第10回MM−1グランプリ
THE FINAL ROUND!!
X子:はいどうもー!
決勝戦の司会を務めます「乙女の方程式」です!
Y美:今回は第10回記念大会ということで、特別に審査員1名増量でお送りしております。
X子:そして第10回記念大会ということでね、決勝進出者は史上最大の11組!
さらに!第10回を記念して、自分のコンビが決勝進出した5名の審査員が全員決勝審査員に残るという前代未聞の事態に!
Y美:うん、その2つは10回記念関係ない事故なんだけどね・・・
まぁ、参加60組以上なら10組進出って予定もあったし、これはこれでって感じかなぁ・・・
X子:さらにさらに!
今回は第10回記念大会ということで、第10回にかけて10月に決勝戦を放送しています!!
Y美:うん・・・第7回とか第8回も10月放送だったけどね・・・
X子:さて、それではさっそく1組目の方にネタを披露していただきましょう。
Y美:トップバッターはこのコンビです、どうぞ!
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エントリーNo.034
天体観測
ダイエット
翔:今年の秋で天体観測もコンビ結成から7年経つことになるらしいですよ
ミヤ:長いですねぇ。それだけ長いと、もうコンビ結成して何年経ったか想像もつきませんね
翔:いや、7年経ったって言っただろうが
というわけで改めまして。はいどーも! 天体観測です!
ミヤ:最近の趣味はからあげを道行く人に投げつけること、天体観測ですー
翔:オレはそんなことやってねぇよ!
お前はいったいどんなプライベートを過ごしているんだ!
ミヤ:聞いてくださいよ。私も一応乙女じゃないですか
翔:乙女と書いて おつ おんな と読む方ですね
ミヤ:乙女の代名詞といえば、ダイエットじゃないですか!
翔:そうですね。あなたは酒飲んではBL本を読み漁っているんで体重は増え続けてますね
ミヤ:ですから今日は今後に向けてダイエット計画を立てようと思っているんですよ
翔:オレは別に体重とか気にしてないからあんまり興味ないんだけど……
ミヤ:手伝ってくれなければ、からあげ投げつけるぞ!
翔:趣味の延長線上! わかりましたよ。手伝います
ミヤ:よっしゃ! 命がけでダイエットするぞ! まさにDIEエットよ!
翔:意味分かりませんけどね。「うまいこと言ってやったぜ」みたいなドヤ顔してますが
ミヤ:いいえ、これは「ミヤ顔」です
翔:知ったこっちゃねぇ。とりあえず痩せるためには運動が第一ですよ! 運動してますか?
ミヤ:からあげを
翔:黙ってろ
ミヤ:ちょっと! 最後まで聞いてよ!
翔:あぁ、すまんすまん。ただ、からあげを人に投げるのは運動じゃないからな
ミヤ:違う違う。からあげの上に乗ってバランスを取ったりしてます
翔:バランスボールみたいな使い方している!
ミヤ:使用後は私の方で美味しく頂きます
翔:何その1歩進んで2歩下がるみたいなダイエットは
ミヤ:その時についでに手と口に運動もしています
翔:箸使ってからあげ噛んでるだけじゃねぇか! そんなもんは運動じゃねぇ!
ミヤ:ゆくゆくはダイエット本を書く気だからね!
翔:出版業界なめんじゃねぇ!
もっとまともな運動してくださいよ
ミヤ:まともな運動って?
翔:ジョギングとかは手軽で有酸素運動なのでいいですよ
ミヤ:あー、私ジョギング駄目なんだよねー
走ると汗かいちゃうから
翔:それが目的なんだよ! 汗かかずに痩せるなんで無謀だぞ!
ミヤ:汗かかずにダイエット それが真のダイエットである BY 川藤 幸一
翔:ルーキーズの監督、そんなこと言わねーよ
ミヤ:ジョギングって水分補給が大事なんだよね?
翔:その通り。脱水症状を防ぐためにも小さなペットボトルを持ち歩いたりするのが大事なんだよ
ミヤ:そのペットボトルの中身はからあげでもいいの?
翔:いいわけねーだろ! ていうかペットボトルの中にからあげは入らんぞ
ミヤ:せめてからあげを揚げた液体だけでも!
翔:油じゃねーか! ジョギング中に油飲むなんてお前、車か!?
ミヤ:車か!? と聞かれたら車Car と答えますけどね!
翔:ミヤ顔してるんじゃねぇ! 全然うまいこと言えてねーからな!
ミヤ:運動しないで痩せる方法はないかなー
翔:駄目な人間の考え方だよ! もう絶対に成功しないと断言できる!
ミヤ:それでもミヤなら……?
翔:何を言わせようとしてるんだよ! 意思の弱いお前だからこそ断言できるんだよ!
ミヤ:とりあえず食事から気をつけようとは思うんだよね
翔:確かにダイエットするなら食事は重要ですけどね。でも悪い予感しかしないよ
ミヤ:からあげは何ダースまで食べていいのかな?
翔:早くも悪い予感的中だ! まさかダース単位で来るとはな!
ミヤ:からあげは鶏肉でしょ? 鶏肉は脂身が少ないからヘルシーでダイエット向きなんだよ!
翔:その脂身の少ない鶏肉を油で揚げてどーすんだよ!!
それにどんなにヘルシーなものでも食べ過ぎたら意味が無いわ!
ミヤ:じゃあどんなものを食べればいいのさ?
翔:基本的にはご飯や麺などの炭水化物を少なめにして野菜や青魚、果物を多めに取りたいね
ミヤ:それを1日7食と
翔:関取にでもなっちまえよ
ミヤ:だってそんな食事じゃ全然物足りない……
翔:ダイエットする気あんのか
ミヤ:じゃあ、決まりごとを決めようよ!
翔:決まりごと?
ミヤ:そう! 土曜日はお肉を食べていいとか7のつく日はハッピーデーとか
翔:パチンコ屋か! でも苦しい中でも遊び心は大事だし、そういう決め事は良いと思うよ!
ミヤ:やった! じゃあ数字のつく日はからあげを食べてもいいことにしよう!
翔:全部じゃねぇか。あれか? お前の頭の中にはからあげが詰まっているのか?
ミヤ:あぁ、もう駄目! 運動と食事以外でダイエット出来ないかな!?
翔:それはもはやダイエットと呼ばない気がするがな
じゃあ、レコーディングダイエットはどう?
ミヤ:何それ? からあげ食べながら続けられるダイエット?
翔:もう「からあげ」という言葉がゲシュタルト崩壊してきたよ
レコーディングダイエットっていうのは簡単にいうと毎日朝昼晩に食べたものをノートに書いていく方法なんだよ
ミヤ:書くだけなの? それだけで痩せられるの!? 30キロぐらい痩せられるのかな!?
翔:30キロ減量とか気持ち悪いわ! 今のお前から30キロ引いたらテレホンカードみたくなるわ!
