養成基準

 

 

CULL カリタス カウンセラー養成基準について:

(はじめに)

私たちの団体は下記の4項目を意識した上で養成基準を定めています。

(1)現在、日本には残念ながらカウンセラーの国家試験がありません。

各種の団体がそれぞれ独自にカウンセラーの資格を授与しています。

(2)カウンセリングの国家試験と憲法の自由(基本的人権の問題)の考

え方:

心理療法の国家試験は治療的な心の分野では必要ですが、生きる喜

び、生き甲斐、趣味、信仰の領域を含む微妙な人間の心の領域までも

一律に国家試験化する事をしてはいけません。

(3)身近な人々への生き甲斐支援のカウンセリングまでを国家試

験にしたら憲法の基本的人権を侵害します。私たちのカウンセリングは

この領域で1987年以来活躍しています。

(4)良い民間団体とは:

それぞれの良心的団体が憲法上の思想の自由、集会の自由の権利を

享受しつつ自然で明るく健康的な日本社会を建設しています。

その団体(学校法人、公益法人、営利法人、専門学校等)を

国はいつも暖かく支援してくれています。憲法と該当法をいつも

大切にしている団体として日本社会に貢献していきましょう。

 

CULL カリタス カウンセラー養成基準: 

ユースフルライフ研究所の認定基準は私が 長年の勉強と臨床体験から

誕生した心理療法の基礎理論(CULL カリタス カウンセリングの理論)

という教材<本の題名:生き甲斐の心理学:アマゾン、サンパウロ等全国書店で販売)

を基にワークショップを中心に研修していただきながら

公表された基準表に準じて認定していきます。

 

<CULL カリタス カウンセラーの資格認定と養成に関する基準>  

1.この過程の履修は、基礎コース、研修コース、専修コースおよび専門コースの順序による。

2.1単位は18時間の学習とする。

3.受講資格は別に定めない。

4.3級を取得する条件:

基礎学習で4単位、研修コースで20単位を取得していること。明細は下記の通

り。面前試験ではロジャースの6条件がカウンセリングで行えるのが3級試験合格

の基礎条件。

5.2級を取得する条件:

専修コースで8単位取得のこと。テキスト第3版<生き甲斐の心理学>のABC理

論とテキスト中の諸理論を基に自己の成育史を分析出来る事が2級試験合格の基礎

条件。

6.「カウンセラー二級」認定証取得までの学習期間は三級取得後最低3年とする。

7.監督実習は最低16単位を修得し終わったものが受講できる。

8.専修コースの期間は1年以上にわたるものとする。

9.専門コースはカウンセリング関連機関において1年以上の実践的研鑚を積むこと

   を必要とする。

10.本免許認定証取得までの学習期間は最低2年とする。<生き甲斐の心理学>のAB

     C理論と教材中の諸理論を基に他者分析が出来ると同時に論文及びケースレポート

     の単位取得を基礎条件とする。

11.第9項の機関は当研究所において認定する。

学科及び演習の学習内容:資格認定の基準

専門コース(8)

ケースレポート  (4)   論       文(4)

専修コース()

  監 督 実 習 T(4)   監 督 実 習 U(4)

 

 

 

研修コース

(20)

実習及び演習  (10)

 学科 (10)

A.     必 修(8)

*カウンセリング演習(4)

   ロールプレイングT・U

*グループ経験(4)

エンカウンターグループT・U

B 必 修(2)

 *宗教心理学のワークショツプ(2)

 

. 選 択(2)

フォーカシング 感受性訓練 絵画鑑賞による心

理療法 音楽鑑賞による心理療法、その他

 

A.     必 修(10

カウンセリング概論(2)

パースナリティ理論(2)

人間論・人間関係論(2)

カウンセリングの理論(2)

特殊講座(宗教心理学)(2)

 

B. 選 択(2)

臨床心理学

基礎コース(4)

        基  礎  学  習 (4)

  ( )内は単位を示す。2009年8月1日より有効(以前のものも有効です)

 

 

 

 

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