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★管理人評価★ |
間違いなく、滋賀県を代表する制服の1つ。落ちつきのある濃いグレーの襟と、今では珍しい黒スカート、品格のある大きなリボンが特徴で、地元の中学生の憧れというのもうなずける話です。「Y」の字をかたどった冬服のユニークなネクタイも必見ですが、胸元に華を添える夏服の大きな紐リボンが、最大の魅力ではないでしょうか。爽快感のある明るい色合いもステキです。
生徒や先生たちによって長く愛され続けてきた制服ゆえ、泣けるエピソードにはこと欠きません。それもこの制服を一層魅力的にしています。詳しくは下の投稿記事を参照。
★観察記録★ |
この制服のイメージそのものというべき、こざっぱりとしたカワイイ着こなしが見られます。スカートはだれもが膝上5センチ程度と、野暮ったさを感じない上に節度ある丈で、調査当時はルーズ全盛と流行にしっかり合わせていました。現在はルーズは少なくなったと思われますが、着こなしの自由さもある一方で、ハメをはずさないところに筋の通った規律を感じます。しっかりした学校みたいです。
リボンを外しているコが多いという情報も聞いていましたが、僕が見たときは90%くらいの着用率でした。朝の登校時だったからかな。いずれにしても、このリボンをつけないのはもったいないですよね。
また、規則にないのか、校章はだれもつけていませんでした。
★投稿情報★ |
このセーラー服について、昭和35年2月の八日市高新聞では次のように報じています。 「制服制定の動きは昭和34年春から急に活発化し、補導課が中心となってまず生徒と父兄に対してアンケートが行われた。その結果、制服制定の希望は断然多く、スーツとセーラーの両基本型についてはセーラーを支持するものが過半数を占めた。しかし、県下、もしくは全国の趨勢は、セーラーよりもスーツに傾いている現状なので、この点、再度確かめるために2回目のアンケートが行われたが、結局前回通りセーラーが制服の基本型として過半数を占める有様だった。これを少し具体的に言うと、セーラー支持は約6割、スーツ支持は約4割で1・3年はセーラー支持が多く、2年はスーツ支持が多いという実状で、この差がもう少し開けば事は簡単であったが、4割のスーツ支持はやはり考える必要があるというので職員会議でもかなりもめた模様である。」 長いので後は省略しますが、このような記事が書かれていたようです。この当時から八日市高のセーラーは変わっていません。 こんなトピックスもあります。 私が八日市高に入学してすぐ、先生から聞いた話です。他校の制服が時代の流れに合わせて、どんどん変えられている中で、なぜ、八日市高のセーラーは残されて今にいきつづけているのかということなんですが、他校と同じように八日市高の制服も「変更しようか」という話があったそうです。しかし、ある小学5年生の女の子が八日市高に手紙を送ってきたそうです。 「私は八日市高校のセーラー服が大好きです。 私は八日市高に入学して、八日市高の制服が着たいです。 私が入学するまで、セーラー服を変えないで欲しいです。」 このような内容だったそうです。この手紙が八日市高のセーラーを生かし続けたようです。 (情報提供:卒業生のまさみさん) ホラホラ、泣けるお話でしょ。制服制定秘話も興味深いです。 たいへんありがとうございました(^^)/ |
八日市高校現役生のものですが、校章をつけるのは冬季のみという校則になっています校章はバッチのようになっていてその針でよく引掻いてしまうので冬季もつけている生徒はごくわずかとなっているのが現状ですが…一応お知らせいたします(*´ω`) (情報提供:八日市高校在校生さん) 夏服は校章つけなくてもよかったんですね。 ありがとうございました(^^)/ |
制服のネクタイがY(八日市のY?)を模ったネクタイとは知りませんでした。 今はY(サラリーマンと同じ結び方)ではなく、可愛くリボン風に結ぶ生徒が大半を占めている感じかな。1年生でリボンに結ぶと先生に怒られますが・・・。夏服も夏用の細いリボンタイではなく、冬制服用のネクタイをリボン結びにして着用している生徒の方が断然多いです。こちらの方が可愛さ数倍アップです。絵が下手ですみません。 (情報提供:八日市高校在校生さん) なんと、別のリボンをつけるようになりましたか! ありがとうございました(^^)/ (2011年の投稿情報です) |
★イラストについて★ |
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