|
★管理人評価★ |
大分で最も伝統と格式のある学校といったらここ。なのにこんなに個性的で美しい水色が鮮やかな印象で、襟の切り返しも珍しく、現在進行形で発展している若々しい学校のイメージそのものです。よく見ると、スカーフ留めや袖にちょっと変わった刺繍が。スカーフ留めには無限大記号(∞)の真ん中に1本線を引いたようなマークが入り、袖には赤で大文字のUと小文字のfを組み合わせ、そこに水色の飾りを付けたようなロゴが入ります。それぞれに深いいわれがありそうです(下記投稿記事参照)。驚いたことにスカーフ留めのマーク、横浜の伝統私立、森村学園高とほぼ同じデザインです。
この学校の制服が大分市でよくみられる水色セーラーの原型となった可能性が高いのですが、芸術緑丘や市立高等専修の水色よりだいぶ淡く、こうしたちょっとの差がこの地域のセーラー服のバリエーションをとても豊かにしています。大分セーラー、素晴らしい! 素敵な文化を地元に根付かせたこの制服の功績は、まさに無限大と言えますね。
★観察記録★ |
120年以上の伝統を誇り、さらに県内を代表する進学校らしく、やや真面目そうな雰囲気。スカートは膝丈程度と節度のある長さで、管理人の記憶ではソックスは白です。校章バッジなどは確認できていません。
久大本線で大分駅から1駅の古国府駅から徒歩で行けますが、自転車通学も多い模様。大分駅周辺でもよく見られます。横幅の狭いコンパクトな関東襟にはつらつとしたイメージの青いスカーフを長く垂らすスマートなシルエットは、生徒さんたちの知的な印象をさらに際立たせていました。
★投稿情報★ |
大分県立大分上野丘高校出身です(♂ですが)。たまたま検索して見つけました。 女子ではありませんが、お褒めいただきありがとうございます。合服・夏服の水色のセーラー服は、実は、校長室にも飾られています(校長先生が着るわけではありません)。 数年前、新制高校になってから開校60周年(確か旧制からだと120年以上)の式典をやった際、有志が、水色セーラーをかたどった大分上野丘女子制服携帯電話クリーナーを作ってます。卒業生にも愛されているのでしょう。 在校時に色んな人に志望動機を聞きましたが、この制服で志望校を決めた女子も多かったです。ただ、あの淡い水色の生地は、洗濯を繰り返すうちに色あせがひどくなるので、それが苦労するという話を聞いたことがあります。 在校生の頃、三角タイが、襟の後部から三角形の形で出てくるのがだらしない、という校長がいて(その状態を「べろべろちゃん」と呼んでた)、わざわざ台形のタイを売っていた時期がありました。アホだなーと思いました。 (情報提供:卒業生のとおりがかりさん) 掲載遅れてすみません…。 やっぱりこの学校に関係する方々にとって、特別な制服なんですね。 台形スカーフとのお話とか、おもしろかったです。 ありがとうございました(^^)/ (2011年の投稿情報です) |
右袖のロゴですが、飾り羽みたいなもの(旧制大分中学のシンボル)と大文字のUは水色、小文字のfだけが赤です。Uは上野丘の頭文字、fは全日制(full-time school system)の略です。 また、スカーフは冬服は黒になります。 (情報提供:卒業生の元上高生さん) ロゴの由来がわかりました! 「全日制」とはまったく予想外…。 ありがとうございました(^^)/ (2012年の投稿情報です) |
★イラストについて★ |
検索などでこのページに直接飛んでいらした方は、 ぜひとも一度サイトの趣旨をご覧ください。 当サイトの活動をご理解いただき、 伝統のある制服を大切にする気持ちを持っていただければ幸いです。 |