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★管理人評価★ |
津和野藩校の精神を継承して設立された歴史のある学校ならではの、純朴な感じの紺セーラーです。何といってもすぐにこの学校とわかるクロスラインがよく目立ち、白のスカーフが清楚な印象を与えてくれるほか、山口県に多い関東襟とも関西襟ともいえる大きめの襟が、この地方の伝統をまっすぐに受け継ぐ伝統のある制服であることを物語っています。津和野は地理的には萩や山口に近いんですよね。ちょっとしたところに伝統と地域性が表れているところ、奥ゆかしくも美しいではありませんか。
ラインの太さは一般的な4mmだと思いますが、間隔がやや詰まっているところにも特徴があります。
なお、管理人が調査したときは横開きだったんですが、その後前ファスナー開きにマイナーチェンジしたとの報告をいただいています(下記投稿記事参照)。このあたりの事情をご存じの方、情報をお待ちしています。
★観察記録★ |
ご存じ、山陰の小京都と呼ばれる観光の町津和野。知名度の割に町はとても小さく、堀端や武家屋敷のある中心地を除くと静かな山里の風情。津和野高校のあるあたりは森鴎外と西周の旧居が一般の民家の陰で時折足を伸ばしてくる観光客をひっそりと迎えています。文人の精神が町に息づいているせいでしょうか、生徒さんたちの雰囲気はいたって素朴で、髪染めなども見られません。スカートは膝丈〜やや膝上程度、白ハイソにスニーカーがほとんどで、襟を詰めているところも見られませんでした。
津和野駅からは益田方面の利用ばかりで山口方面の利用者はほとんどいないようですね。津和野は山口県との県境にあり、県境を越えて通学する人は少ないんでしょう。
★投稿情報★ |
2006年9月に合唱コンクールが行われたときは、2年生が横チャックの旧タイプで1年生は前スナップのマイナーチェンジタイプになっていました。よって2006年(H18年)に変わったと思われます。参考まで・・・。 (情報提供:旧山陰制服通信局。さん) 合唱コンクールでチェックとは目のつけどころがすばらしい。 ありがとうございました(^^)/ (2011年の投稿情報です) |
★イラストについて★ |
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