　仙台に常盤木あり、東北に常盤木あり。仙台市内にはほかにも白百合学園の上品なセーラーがありますが、白百合は全国の姉妹校と同じデザインですので、仙台を代表する制服といったらやっぱりコレ以外にありません。それどころか東北を代表する制服としても全国的に認知される超有名制服。一校っきりで宮城県の存在感を高みに押し上げているすばらしい名作です。
　そのわけは、もちろん究極的には全国でも福岡の朝倉高とここにしかない４本ラインに尽きるわけなんですが、肩章に見られるような高級感や襟元の卓越したデザインなど、とにかく美しく完成されたデザインに負うところも大きいでしょう。襟元がたっぷりとしたスカーフでキュッと詰められていて、そこにびしっとシンボルの４本ライン。ん～カッコイイです！！　縫製もしっかりしているようですし、全体的に布地や飾り素材をケチらず丁寧に作られた上質感があります。さすが私立制服。
　ついでに言わせてもらうと、私管理人は冬服の胸ポケの太い白ラインがたまらなく好きなんですよ。襟周りのデザインだけで十分なのに、ポケットのラインでとどめを刺してくれた、自分の中ではカンペキな制服の１つです。

　実は調査は夏だったんですが、冬服も過去に見たことがないわけではなかったので、肩章やポケットのラインが入る冬服を掲載。夏服はポケットも普通に白だし、ちょっとシンプルになります。とはいっても、４本ラインだけで仙台駅での存在感は抜群なわけですが。
　派手さはなくとも有名校らしい垢抜けた感じで、ほどほどにオシャレをしている子が目立ちますね。スカートはやや膝上程度、白の指定ソックスに黒ローファーと都市部の私立っぽいスタイルです。公式HPの写真を見るとスカーフはあんまり長く垂らさず、短く結んでいるんですが、実際に見たときは襟元を詰めて長く垂らしている生徒さんが多かったです。最近変わったのかもしれませんね。
　かつて襟元を紐で編み上げるようになっていましたが、最近はなくなっているようです（下記投稿記事参照）。

私は仙台市出身で、かつて常盤木学園の近所に住んでおりました。かつては白い夏用セーラーの他に「盛夏服」という扱いなのか、白いブラウスとプリーツスカートという組み合わせも存在していた覚えがあります。20年近く前の記憶ですけどね(汗)。ただ、昨年の８月に実家に帰った際、常盤木の生徒さんを数名見かけましたが全員が夏用セーラーだったので、この組み合わせはなくなっているのかも知れません。
　そうそう。2008年から冬服でパンタロンが導入されているんですよ。選択制で、上着はもちろん「あの」セーラーです。水兵さんみたいかな？とも思ってましたが、画像検索してみると結構可愛いかも。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（情報提供：仙台出身の神田川さん）
　「盛夏服」なんてのがあったとは意外でした。
　あと、パンタロン導入はだいぶ話題になりましたね。
　ありがとうございました(^^)/
　（2010年の投稿情報です）

管理人さんが一押ししておられる（？）常盤木学園の制服ですが、数年前からトンボ製のものに変更になりました。
　そのため、以前はあった（地元の業者製だったはず）、胸元の紐がなくなっています。スナップでとめる形になっていたと思います。あと、気をつけなければわかりませんが、ラインが以前よりも細くなっています。
　微妙なマイナーチェンジですが、お知らせいたします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（情報提供：ラッキーさん）
　なーんと！　そうだったんですか。
　クラシックなワンポイントで素敵だったんですがね…。
　ありがとうございました(^^)/
　（2012年の投稿情報です）

＜宮城県＞

私立常盤木学園高校