そして舞台は3回戦へ 数々の実力者たちが、しのぎを削る! そんな中、今回もノーマークの新人コンビが躍進を遂げる!? 果たして、準決勝に進めるのは誰だ!? おか:さぁ、ということで3回戦にやってまいりました。 あべ:来ましたね、はい。 おか:ここまで来ますと、もう実力派コンビばかりが残っているわけですが、どうですか、この33組のメンバーを見た感想は? あべ:やっぱり、優勝候補と言われてるコンビは全員残ってますし、みんな力を入れて一生懸命漫才をやってるなぁと思いますね・・・ おか:いや、ところがどっこい、今回は全員がそうとも限らないってわけですよ。 あべ:いやそんなことは無いだろ!? おか:中には、こんな脱力系コンビもいたりして・・・ あべ:えっ、それってどんなコンビですか?あべ:なるほど、確かにいい意味で力の抜けたような雰囲気を持ったコンビですね・・・ おか:このコンビを見て個人的に1つ驚いたのは、こちらに広田松森さんのネタの台本があるんですが、 その台本の文字数を数えるてみると、わずか844字なんです。 あべ:わずかって、なんかそう言われてもピンと来ないですけど。 おか:これが、一番文字数の多い、シンナーズさんのネタだと全部で5730字あるんです。広田松森さんはその6分の1以下なんです! あべ:確かにすごい差だ!
エントリーNo.016 広田松森 広田:おかしいな。 黄巻神なんて聞いたことがないな。
松森:黄巻神を知らないか?
広田:黄巻神なんて知らないな。
松森:黄巻神は短気なんだぞ。
広田:黄巻神は短気なのか。
松森:黄巻神は短気なんだ。 信号の黄色の時間が短いのも黄巻神が短気だからだ。
広田:そうだったのか。
松森:そうだったんだ。
広田:数年来の謎が解決したよ。 でも、押しボタン信号は黄信号が点滅してるよな。
松森:あれは黄巻神がお怒りなんだ。
広田:黄巻神がお怒りなのか。おか:どうですか、この違い? あべ:確かにすごい違いだ! おか:まぁ、こんな全く対照的な2組が、同じ舞台でこの3回戦を受けてるってわけですよ・・・ あべ:なるほど、果たして結果がどうなるか楽しみですね。 おか:そうですよ、特に、シンナーズさんは優勝候補でもありますし。 あべ:まぁそんなことはさておき、しかしやっぱり今回は、というか今回も注目なのは、 こんな強豪メンバーを相手にここまで勝ち上がってきた新人コンビ、この中から決勝まで残るコンビが果たして現れるかですよ。 おか:お〜、ついに第3回でもこのコーナーがやってきましたか。 第1回の八十八さん、第2回の茅ヶ崎ダンスさんに続く、ノーマークからの躍進組は今回は誰でしょうか!? あべ:では一気に候補のコンビ紹介をいたしましょう、どうぞ。
エントリーNo.030 シンナーズ 山上:それじゃあ気を取り直して読むね。
『ここはどうぶつもり。たくさんのどうぶつたちがあそんでいます。
「かくれんぼするものこの指とーまれ!」子リスちゃんがみんなで遊ぼうと元気良く人差し指をそらにあげます。』
香川:平和な出だしだねえ・・・。
山上:『ばきーん!人差し指が天井にぶつかってにぶい音がひびきます。
「今のプレイもう一度ご覧頂きましょう」「あー・・・完璧にあさっての方向に曲がっちゃってますねー」
「そうですね。コレは試合続行不可能でしょう」「そうですね。人差し指なんて一番デリケートな部分ですからね」
子リスちゃんはあまりに痛くて泣きだしてしまいました。』
香川:いや、途中の野球中継みたいなやり取りはなんなんだよ!・・・あとリスの手が届く天井ってどんだけ低いんだ。
山上:『もりのどうぶつ達が集まってきて子リスちゃんの指に止まります。』
香川:痛いから痛いから!子リスちゃんは試合続行不可の怪我だから!怪我人の患部に容赦なさすぎだから!
山上:『かくれんぼの始まりです。うさぎさんは木の影へ、おさるさんは木の上へ、子リスちゃんは病院へかくれました。』
香川:子リスの場合は怪我の治療なんだよ!
山上:『ひぐまくんは岩陰へ、アフリカぞうくんも岩陰へ、インドぞうくんも岩陰へ、シロナガスクジラくんも岩陰へかくれました。』
香川:何で巨大な生物が岩陰に集中するんだ!?あとシロナガスクジラは森にいちゃダメだろ!
・・・てゆーか、インド象とアフリカ象は総合して「ぞうくん」で良いんじゃねえの?
