|
★管理人評価★ |
非常にあっさりした第一印象の新型風のセーラー。開校が1980年と非常に若い学校なので、今はやりのセーラーブラウスにもつながる新しいセンスがこの制服に結晶しています。平成時代に入るとセーラーブラウスはラインもネクタイもどんどん簡略化されて味気ないデザインになっていきますが、さすが制服デザインが最後のがんばりをきかせていた時代に導入されただけあり、随所に個性がちりばめられていています。
何しろおもしろいのがスカート。緑がかった紺と言うべきか、明るいながらも落ち着いた色合いに加えて、車ヒダと箱ヒダを交互に組み合わせたこの学校のオリジナル。切れ込みが深い一方で幅が狭い襟も特徴的だし、小さな蝶ネクタイがとてもバランスに長けています。セーラーの裾も少し一般的なものより長いように見えました。
★観察記録★ |
新しい学校らしく真面目さと元気さが同居しているかのような雰囲気。北関東では珍しく白ソックスが規則の模様で、一方スカートは短か目が主流のようです。スーパーイングリッシュランゲージハイスクールの指定を受けており、若々しく進取の気風を感じるのは国際理解教育のせいかもしれません。
宇都宮駅からは結構離れているので、駅ではそれほどたくさんの生徒さんを見られるわけではありません。情報に不足があるようでしたらどなたか補足をお願いいたします。
★投稿情報★ |
冬服は緑がかった青のボレロに同色のジャンパースカートです。夏冬両方に紺のカーディガン有り(最早制服の一部)。 悲しいことに来年からボレロ、セーラー共に廃止、ブレザーに変わるそうです。 理由は、30周年記念だとか、カーディガンを着たときだらしなくなるからだとか…。 (情報提供:宇都宮北高OBさん) えっ! 全然予期していなかった制服改定。 しかもかなり「なんとなく変えちゃった」って雰囲気が強いです。 ここまでオリジナリティーの高い制服を変えちゃうなんて、そりゃ卒業生は悲しみますよね。 30周年がいい機会だから過去の歴史を否定ですか…。 大切な情報、ありがとうございました(^^)/ (2010年の投稿情報です) |
宇都宮在住の者です。宇都宮北高のMCについて遅ればせながら報告です。 地元紙下野新聞の記事です。 新制服はスーツスタイル 宇都宮北高 創立30周年式典で披露 (管理人注:リンクは割愛します) もう、あ〜あって感じです。 確かに制服大爆発(進化)から30年が過ぎ、ボレロスタイルは古さを感じますが先進的で自由な校風の北高を象徴する素晴らしい制服だったのに・・・。私の姉が北高の卒業生ですが、曰く「郵便局員か昔の車掌のような制服、あの制服を着ているだけで北高生としての誇りを持てたのに」と残念がっていました。 創立当時はブレザータイプの制服が出始めで、そんな中ボレロスタイルの制服は逆に注目され、中学生は制服着たさに北高を目指したものでした。また体操着がブルマではなく、ランニングパンツスタイルだったのも画期的でした。 次の節目に再び制服が改定されるの祈ります。 (情報提供:隣の学校の卒業生さん) そりゃ入学前の中学生はまだこの学校に愛着もないから、 スーツスタイルがいいとか言うに決まってます。 でも、30年積み重ねてきた卒業生の思いはどうするんですかね… 悔しいけど、情報感謝です。ありがとうございました(^^)/ (2011年の投稿情報です) |
★イラストについて★ |
検索などでこのページに直接飛んでいらした方は、 ぜひとも一度サイトの趣旨をご覧ください。 当サイトの活動をご理解いただき、 伝統のある制服を大切にする気持ちを持っていただければ幸いです。 |