違う違う。書くことによって自分の食生活を自覚して、それを改善していくの!
ミヤ:へぇ。じゃあちなみに昨日と今日の昼までの食生活を言ってみていい?
翔:よし、オレが気付いたことがあったら指摘するからな
ミヤ:昨日の朝ごはんは……ごはんとチャーハンとおかゆ
翔:米ばっかりじゃねぇか!! オール炭水化物て!
ミヤ:昼ごはんは……アンパン、食パン、カレーパン
翔:今度はパンばっかり! バランス考えろよ!
ミヤ:ジャムバターチーズ、アンアンアン
翔:それアンパンマンの歌! ダイエット関係ないから!
ミヤ:後はさらにピザとハンバーガーとホットドックも食べたなぁ
翔:食いすぎだよ! そりゃ、ダイエットしなきゃまずいわな!
ミヤ:夜ご飯は都合により食べておりません
翔:お腹痛くなっちゃったんだ! 案の定という言葉しか出てこないよ!
ミヤ:そして今日の朝も都合により食べておりません
翔:お腹痛いのが尾を引いてる!
ミヤ:違うわよ! 朝ごはん食べるお金が無かったのよ!
翔:悲しい理由だった! それじゃあお腹すいただろうに……
ミヤ:で、今日の昼がカツ丼と箸
翔:腹減ったからって箸まで食うんじゃねぇ!! 野獣かお前は!
ミヤ:で、今に至ります
翔:ていうか、お前あれだけからあげからあげ言っておいて全然食ってねぇじゃねぇか!
ミヤ:そりゃあ、この前、からあげを揚げようとしたらアパート全焼未遂事件を起こしたからね!
アパートでからあげ禁止令が出されてるのよ! まぁ、鶏肉じゃなくてアパートを揚げようとしちゃった、みたいな!
翔:何やってんだよ、お前! そんでもってミヤ顔やめろや!
ミヤ:いえ、これはボヤ顔です。本当に泣きたい
翔:知らんわ! お前、本当にそんなんでダイエットできるのか!?
ミヤ:いや、実は私は食べても食べても太らない性質だからダイエットしなくてもいいんだけどね
翔:からあげ投げつけるぞ!
X子:ありがとうございました。
いやぁ、さすがベテランとあって、息ピッタリの漫才でしたね!
Y美:では、何名かの審査員からのコメントをいただきたいと思います。
まず、今回初めて審査員を務めていただいた山下 銃さん、いかがでしょうか?
・ミヤ顔ww かわええww すげえ想像できるわww
からあげに固執したのが上手いこと行ってますね、からあげ大好きキャラのミヤさんのキャラクターが生きてて全編通してずっと楽しいです。
からあげでバランスボールとか、アンパンマンの歌とか、ちょっとコテコテしてるところも無いわけじゃないんですが、翔さんのツッコミで持ち直してますね。
にしてもあああー!! お腹減る漫才だッッ!! 夕飯前に読むんじゃなかったッッ!!
X子:そうね、「からあげ」という言葉の食欲増進度合は異常よね。
Y美:人間の性ね・・・
続きまして、2回目の審査員となる火田辻正さんはいかがでしょう?
・ミヤ:ミヤちゃんぱ〜んち!
翔:ぐへあっ
いや〜やっぱり恒例のこのくだりが面白か……あれ?やってねーや今回。
(以下省略)
X子:そういえば!!確かにやってない!!
Y美:盲点でしたね・・・
ちなみに今回、一部のコメントについてはネタになりそうな部分だけ引用させていただいております。
それでは最後に、このネタの作者である翔さん、いかがでしょうか?
・前回決勝にいけたときよりもネタに手ごたえがないのが気がかりです
何回読んでもレコーディングダイエットのくだりからが雑すぎて見ていて辛いです
新井がFAで広島から阪神に行ったときよりも辛いです
X子:ほうほう・・・野球例え出ましたね・・・
Y美:まぁ何にせよ、自分のネタがどうなるかというのはそれなりに怖いものですよね。
さて、どんどん参りましょう。
X子:続いて、2組目はこの方たちです!
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エントリーNo.038
灯風
over the horizon
ナオ:どうもー、灯風ですよろしくお願いします!
ゴウ:突然だけど最近、自分はニュースキャスターに向いてると思うんですよ。
ナオ:え、お前が?
ゴウ:おうよ!むしろ、産まれたときからニュースキャスターなんじゃないかと思ってる。
ナオ:それはよくわかんねぇよ。産まれたときはみんな無職だよ。
ゴウ:だから、それを証明するためにこの場でやってみていいですかね。
ナオ:ニュースキャスターを?じゃあやってみてくださいよ。
ゴウ:「おはようございます、お昼のニュース23です」
ナオ:いま何時だよ。いま何時なんだよ。
ゴウ:「まずは嬉しいニュースです。今日、東京・上野動物園で、かわいくないパンダの赤ちゃんが生まれました」
ナオ:へぇ、かわいくn……かわいくない!?かわいくないの!?
ゴウ:「とにかくかわいくないです」
ナオ:かわいくないの!?パンダの赤ちゃんなのに!?
ゴウ:「飼育員によると、『とにかくかわいくない』『吐き気がする』『逆にケータイの壁紙にしてしまって、ずっと吐いてる』とのことです」
ナオ:そんなに!?てか、ケータイの壁紙にして吐くってアホすぎるだろ!!
ゴウ:「この赤ちゃん、母親や飼育員の呼びかけにも答えず、ぶっきらぼうな態度をとっているそうです。
……かわいくないですね」
ナオ:そういうかわいくないもあんの!?……外面的にも内面的にもかわいくないってどんだけだよ!?
ゴウ:「……それでは、続いてのニュースです。
先週、上野動物園で生まれたかわいくないパンダの赤ちゃんですが……」
ナオ:先週も生まれてたの!?しかもまたかわいくない!?
ゴウ:「その名前が、一般公募の中から選ばれました」
ナオ:ああ、そういうのあるよね。
ゴウ:「選考の結果、パンダの赤ちゃんの名前は『ゴリラ』に決定しました」
ナオ:パンダなのに!?パンダなのに!?……確かにブサイクの鉄板のあだ名だけども!!
ゴウ:「それに対し、かわいくないパンダの赤ちゃんは『ま、名前なんでなんでもいいけど』と話しています」
ナオ:かわいくねぇな!!……いや、その前になんでパンダの赤ちゃん喋ってんだよ!?天才かよ!?
ゴウ:「……それでは、次のニュースです。
先々週、上野動物園で生まれたかわいくないパンダの赤ちゃん『ゴリラ』ですが……」
ナオ:先々週も!?てか、コイツも名前「ゴリラ」なの!?
ゴウ:「ついに一般公開が始まりました」
ナオ:へぇ、そうなんだ……
ゴウ:「しかしあまりにかわいくないので、半透明の仕切り越しに公開です」
ナオ:ぼやっとしか見えねぇじゃん!!……いや、見えたら見えたで吐き気催すんだろうけどさ!!
