大垣南とわかる珍しいデザインですが、よく考えると基本に忠実な名古屋襟なんですよね。
15mmくらいはありそうな極太の美しい青紺のライン、まずはこれがかなりのインパクト。ちょこんとした小さな蝶ネクタイは非常に愛らしく、太いラインと好対照をなして襟元を飾ります。落ち着いた印象の色合いの妙と、最近の制服にはなかなかまねできない蝶ネクタイ、これだけの工夫で大垣南のセーラー服は街で感動的なくらい際立っています。
なお、この制服は後ろ襟が真四角ではなくやや斜めに切れて微妙に逆台形の形をしています。これも特筆すべき、おもしろいポイントです。
★観察記録★ |
学校は大垣市の南のはずれ、小さな集落や工場がのどかな田園風景に点在するエリアにポツンと建っていて、バス停もやや遠いです。なんでもこの学校が開校するのにあわせて大外羽駅が開業されたとかで、よほど何もないところだったんですね。その分非常にのんびりとした環境です。
大都市部にくらべるとややおとなしい着こなしで、スニーカーに白ソックスが多いところは地方っぽいんですが、スカートは短め。ミニもあります。生徒さんはなかなかおしゃれな感じで、活力もありそうな学校でした。
★投稿情報★ |
バッジの色は学年色で、入学時の色を3年まで持ち上がりです。当初、1年・黄緑、2年・茶、3年・黒でしたが、昭和38年度時のバッジ色から持ち上がりとなりました。 (情報提供:卒業生の南水老さん) 昭和38年度とはずいぶん昔の話…。 当時の卒業生の方でしょうか? ありがとうございました(^^)/ (2008年の投稿情報です) |
@好評の現セーラー服は、昭和36年ごろ校内でデザイン(当時家庭科あり)されたものです。 (小生、昭和37年度入学時には、上級生で旧セーラー服の生徒もみえました)。 A交通機関の「近鉄・大外羽駅」は、平成19年10月より「養老鉄道・大外羽駅」になりました。 (大外羽駅は、昭和49年大垣市美和町(現大垣東高校敷地)より移転時にあわせ開業) (情報提供:卒業生の南水老さん) セーラー服は昭和36年登場ですか! はっきりした歴史がわかってありがたいです。 交通機関も直しておきました。ありがとうございました(^^)/ (2008年の投稿情報です) |
★イラストについて★ |
検索などでこのページに直接飛んでいらした方は、 ぜひとも一度サイトの趣旨をご覧ください。 当サイトの活動をご理解いただき、 伝統のある制服を大切にする気持ちを持っていただければ幸いです。 |