<岐阜県>

県立吉城高校


 PROFILE
学校名  よしき
所在地  岐阜県飛騨市
主な交通機関  JR高山本線飛騨古川駅
夏服の特徴
  • 白の大ぶりの関東襟。
  • かなり太い紺ライン1本。
  • 紺スカーフ(大きく結ぶ)。
  • 前ファスナー開き。
  • 襟のコーナーにはマークなどなし。
夏服のカラー
図解のとおり、紺1本ラインのふつうのデザイン。
冬服の特徴  夏服の身ごろを紺に、ラインを白にしたもの。スカーフ白。
特記事項  ポケットの中央上部に校章バッジをつける。
調査年  2008年
 学校公式HP  http://school.gifu-net.ed.jp/yosiki-hs/

このデータは管理人が上記調査年に個人的に集めた情報ですので、現状では変更されている可能性があります制服の歴史、着こなし、学校の特色など、情報をお待ちしております。管理人へのメールまたは掲示板をご利用ください。
 管理人評価

 襟元に際立つ1本ラインが全体を引き締めるカッコイイ制服です! 白と紺のシンプルなコントラストがすっきりした美しさで、この簡潔さとバランスのよさこそが学校制服の鑑。最近の新型セーラーは襟がおまけみたいになってどうも不恰好すが、吉城のようなぴしっとラインが入った大きな後ろ襟はセーラー服の完成形といえ、見ていて爽やかな気持ちになれます。こういう制服って、街に元気をくれますね。
 ゆるいカーブを描く大ぶりの襟は飛騨地方の伝統らしく、高山の斐太高でも似たようなフォルムの襟が見られます。地域性豊かなデザインでもあります。

 観察記録

 高山の陰に隠れて知名度はやや劣るものの、古川はNHKの連続テレビ小説の舞台になったこともあって、近年観光地として人気が出ています。鯉の遊ぶ掘割と旧家の家屋がノスタルジックな町並みは高山ほどの大混雑がない分、ゆっくり散策するには格好の穴場。それに、このあたりはゆるやかな斜面をなす非常に見晴らしのよい田園地帯となっており、駅東側の静かな農村風景の中を吉城高校の生徒さんたちが通学していく様子はこの上なくフォトジェニックです。美しい山里の学校ですね。
 着こなしはかなり都会的で、紺ハイソにローファーがほとんど、スカートも膝上5〜10cm程度と垢抜けた印象です。名古屋の影響か、襟元を詰めて胸当てをはずす、いわゆるエセ関東襟が結構見られました。おもしろいことに半袖の袖口を1回折り返している子が多いです。これ、関東の一部の学校などでたまに見られる不思議な着こなしですが、なぜこの学校で流行しているんでしょうか? 理由もはっきりしないし、ナゾです。

 投稿情報
私は吉城高校とは全く関係ない、制服がセーラーでもない、岐阜県中濃地区の高校の者なのですが、夏服の半袖を着るときは袖を一つ折り返す習慣があるのでメールさせていただきます。なぜ一つ折り返すのかと言うと、ズバリダサいからです。
 基本的に半袖はダサいと見なされていて、夏でも長袖を着る人がほとんどなのですが、どうしても暑かったり、洗濯してまだ乾いていなかったりする時はしょうがなく半袖を着ます。その時、半袖の中途半端な長さや形が嫌なので、一つ折り返すのです。折り返していない人は「マジメさん」と見なされます。高校だけではなく中学校からそうでした。
 言ってしまえばただの流行りなんですが。関東の方と理由が同じかどうかは分かりませんが、岐阜県なら多分同じだろうと思って、投稿させていただきました。

                           (情報提供:岐阜県の高校生sakiさん)

 半袖がダサい!?
 そんなこと考えたこともないです。不思議だなあ。
 謎がなんとなく解けました…ありがとうございました(^^)/
 (2009年の投稿情報です)
 イラストについて

 なんか肩のバランスが不自然になった気がします…。

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