ゴウ:「ちなみに場所は、ゴリラの柵の隣」
ナオ:ややこしいな!!本物のゴリラの隣にパンダの「ゴリラ」ってややこしいな!!
ゴウ:「隣の柵のゴリラも、『ゴリラ』を見て毎日吐いてるそうです」
ナオ:ゴリラにも吐かれるのかよ!?とんでもねぇな!!
ゴウ:「また、『ゴリラ』の柵の周りは、体の弱い方や身長135cm以下の子どもの入場が制限されます」
ナオ:すげぇな!?動物園で身長制限って前代未聞だぞ!?
ゴウ:「ちなみに、身長制限のパネルにはかわいくないパンダの赤ちゃんの写真を使っています」
ナオ:じゃあそれ見たら子どももみんな吐くじゃねぇか!!本末転倒だろオイ!!
ゴウ:「……それでは、次のニュースです。
1ヵ月前、上野動物園で生まれたかわいくないパンダの赤ちゃんですが……」
ナオ:もうどんだけかわいくない赤ちゃん産まれてんだよ!?4週連続て奇跡か!!
……というか、パンダの赤ちゃんのニュースしかねぇの!?政治のニュースとかねぇの!?
ゴウ:「その赤ちゃんを見て吐き続けると痩せるとのことで、『吐くだけダイエット』として話題になっています」
ナオ:ヤな痩せ方だな!?ショーツとかの“履くだけダイエット”みたいに言ってるけどさあ!!
ゴウ:「しかしこの赤ちゃん……かわいくなさすぎて『実は一周回ってかわいいのではないか』という意見が出てきています」
ナオ:……え、どういうこと!?一周回って論理って通用すんのコレ!?
ゴウ:「そのため、『吐くだけダイエット』を続けようとした人々が吐かなくなっているということで……
……ダイエットの夢も“儚く”なっているようです」
ナオ:上手いこと言ってんじゃねぇよ!!
ゴウ:「そのため警視庁は、このパンダの赤ちゃんを逮捕」
ナオ:……えぇ!?なんでパンダが逮捕!?……いや、まずパンダが逮捕ってどゆこと!?
ゴウ:「警視庁の調べによると、ゴリラ容疑者は……」
ナオ:そいつの名前もゴリラなのかよ!!かわいくないパンダの赤ちゃんみんなゴリラかよ!!
ゴウ:「『別に嘘をついたわけではない』と供述」
ナオ:……てかさっきから思ってたけど、かわいくないパンダの赤ちゃんって喋れるのが普通なん!?え、かわいくないとそうなの!?
ゴウ:「これに対し警察は、『詐欺とかよくわかんないけど、かわいくなさすぎて逮捕した』と述べています」
ナオ:結局の逮捕の原因それかよ!?かわいくなさすぎて逮捕ってアリなのかよ!?
ゴウ:「えっ、あ、はい…………あんっ……
……えー、ただいま臨時ニュースが入りました!」
ナオ:途中の“あんっ”はなんだったんだ……
ゴウ:「つい先ほど、ワタクシの第一子が産まれました!!」
ナオ:……知らねぇよ!!やっとパンダ以外のニュースかと思ったら!!んなコト全国放送で流すなよ!!
ゴウ:「かわいくない第一子が産まれました!!」
ナオ:……かわいくないの!?え、かわいくないの!?
ゴウ:「かわいくなさすぎて、妻と産婆さんめっちゃ吐いたそうです」
ナオ:吐いたの!?かわいくなさすぎて!?奥さんに至っては自分の子供なのに!?
ゴウ:「その吐瀉物を寄せ集めて、赤ちゃんを作ったそうです」
ナオ:何してんだよ!!何その力太郎みたいなの!?……てか、赤ちゃんサイズ作れるってどんだけ吐いたんだ!!
ゴウ:「それがなんと、めっちゃかわいいそうです!!」
ナオ:……えぇ!?吐瀉物で作ったのに!?
ゴウ:「あまりのかわいさに、妻は『吐瀉子の方を子供にする!!』と言っているそうです」
ナオ:ダメだろ!!吐瀉物に負ける赤ちゃんかわいそう過ぎるわ!!……てか、吐瀉子て!
ゴウ:「しかし吐瀉物には変わりないので、めっちゃ吐いたそうです」
ナオ:結局吐いてんじゃねぇか!!散々だな!!
ゴウ:「ちなみに吐瀉子自身は『私は名前、ゴリラがいい!!』と言ってます」
ナオ:お前はゴリラ関係ないだろ!!強いてあげるとしたら色合いぐらいだよ!!
……てか、吐瀉物なんで喋ってんの!?え、生命吹き込まれたの!?なんなの!?
ゴウ:「……あっ、今、吐瀉子の写真が届きました!こちらです!」
ナオ:いや、そんなんテレビで映すな!
ゴウ:「いやーかわいいですnおおおおおえええええええぇぇぇぇぇぇぇ!!」
ナオ:お前も吐くのかよ!!放送事故だよもうこれ!!
ゴウ:「おおおおおえっ、あ、はい…………あぁんっ……
えー、またしても臨時ニュースが入りました!」
ナオ:だから途中に入る喘ぎ声なんなんだよ…………臨時ニュースの受け渡しで何があってんだよ……
ゴウ:「厚生労働省によると、先ほど、何万人もの人々が同時に吐き気を催したとのことで……」
ナオ:吐瀉子の写真流すからだよ!!ある意味バイオハザード!!
ゴウ:「警視庁は、集団食中毒の疑いで調べています」
ナオ:違ぇだろ!!原因ハッキリしてるよ気付けよ!!
ゴウ:「早く解決するといいですね」
ナオ:お前らが原因だろうが!!
……ってオイ!!お前!!全然ニュースキャスター出来てないじゃねぇかよ!!
ゴウ:え?めっちゃ上手くいってただろ……
ナオ:どこがだよ!!
ゴウ:まあ、これで俺も、ニュースキャスターとしての箔が付いただろ?
ナオ:……“吐く”だけにね、ってもういいよ!!
二人:どうもありがとうございましたー。
X子:ありがとうございました。
いやぁ・・・これまた凄い題材でしたけども。
Y美:では、初めて予選から審査をしていただいた銀沙灘さん、いかがでしょうか?
・かわいくない漫才ですねえ。
さすがに中盤までのかわいくないパンダのゴリラ押しはしつこく感じてしまい中だるみしてしまいましたがましたが、
かわいくない事からの広げ方の幅が閲覧制限に逮捕とどんどん過剰になっていく展開はお見事です。
吐瀉子はこれ一本でネタ作って欲しいくらいツボにハマりました。
X子:ふむふむ。確かに、見たことのないような凄さがあったネタだったわね。
Y美:続きまして、決勝審査員のスリーオールさんはいかがでしょう?
