＜長崎県＞

県立島原商業高校

★PROFILE★ 学校名 　しまばらしょうぎょう 所在地 　長崎県島原市 主な交通機関 　島原鉄道島原駅 冬服の特徴 やや丸みのある紺の関東襟。 細い白ライン３本。 白スカーフをスカーフ留めに通す。 ポケットなし。 襟コーナーにはマークなどなし。 冬服のカラー 図解のとおり、白３本ラインのふつうのデザイン。 夏服の特徴 　冬服の身ごろを白にしたもの。袖口に紺カフスあり。 　　　　　　　　　　　　　　　　（情報提供：長崎じげもんさん）　 特記事項 左胸に校章バッジをつける。 全員が白スカーフの先端をセーラー服の胸元の内側にしまっているため、一見非常に短いものに見えます。規則なのでしょうか？ 調査年 　２００２年 　学校公式HP　⇒　http://www.fsinet.or.jp/~shimasho/ このデータは管理人が上記調査年に個人的に集めた情報ですので、現状では変更されている可能性があります。制服の歴史、着こなし、学校の特色など、情報をお待ちしております。管理人へのメールまたは掲示板をご利用ください。

　とことん古典的な上品さが身上。小ぶりな襟に細い白ライン、ビロードのようにきめこまやかな光沢を放つ白スカーフが胸元を飾り、あとは袖口を引き締めるようにラインが入っただけで、余計な飾りは一切ナシ。これに膝丈できっちり揃ったスカートと黒のストラップシューズが加わるわけですから、セーラー服の着こなしの美しさは全国でも指折りのレベルに入ります。シンプルなのに、非常にバランスがいい。セーラー服の美しさ、ここに極まれり、というところ。
　その実、親しみの持てる地方の県立校で、女子の多い商業高校というのもポイントが高いですね。長崎県はセーラー服が少ないため、県内でも最も人気の高い制服の１つです。

　「最近の女子高生は…」とお嘆きの諸兄は、島原に行かれるとよろしい。ローカル線を賑わす清楚なセーラー服の女子高生…という絵に描いたような昔ながらの通学風景が見られます。それに情趣を加えているのが、桜並木が彩る島原城の堀端に臨み、武家屋敷群への入口となる路地に面するという素晴らしい立地。桜の時期はそれはそれは美しいことでしょう。素敵な思い出が作れそうな学校です。
　驚くべきことに、ここ、男子は今風のブレザー。男子だけという珍しいＭＣがなされたためです。女子のセーラーが残ったことはこの制服の人気の高さを物語るとともに、堅実な校風が垣間見られ、素直に拍手を送りたいところ。しかし、数年後に女子もやっぱりＭＣ…というのはよくあるパターンですからね。セーラー服がこの学校の魅力の１つになっていることを、皆さんぜひとも認識の上、大切に守っていっていただきたいと思います。
　スカーフをセーラーの内側にしまうというちょっと不思議な着こなしは、だれしも気にかかるところでしょう。一見したところでは、極端に短いスカーフのように見えます。島原の中学校でも一般的なスタイルだそうで、このエリア特有の着こなしと考えてよさそうです。（情報提供：長崎じげもん様）

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