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★管理人評価★ |
一見札幌周辺にありがちなごく普通の紺襟セーラー服。しかし、後姿を見てビックリのとても個性的なラインデザインが光っています。これ、おそらく、というか明らかに「月」の字をデザイン化したものですが、こうして学校名をそのままラインデザインに反映させているのは極めて珍しい例。有名なところでは「川」の字をイメージしているといわれる東京の私立川村高校の3本ライン。それと、かつては静岡県の大仁高校のセーラーのラインがコーナーで「大」の字を作っていました。大仁高はだいぶ以前にMCされましたので(地元ではいまだに惜しむ声が大きいようです)、この手のデザインは全国でも川村と月形だけ、と言えるかもしれません。
それ以外の点は、襟の大きさ、ネクタイ、2本ラインなど非常に模範的な北海道型セーラーです。地域の代表的なデザインに強いアピール力のあるワンポイント、月形高の制服は、学校制服のあるべき姿なんじゃないでしょうか。
★観察記録★ |
北海道の郡部ということで、全校生徒が200人に満たないそうです。月形は札幌駅から普通列車で1時間半くらいですが、一面石狩の原野と農場が広がり、大自然を満喫できるところ。こういう学校ならではののんびりした雰囲気が魅力で、普通科でもいろいろ実業系の資格が取れるなど、徹底した地元密着型の小規模校のようです。札幌から通っている子もいるみたい。小さな田舎町の活力の源ですね。
さて、とにかく注目したい襟のラインデザインですが、メーカーの違いからか2種類あるようでした。斜めのラインがコーナーに寄っているものと、やや離れているものがあります。こういうデザインのばらつきは歴史のある制服である証拠。開校当初からのセーラー服と思われます。
生徒さんの雰囲気は、ごくごくマジメそうなタイプからギャル系の子までまちまちでした。足元は黒ハイソにスニーカーが主流のようでしたが、スカートの長さは膝丈からマイクロミニまで、自分のセンスで着こなしを選んでいます。
★投稿情報★ |
月形高校出身のものです。現在の女子高生は、タイツにローファー派が押してきてますね。冬になるとローファーからムートン靴に履き替えています。ふわふわのレッグウォーマーを着用してることも。 (情報提供:卒業生の未来屋さん) 雪も多い地区ですから、防寒対策のアイテムが充実してますね。 ありがとうございました(^^)/ (2012年の投稿情報です) |
★イラストについて★ |
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