山上:ハァ・・・あのねぇ、これだから素人は困るんだ。アフリカ象とインド象とでは全然違うんだよ。
インド象は耳が小さいけどアフリカ象は耳が大きいし、インド象の体型はたる形でアフリカ象はくさび形だし。
香川:象マニアかお前!?どんなこだわりだよ。
エントリーNo.031 ひろたか 漫才暦の短さを感じさせない面白さ、初挑戦にしてファイナリストの有力候補だ! (挑戦前・・・・)
MM−1に初挑戦させていただきます。よろしくお願いいたします。
高田:しかし40世紀にもなると日本はどうなってるんでしょうねぇ。
広川:聞いてないよオイ!でもまぁ確かに、あんまり予測つかないよなぁ。
高田:俺が思うに、現代の文化が発掘されたりすると思うんですよ。
広川:あーなるほど。今でも大昔の遺跡とか発掘したりするようにね。
高田:そこで、どんなものが発掘されるのかをちょっと考えてみました。
広川:ほほう、例えば?
高田:マクドナルド。
広川:マクドナルド!?あー、でもまぁ現代の文化っぽいな。
高田:笑ってる店員のミイラが発見されて、未来にもスマイル0円の文化が。
広川:伝わるかよ!だいたい、そんなところから遺体出てくんなよ!
エントリーNo.023 インスタントラ〜メン 「デリバリーメイド」というネタで挑戦、2人のキャラの立ったネタで着々と上位を狙う! 愛沢「それでは料理を作らせて頂きます。 ………ご主人様、お台所は?」
渡邊「あ、台所はアッチだから。 冷蔵庫の中にある物は全部使っていいよ」
愛沢「え?冷蔵庫の中のもの全部? ご主人様、見かけによらず大食漢ですねぇ〜」
渡邊「いやいやいや、全部使えって意味じゃないから………使ってもいいっていうだけ。 本当に全部使ったらオレ多分キレるから」
愛沢「………でも一人暮らしの若者の冷蔵庫の中なんてたかが知れてますから。 どうせヤクルトしか入ってないんでしょう?」
渡邊「何をもってしてヤクルトなんだよ……… 大丈夫だよ、オレだって一応料理とかたまに………」
愛沢「ガチャ」
渡邊「人の話を聞けよ! そんで何でお前料理するのに一番最初に開けたトコが冷凍室なんだよ!」
愛沢「ご主人様、冷凍マグロ一匹そのままはありませんか?」
渡邊「一般家庭にそんなモンある訳ねぇだろ! 例えあったとしてお前は何を作る気だよ!」あべ:はい、今回もいろいろと見ていただきましたが・・・ おか:いや〜、特に最後の、前髪さんはもうある意味すごいネタですね。俺的には大好きです、こういうの・・・ あべ:おっ、またこれは、おかさんのお気に入りコンビの仲間入りですか!? おか:まぁ俺なんかの言葉に大して価値はありませんけど・・・ あべ:では、そろそろいきましょうか。 お待たせいたしました。そろそろ3回戦の結果発表の方へといきましょう。 おか:いきますか! はい、それではよろしくお願いします。 あべ:さぁ一気に発表いたします、準決勝に進むことができたコンビはこのコンビです、どうぞ! おか:どうぞ・・・・・
エントリーNo.009 前髪 そして今回の極めつけはこのコンビ、なんと「スガシカオ」で、この大会に旋風を巻き起こす!? 五月雨:「スガシカオ」って、変な名前だよね。
樹木:…んー否定できないね。
五月雨:本名だっけ?
樹木:たしか本名って聞いたことがあるよ。
五月雨:親のネーミングセンスが疑われるね。
樹木:そこまでひどいか?
五月雨:まあ、「スガ」は分かるんですよ。「菅」か「須賀」ですよね。
樹木:たしか「菅」の方だったと。
五月雨:問題は「シカオ」ね。どうですこの名前?
樹木:まあ……変だね。
五月雨:でしょ。どんな字書くんだろ?
樹木:んー分からないね。
五月雨:「鹿男」か?
樹木:それはない!真っ先に思いついたけどそれはない!
五月雨:生まれてきて第一印象が「あ、結構面長だな」ということで。
樹木:それは親がひどすぎる!そこまでサファリチックなちゃんだったのか?
だいたいスガシカオは面長じゃないから違うでしょ。
五月雨:じゃあ「歯科男」。
樹木:それもない!将来の職業が決まっちゃってるよ。あべ:以上のコンビが、見事準決勝進出です! おか:おめでとうございます! あべ:結果は、22組が準決勝へと進出いたしました。 おか:いや〜、しかし22組も残るとはすごいですね。 あべ:では次はまた準決勝でお会いしましょう、さぁ次はいよいよファイナリスト誕生の瞬間です! おか:それでは・・・ 準決勝の結果発表 MM−1トップに戻る
エントリーNo. 出場コンビ(グループ)名 001 エイジアンエイジアン 003 Rendezvous 006 月明星稀 feat.パパ&ママ&結縁さん 009 前髪 010 ローテンション 012 ライジングブルー 013 デブガリズム 014 パピーゲバ 015 八十八 017 シベリア派遣部隊 019 ROKI 021 ブルースイカ 025 セブンセブンス 028 天体観測 029 たいまつぎょうれつ 030 シンナーズ 031 ひろたか 033 神風とくやこうや 035 言霊連盟 036 薬罐部 037 麒麟145 039 ストライプ