・嘔吐しまくってるネタにこういうことを言うのもあれですが、非常にキレイなネタだったと思います。
「かわいくない」という何気ないながらも破壊力のあるボケから始まり、
そのボケから引き出されて樹形図のように広がっていくボケを漏らさず丁寧に拾っている感じがあって、
読んでいて強引さとかや腑に落ちない部分といったものがありませんでした。
ただ強いて言えば、ちょっとキレイにまとまりすぎている気がします。
終盤にかけて盛り上がったところで終わったりした方が、やはり読後の満足感は増してくるのではないかと思いました。
(樹形図の例え、わかりづらかったらすいません。ニュアンスだけでもくみ取っていただければ幸いです)
X子:なるほど・・・取りこぼしのないネタ、という感じでしょうかね。
Y美:では、2回連続で決勝審査員を務めていただいたKKジハードさん、いかがでしょうか?
・序盤から中盤のかわいくないパンダの畳み掛けでめっちゃ笑いました。天丼の使い方が大胆かつ上手いですな。
終盤の大ボケの連続もボケ自体はよかったのですが、まとまりに欠けてて空回っている印象を受けました。
吐瀉物の部分にボケの急ぎすぎている感じを感じさせない緩急があるといいかなと。
また、オチがあっさり〆られ過ぎているのもネタの内容が強烈なだけに少々勿体ないなぁ。
さて、ここいらでちょっと手鏡使って髪のセットwおええええええええええっ!!
X子:うわあぁぁぁ!!KKさんが自分の顔を見たら気持ち悪くて吐いたーー!!!
Y美:なーにやってんだか・・・
さて、どんどん参りましょう。
X子:続いて、3組目はこの方たちです!
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エントリーNo.030
月影連盟
遁教
咲野:はいどうもー、お願いします。
海堂:みなさんいいですかー。
はい「人」という字は、人が同じことを反復思考して得た最高の「道」を「極める」という意味なんです
咲野:「極道」になっちゃったよ。急にどうしたんだよ、また何かに目覚めたの?
なんか四方八方から「またそっち方面のネタかよ」って声が聞こえた気がするけど。
海堂:いやいや、マフィアとかヤクザとかの危なっかしいことは飽きちゃったよ。
実はこの前、金八先生の再放送を見てさ、改めて感動したの。
中島みゆきの「世情」を聴いたとき、金八先生すげぇーって思ってさ。
咲野:因果関係が逆だろ! ドラマの背景で流れてる世情が凄いなーと思うもんだろうが。
海堂:中でもね、イタリアの恐竜博士に占拠された魔法学校を救うために全身白装束を身にまとったショーン・コネリーが、
「ボクハシニマシェーン」って叫びながらチョコレート工場の煙突から飛び出して爆死するシーンが大好きなんだ。
咲野:色々と混ざりすぎてわけ分かんねぇよ! かろうじて武田鉄也がかすってる程度じゃねぇか!
海堂:だから今回は、俺が世情でシュプレヒコールを奏でるから、
お前はアナルからパチンコ玉を発射して天皇を吹っ飛ばす奥崎謙三の役をやってよ。
咲野:何その唐突な展開!? 奥崎謙三って昭和天皇狙撃事件で有名なアナーキストだろ?
海堂:そうそう、日本における戦後最大のアウトローだよ。俺、大ファンなんだ。
彼がアナルからパチンコ玉を発射したとき、中島みゆきの「世情」ってすげぇーって思ってさ。
咲野:お前一旦脳内の因果関係整理しろよ! 何だその奥崎、世情、金八の三角関係!
大体奥崎謙三はアナルからパチンコ玉を発射したわけじゃねぇよ、未遂に終わったから天皇が吹っ飛んだわけでもないし!
海堂:傍から見たら、俺がスローガン掲げて行進してて、お前は一般参賀してる天皇を狙い撃ちしてるんだよ。
統一性があって素敵やろ? これ、映画になると思わへん?
咲野:思わねぇよ! 大体アナルからパチンコ発射してる時点で素敵じゃねぇし、
そもそもお前が金八先生に感動したって話はどこいったんだよ!
海堂:この光景の傍らで金八先生が弾道学を講義してて、
生徒が「伝説の授業や!」って感涙する脚本を書いてきたんだよ、聴く?
咲野:聴きたくねぇよ! アナルからパチンコ発射してる俺を見て涙を流す中学生、やだよ!!
海堂:これを「金八先生第9シリーズ」の脚本としてテレビ局に持っていったんだけど、
受理されなかったんだよなぁ。
咲野:当然だろ! どこの柳井満がそんなもん採用するんだよ!
って、この流れ随分前に見たよ! お前全然成長してなかったのな!
……もういいよ、それより金八先生に改めて感動したんだって?
俺もあのドラマ大好きでさ、第1シリーズから全部見ちゃったんだよ。
海堂:お、マジで? 俺もリアルタイムで全部見たんだけどさ、全シリーズに共通する名シーンと云えばあれだよね、
河川敷で武田鉄也が「3ねーんBくみー!」って空に向かって叫ぶと、
3Bの生徒が「留年けってーい!」って云いながら駆け寄ってくるとこ。
咲野:そんな無駄に活気が溢れたシーンねぇよ! 「金八せんせーい!」って云いながら集まってくるんだろ!?
しかもそれオープニング前に入る「この後は金八先生、チャンネルはそのまま」みたいな宣伝コマじゃねぇか!
海堂:え、マジで!? コナンの映画でここぞというアクションシーンで「キミがいれば」が流れるあのパターンじゃないの!?
咲野:そのパターンじゃねぇよ残念ながら!
海堂:マジかよ……毎週あのシーンを見て、その後1時間ほどグダグダと続くオマケのドラマを見たり見なかったりしてたんだけど。
咲野:むしろそっちが本編だよ!
海堂:第6シリーズなんて凄かったよな、転校してきた上戸彩が次登場したときは男になってるんだぜ?
咲野:見たり見なかったりしてるからそんなことになっちゃうんだろ!? あれはちゃんと性同一性障害を乗り越える過程があったんだよ。
なんかお前の金八への愛が全然伝わらねぇよ、本当に好きなの?
海堂:失礼な。本当に好きだよ。今までのはほんの冗談。一番好きなのは、腐ったみかんの加藤優が逮捕されるシーンだな。
咲野:名作、第2シリーズだな。
海堂:他にも、健次郎が金八と和解するシーン、シュウが少年院に送還されるシーン、
松浦が転校してくるシーン、武田が世代交代を痛感して広能に語りかけるシーン、
松永が代理戦争から手を引いて堅気になるシーン、有田が槙原組の刺客に暗殺されるシーン、
咲野:後半仁義なき戦いの名シーンじゃねぇか! やっぱりお前極道に未練あるだろ!
海堂:もう未練はねぇよ。
その証拠に、極道映画にはまってた時にしてたパンチパーマももう無いし、刺青も無いし、小指も無い。
咲野:小指が無いのは問題だろうが!
海堂:まぁ、そんなこんなで、俺も更生して金八先生熱が再燃してるわけよ。
で、あれを見るとね、俺も学校の先生になりたいなーと思ってさ、
学生時代俺は先生に迷惑かけてばっかりだったから、今度は俺が先生になって昔の俺みたいな悪童を更生させてやりたいんだよ。
(生で女子中学生を見れるなんて最高じゃん、ウハウハ)
咲野:最後にさりげなく煩悩が漏れてたぞ! お前教師になりたい不純な動機ランキング1位を見事に体現しただろ!
でもまぁ、昔やんちゃしてて教師になった人も多いもんな、ヤンキー先生とかは一応成功してるわけだし。
海堂:だから今日は、俺が新しく赴任してきた金八先生をやるから、お前はその学校の校長をやってよ。
咲野:え、お前が金八先生の役をやんの?
海堂:そうそう。俺はあくまで金八先生になりたいんだよ。
で、お前は、ドラマとかでやたら新任の先生に冷たい校長とかいるだろ? あれをやってくれ。
咲野:分かったよ。
・
・
・
ほう、あなたが桜中学から赴任してきた先生ですが。
海堂:はい、えぇー、私、桜中学から赴任して参りました、坂本金太郎と申します。
咲野:……ん? 金太郎? こちらの書類には、坂本金八と書かれていますが……
海堂:あぁ、失敬! いやぁ、ついうっかり緊張して名前を間違えてしまいましたよ。
では改めて、私、桜中学から赴任して参りました、坂本金魚鉢と申します。
咲野:前より酷くなってない!? え、坂本金魚鉢ってどういうことですか?
海堂:ちょっとあなた、あの桜中学の伝説の教師、坂本金魚鉢を知らないんですか!?
ソーラン節を踊る生徒を体育館の影から眺めたり、
親の言いなりだった生徒が初めて親に反抗する瞬間をでかい壺の後ろから見てたりといった伝説を持っているあの教師ですよ!?
咲野:なんでそんなあんまり自分に関係ないエピソードが伝説になってるの!?
いや、確かに桜中学の坂本金八先生なら噂は聞いていますよ、
問題のあるPTAと闘ったり、体を張って暴力団から生徒を守ったり、こっちの学校でも話題になったことがありました。
海堂:そうです、それこそが私、桜中学の坂本金魚鉢です!!
咲野:何でこいつこんなに埒あかねーの!?
ちょっと一旦ストップストップ。何なの? ねぇ一体お前何なの?
海堂:ぐぬぬ……とある団体からこの中学へのスパイ活動を命じられたのだが、
さすが校長クラスともなるとすぐにばれてしまうか……
咲野:だってお前坂本金魚鉢だもん! 金八じゃねぇもん! 校長どころか用務員のおっさんでも異変に気付くわ。
それに何だよとある団体って、何でスパイのドラマっぽくなってんだよ。
海堂:あぁ、云い忘れたけど俺、そういったスパイ物のドラマも好きなんだよ。
咲野:じゃぁそのスパイ物のドラマで云ってなかったか? 「本人になりきるには名前も同じにしなければならない」って。
名前が似てるだけの偽物が登場したら、三流のギャグアニメみたいになっちまうだろうが。
海堂:三流のギャグアニメも好きなんだ。
咲野:好きなものが多すぎるんだよ! それ全部混ぜこぜにしちゃうからえらいことになるんだろうが!
もういいよ、今回は学園ものに絞ってやろう。お前は赴任してきた教師、俺は校長だ。
・
・
・
ほう、あなたが桜中学から赴任してきた先生ですか。
海堂:はい、えぇー、私、桜中学から赴任して参りました、海堂清志と申します。よろしくお願いします。
咲野:坂本金八じゃねぇのかよ……まぁいいや、校長の咲野です、よろしく。
海堂:早速ですが咲野校長は、「人」という字がどういう成り立ちなのかご存知ですか?
咲野:ほう、これが噂に聞く漢字の成り立ちの授業というやつですか。いえ、どういう成り立ちなのですか?
海堂:私もよく分かんないんですよね、誰か知ってる人いないかな? 給食のおばちゃんとか。
咲野:分かんねぇのかよ! 何で給食のおばちゃんが知ってると思ったんだよ!
海堂:恐らくですけど、「人」という字はお尻の割れ目を表してるんじゃないかと思うんですよ。
ほら、やっぱり人間っていうのは、お尻の穴がないと生きていけないみたいなとこあるじゃないですか。
咲野:ねぇよそんなとこ! お前人間をなんだと思ってるの!?
海堂:主に給食のおばちゃんとか、道徳の先生とか、パソコン室のモニターが故障したときすぐに駆けつけてくる作業服のおっさんとか、
水泳の授業を休んだ生徒が自習で国語のドリルやるときにちょいちょい監視にくる生活指導員とかに顕著ですよね。
咲野:何でそんな学校内において微妙なポジションの人ばかりケツの穴が重大なの!?
海堂:私ってスパイのドラマとか映画が好きなんですよ。で、潜入をするからには目立たないようにしなければならない、
つまりそういった地味な役職の方がスパイに適任だと思うんですよ。
咲野:何なの、あんたの頭の中ではスパイ=ケツの穴が大事な職業なの!?
海堂:スパイというのは、やはりスパイと悟られてはならない職業。しかし時には、それが発覚するときだってあります。
そうなったとき自分を守るものは、やはりお尻の穴から発射するパチンコしかないと思うんですよ!
咲野:奥崎謙三かよ!! いや、奥崎謙三じゃないんだけども!!
海堂:まぁ、機密情報が書かれたメモをお尻の穴に隠したり、薬や宝石を穴に隠して他国に持ち込むスパイもいますが、これはまだまだ初心者ですね。
上級者になると、弾道低落量を計算した上でパチンコ玉をお尻の穴にセッティングすることができます。
咲野:マジかよ、それだけ聞いてると本当にスパイってケツの穴が大事な気がしてきたよ……
海堂:因みに弾道低落量というのは、重力加速度に秒数の二乗と空気抵抗係数1.3をかけると求められます。
咲野:弾道学の授業始まっちゃった!!
海堂:ほら校長先生、職員室の入り口から生徒たちが覗いています!! 早く、早くアナルからパチンコを発射してください!!
咲野:え、何この急展開!? お前が序盤に云ってた脚本が始まってない!?
海堂:校長先生、何をグダグダと云っているんだ!!
あなたが今アナルからパチンコを発射すれば、伝説の授業が完成するんだ!! さぁ、早く!!
咲野:そんな予定通りに進行する伝説嫌だよ!! えー、でもなんか生徒も向こうの方から凄い煌びやかな目で見てるし……
海堂:ほら校長!! あなたが5年〜30年前くらいに私に教えてくれた「教員としての心得」を忘れたんですか!?
咲野:俺とお前今日初対面だろうが!! しかも年数アバウトすぎね!?
海堂:あの時のあなたはまだ一介の国語教師だったが、新米だった私にあなたはこう云ってくれた!
「国語教師として生徒に教えるべきことはたった2つしか無いのです。
一つは作者の気持ちを考えること、もう一つは作者のお尻の穴の気持ちを考えること」
咲野:新米に何教えてんだよ俺!! よくそんなんで校長にまで昇進できたな!!
海堂:そんなあなたも今や校長となって国語教員から離れたが、
それでも私はあなたの「教員としての心得」を忘れたことなど一秒たりとも無かった!
え、今更やけどあれ教えてくれたのって咲野校長でしたよね? ヤンクミとかがドラマで云ってたんじゃないですよね?
咲野:どんな記憶力の乏しさだよ!! 仲間由紀恵がそんな心得云ってたら幻滅だよ!!
……えーい、やるは一時の恥、さっさとやって済ませちゃおう!! そりゃ!!(ケツを突き出す)
海堂:で、出たー!! 咲野校長のお尻からパチンコが発射されて、バルコニーに立っていた天皇を吹き飛ばした!!
はいいいですかー皆さん、今のは平射弾道で初速弾道700メートル、直線距離10メートルなので弾着時間は役1.5秒になります!!
これはまさしく伝説の授業やー!!
咲野:何が楽しいんだよこれ!?
海堂:ほら見てください校長、生徒たちも私のところに駆け寄ってきますよ!!
「留年けってーい!! 留年けってーい!!」
咲野:そらそんなわけのわからん授業受けてたら留年も確実だろ!!
海堂:こうして私、海堂清志は、こちらの学校に赴任してすぐ、
「校長がアナルからパチンコを発射する瞬間を生徒たちと共に眺めてる」という伝説を作った。
咲野:またしても自分無関係な伝説が出来上がったな!!
もういいです海堂先生、あなたはクビです!! 教育委員会に抗議しておきます!!
海堂:ちょっ、ちょっと待ってください校長! それは早合点です、私はふざけているつもりなどないのです!
私は、良い教師とは云えません。だけど、生徒を思う気持ちは誰よりも強いとそう信じているのです。
咲野:…………
海堂:私も昔は悪いことばかりしてきました。ですが罪滅ぼしのために教師になったのではありません。
私が道を踏み外そうとしたときに手を差し伸べてくれた先生のように、今度は私が道を踏み外そうとしている生徒のために、
同じように手を差し伸べてやりたいんですよ!
(いや待てよ、辞めるとなると退職金が発生して最高じゃん、ウハウハ)
咲野:またしても煩悩が漏れてたぞ!! お前5秒でもいいから心から良いこと云ってみろよ!!
海堂:私には、生徒の人生を変えるような授業の業を持っていません。教員生活の中で誇れるエピソードだって持っていない。
生徒を国立大学に行かせたという話も無いし、不登校になっている生徒を学校に復帰させたことだって無いし、小指だってありません。
咲野:小指は無ぇと困るんだよ!! 教職員の刺青が問題になってる中、小指が無いとかもう致命的すぎんだろ!!
海堂:でもね校長! 私は一人の教師として、受け持ったクラスの子供たちと楽しい思い出が作れれば、
それよりも素晴らしいことはないと思うん……あっ、めっちゃ可愛い女の子おった、やっぱ女の食べ盛りは14歳やんな
咲野:こらクソ教師!! お前やっぱりクビだ!!
・
・
・
何だよ海堂、金八先生好きとか云っといて全然ダメじゃねぇか。
海堂:ダメだったか。俺やっぱり教師は諦めて、脚本家として活躍することにするよ!
咲野:今までの例から行くと教師以上に活躍できなさそうな職業だけど大丈夫か?
海堂:大丈夫、その証拠に今日はもう一つ脚本を書いてきたんだ。
元三流アニメーターの奥崎謙三が中学校にスパイとして潜入して、
パチンコ玉を生徒に向かって撃ちまくる学園物アクション超大作なんだけど、聞く?
咲野:本日の集大成じゃねぇか!! お前ゴミみたいな脚本を書くことにかけては天才的だな!!
海堂:途中で奥崎の意思に賛同して仲間になるのがショーン・コネリーなんだけどさ、
彼が「ボクハシニマシェーン」って叫びながらチョコレート工場の煙突から飛び出すシーンの描写が我ながら自信ありなんだよ!
咲野:最初に云ってたやつじゃねぇか!! いい加減にしろ!!
X子:ありがとうございました。
いやぁ、第8回とは何だったのか・・・
Y美:それは言っちゃダメ!!
・・・ではまず、山下 銃さん、いかがでしょうか?
・情報量が凄すぎてついていけなさそうになるところがいっぱいあったんですが、そういうところはきちんと注釈が付いてたので読みやすかったです。全部危ない感じですねー。
って、あれ「キミがいれば」って歌だったんですね。思わずyoutubeで検索している僕が居ました。
坂本金魚鉢のワードセンスやばいし、やり取りが全部楽しいです。ところどころの爆発力もさることながら、流れを凄く頑張ってるんですよね。
まあ、人を選びそうなネタが結構あったんですが、そこはまあ月影連盟特有の臭みというか。飲み込めない人は駄目そう。ホヤか!
X子:そうねぇ。月影連盟のネタって何かと勉強になるのよねぇ。
Y美:まぁ、普段自分が触れない世界の知識とかが、ネタ内で歪んだ部分もあるとはいえ伝わってくるしねぇ。
では続きまして、銀沙灘さんはいかがでしょう?
・うわー仕上げてきましたね。アナルボケさえなければ完璧な正統派漫才だったと思います。
いや、正確に言うと、アナルボケがもう少し控えめだったらもっと高い点数つけてました。
アナル8回、ケツ穴8回はいくらなんでも多過ぎや。そのせいで終盤はアナルに耐性が出来てしまいました(意味はひとつ)
しっかし映画、ドラマ、小説、アニメetc.……色んな媒体の創作物から得た知識を
惜しみなく漫才に生かしているあたりすっごい努力家だと感じました。
X子:意味はひとつ。お尻の穴も一つ。
Y美:二つあったら怖いでしょ・・・
それでは最後に、このネタの作者である夏草さん、いかがでしょうか?
・人間ってお尻の穴がないと生きていけない、って書いたけど、
うんこ吐き出さないとえらいことになるからやっぱり人間ってお尻の穴がないと生きていけないんだと思った。
X子:(体全体を触りながら)あれっ・・・どこどこ?
私のお尻の穴どこ!?無い!無い!!
Y美:や め ろ バ カ 姉 !!
・・・失礼しました、どんどん参りましょう。
X子:つ、続いて4組目はこの方たちです・・・あ、あった!
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エントリーNo.040
シベリア派遣部隊
ヒーローになりたい
市河:どーもー、シベリア派遣部隊です!皆さんお久しぶりでーす!
第5回大会以来のMM−1の舞台ということでね、どうぞお手やわらかによろしくお願いします。
碓氷:はいはいどうも。こないだ近所の幼稚園から名指しで立入禁止令を喰らいましたが今日も元気にいきますよ。
市河:ゴングと同時に強烈な先制パンチぶちかましたなオイ!いったい何やらかしたんだよ。
碓氷:何って、
「ねーゆうくん。あのお兄ちゃん変だよぉ。大人なのにチョークで壁におえかきしてるもん。あのお兄ちゃん、変!」
って後ろ指差されたから、ちょっと教育的指導をせねばと思って、
同じ幼稚園の女の子の前でそいつのパンツ下ろしてやっただけだけど。
市河:10:0でオマエが悪い!!余裕で判定負け!てかオマエのやってることが幼稚園児以下だわ!
だいたい壁にお絵描きって……もうちょっと年相応の趣味持てよ。
碓氷:壁にお絵描きって言ってもアレだよ?蛭子能収の似顔絵だよ?
市河:なんで蛭……ああ、もういいや。このへんで納得しておかないと先に進めねえ。
いや最近ね、子供の頃を懐かしく思いましてね。
碓氷:ふーん。
市河:僕ね、当時ヒーローもののテレビ番組にハマってたんですよ。
それで今日は童心に帰ってヒーローになってみたいなぁと。
碓氷:え……うそ……いい年こいてヒーローごっこ?
ぷーっくすくすっ、そんなんでよくお絵描きをバカにできたもんだな。
市河:たしかにお互い様ではあるけど、もうちょい言葉選びに気をつけようか?
碓氷:大の大人がわざわざ舞台に立って「ヒーローごっこやりたいからいっしょにあそんでよ〜パパン」とか正気の沙汰か?
今時「子供に戻って懐かしい遊びがしたい!」なんてマイク越しに言うヤツいるわけないだろ。
市河:おめー全世界の漫才師に土下座しろや!!今すぐ!
傍から見たらちょっとおかしいかもしれないけど、「○○やってみたい!」っていうフリはみんなやってんだよ。
碓氷:「みんなやってるからオマエもやれ」 って…それ後輩にタバコ薦める非行少年のセリフじゃん。ヤンキーのノリこっわ。
市河:あーあー言い方が悪かった!漫才の「基本」だからやって当然なの!
碓氷:はぁ…自分の夢や理想を漫才という所詮空想に過ぎない世界で繰り広げて満足することが基本なのか……。
そんなんだからいつまで経ってもお笑い芸人の社会的地位は上がらないんだよ。
市河:なあマジでオマエなんで芸人になろうと思ったの?新しい相方探しちゃうよ?
碓氷:芸人になった理由ねえ……。
4歳の時に交通事故で両親を亡くして伯父の家に引き取られたことがすべての始まりかな。
昔から父と仲の良くなかった伯父はオレにずいぶん惨い仕打ちをしたよ。
食事は残り物で量もわずか、部屋は埃臭く陽が当たらない三畳間、服はみっともなくない程度の安物ばかり。
オレとは対照的に伯父の実子はどら息子街道一直線の如く甘やかされていたから、
ましてやただの虐待なんてもんじゃなかったよ。
苦痛の日々に耐えかねたオレは意を決して全寮制の高校に進学することに決めたんだ。
しかしそこで待っていたのはクラス全員による無視とヤン
市河:やめろー!!頼むからこれ以上この場をお葬式会場みたいにしないでくれ!
まさかオマエにそんな左門豊作やハリー・ポッターみたいな悲しい生い立ちがあるとは思わなかったんだよー!
碓氷:―――とまあそれがヒントとなって「Facebook」とかいうSNSサイトを立ち上げたら巨万の富を得て、
人生がつまらなくなったオレはなんとなーく芸人になったというわけだ。
市河:いつの間にかすっげーサクセスストーリーになってる!
なんでかよくわかんないけど、とりあえずマーク・ザッカーバーグの存在どっかいっちゃった!
碓氷:過去の栄光を思い出して今日は気分がいいや。特別にヒーローごっこに付き合ってやる。
市河:…………じゃあ僕がヒーローやりますから、あなた怪獣でも怪人でもなんか悪役っぽいのやってください。
碓氷:ムリムリムリムリ。オマエにヒーローはムリだって。
松岡修造ですら「もういい加減諦めて妥協するんだ!!」って泣いて土下座して言うくらいムリ。
市河:それホントにムリじゃねえかよ!あの人が諦めたらもう可能性0%だわ。
でもよ、なんで俺がヒーロー役やっちゃいけないんだよ?
碓氷:んー、世襲制の壁?
市河:歌舞伎役者かよ!!ヒーローはそんな親子代々継がれる職業でもねえわ…ってあれ職業でいいのか!?
碓氷:だってほら、「○○○ジャー」とか「ウルトラマン○○○」とか「仮面ライダー○○○」ってのは
歌舞伎でいう市川や中村みたいな由緒正しい名字みたいなもんなんでしょ?
市河:あれそういう意味でついてるわけじゃねーから!単にシリーズものってのをわかりやすくするためにつけてるだけだから!
一部「ウルトラマン タロウ」みたいにホントに名字っぽいのいるけどあれ例外だから!
碓氷:そうか、別にヒーローは世襲制じゃなかったのか……。
市河:まあ帰ってきたウルトラマンとか仮面ライダー1号・2号とかいるからあながち大間違いでもないけどな。
おしゃべりはもういいからさっさとヒーローごっこしようよ。
碓氷:だからオマエにヒーローはムリだって。
真矢みきですら「35越えたらどうあがいてもお肌は蘇らないの!あきらめて!」ってすっぴんで説得するくらいムリ。
市河:真矢さん仕事しろよ!アンタが諦めたら誰が世の奥様方のお肌を救うんだよ!
諦めろっつーからにはもっともな理由があるんだろうな?
碓氷:もちろん、市河にはヒーローに必要なあるものが欠けている。それは、
市河:それは?
碓氷:それは、正義感!
市河:お…………おぉ、今日初めて至極まともなこと言ったから意表を突かれたぜ。
そうだな、正義感は大事だわ。
碓氷:悪との戦闘には犠牲が付き物だ。
悠久の時を経て繁栄してきた貴重な自然環境や、その道の有識者達の努力の賜物である整備された交通網、
何の罪もない市民が豊かな生活を営む住居を惜しげもなく破壊しながら闘うも、
「悪を倒す」という大義名分の下であればヒーローは何をしても許されるという理念を持って敵を全力でぶっ倒す。
そういう強い正義感がヒーローには必要なのだよ。
市河:思ってたのと全然違う意味だったわ!!オレ、そんな重圧に耐えられるほど強いハートは持ち合わせてねえよ。
碓氷:じゃあヒーローはムリっつーことで。
市河:いいや、やる。オレの正義感を捻じ曲げてでもやってやる。
碓氷:たかがヒーローごっこをここまでやりたがる大人も、ぼかぁどうかと思うけどね。
市河:うるせぇ。ここまできたらやらないと負けた気がするんだよ。
御託はいいからさっさとヒーローごっこやろうぜ。
碓氷:何度も言ってるけどさぁ、市河にヒーロー役はムリだよ。
スラムダンクの安西先生が「諦めたら…そこで試合終了ですよ」ってサッカーボール蹴りながら言っちゃうくらいムリ。
市河:先生バスケしてください!名セリフきたと思ったらこれだよ!
あれだろ?また的外れな反対意見言うんだろ?言ってみろよ、ほら。
碓氷:ちょっと待って。今市河がヒーローっぽくない理由をしらみ潰しに探してるから。
市河:先に止めといてそれはずるいわ。そんなせこい手、今時早押しクイズでもやらんって。
碓氷:んー……う〜ん……nh-……uh-nh-……
市河:悩みながらハミングとか器用なことしてんじゃねえよ。
碓氷:uh-…ah-…ru-rururururu-……… あ!
市河:あ、見つけちゃった。
碓氷:あのさーあのさー、最近のヒーローものってさ……主役はみんなイケメンじゃない?
市河:あんだけ悩んだ割には浅い理由だな。なに?それってつまり間接的にオレがブサイクとでも言いたいの?
碓氷:逆にそれは自分がブサイクではないと言ってるんですね。うわ、この人ナルシストだー…。
市河:そこまでは思ってない!強いて言うなら、まあ強いて言うなら……中の上くらいだよ。
碓氷:中の上……?蛭子能収レベルだな。
市河:蛭子能収への評価甘すぎだろ!!わりーけどあの人と同レベルには思われたくないね!
蛭子でそれなら、オレはじゃあ上の中くらいあるわ。
碓氷:上の中だと、志位和夫くらいかな?
市河:おめーの基準がわかんねーよ!!なんだ?ああいう油っこい顔が高評価なのか!?
この際上の上も教えろ。
碓氷:上の上はEXILEのKEIJIだよ。
市河:おお!まとも…………って顔が出てこねえわ!イケメンだろうけど残念ながら誰だかわかんね。
もう評価とかいいからさ、早く怪獣とか怪人とかやってくれよ。
碓氷:や、別にやるのは構わないんだけどさ、自分のやる役ぐらい自分で決めさせてくれる?
市河:あー、まあそのへんは任せるわ。ただしあくまでもヒーローにやられる敵前提だからな。
碓氷:じゃあ、『ヒーローの相棒として登場し、一緒に地球の平和を守るため2人で悪の怪人をやっつけるんだけど、
第26話くらいで、悪の組織の催眠波によって洗脳されヒーローと戦うことになって、
攻撃を躊躇い無抵抗なヒーローを追い詰めるけど、最後には覚悟を決めたヒーローの必殺技によって正気に戻る。
でも技の威力が強過ぎたために瀕死の重傷を負い、死ぬ間際に
「本当の強さってのはなぁ……ケンカの腕っぷしとか…振りかざす権力とかじゃない……
自分の意志を貫き通す力だ…………相手が誰であろうと地球の平和を脅かす敵は倒す…………
オマエの…その意志……があれば……もう……独り…で……(ガクッ)』
と呟いて息を引き取るキャラで。
市河:クソかっけええ!!そいつぜってー人気キャラ投票とかで上位に来るタイプだ!
ダメだよ、そんな主役を食いかねないキャラは。
碓氷:やれやれ……妥協に妥協を重ねてヒーローごっこの相手をしてやってるのに、
自分がヒーローじゃなきゃヤダだの、主役より目立っちゃヤダだの注文が多いお子様だねぇ。
ガキはウチに帰って「おたくのメッツコーラを毎晩3時にLサイズのピッツァと一緒に飲んで寝てるんだけど
やせるどころか15kgも太ったんだがどうなってんだオラァ!」ってキリン・ビバレッジ相手に訴訟でも起こしてな。
市河:なんだよそのなんちゃってアメリカンジョークみたいなセリフ回し。
ズパっと「自己中だな」って言えよ。
碓氷:とにかくさ、やる前にきっちり設定決めておかないとこっちもどうしたらいいかわからないじゃん。
せめてどんなキャラのヒーローなのかとかさ。
市河:おめーアレだろ。ジャンケンする時まず「何回勝負?」って聞くタイプだろ。
碓氷:っつーことでさ、市河の抱くヒーロー像ってのはどんな感じのヒーローなの?
市河:うーん…いざ言われると言葉に詰まるな……こう、どういうのか頭ではわかってるんだけど…
碓氷:じゃあ世の奥様方のお肌のハリとツヤとうるおいを加齢から守るヒーローってのは?
市河:それは真矢みきさんに任せろよ!大丈夫だよ、あの人元男役だからつえーって。
碓氷:じゃあ日本の財政立て直しとエネルギー政策に立ち向かうヒーローってのは?
市河:荷が重すぎる!!民主主義国家じゃヒーロー一人でどうにかなる問題じゃねえよ。
碓氷:じゃあ我が家の平和を守るため今日もネットの中をパトロールするヒーローってのは?
市河:それはどっちかっつーとやっつけたい側だよ!電気と酸素を守るために倒したいよ!
っていうか家に引き籠ってるヒーローとか見たことあんのか?
碓氷:パイオニアって、いい言葉だよねっ!
市河:オレはこの状況では思わないね、全く!!
あーもうあれでいいよ。ウルトラマンみたいに巨大化して怪獣倒すやつ。
碓氷:俺はどうしたらいい?目からビームも口からバズーカもケツからミサイルも出ねーよ?
市河:んなもん期待してねーよ!
碓氷は……そうだな、今日は語らせると長セリフしか言わなそうだから
「がおーがおー」って適当に吠えてるだけの怪獣でいいわ。
それ以外余計なこと言わなくていいから。
碓氷:じゃあ宗教上の理由で「がおー」「ハーイ」「チャーン」「バブー」しか喋れない怪獣ってことでいい?
市河:…………なんでもいいけど、オレがヒーローで碓氷が怪獣な。よろしく頼むよ。
碓氷:承知仕りんこだぷぅー。
碓氷:チャーン!チャーン!
市河:出たな怪獣ウスインゴ!平和を脅かす悪の手先はこのシベリアマンAA(ダブルエース)が成敗する!
碓氷:ハーイ!
市河:くらえ!シベリアンパーンチ!
碓氷:ばぶー!
市河:シベリアンメガトンパーンチ!
碓氷:ばぶー!
市河:とどめだ!スペースコズミックギャラクシーシベリアンパーンチ!
碓氷:がおー… バタン
市河:今日も地球の平和はオレが守ったぜ!!(決めポーズ)
市河:……。
碓氷:どうだった?満足した?
市河:あのさ、オレ気づいたことが一つあるわ。
碓氷:なに?
市河:今すっごく恥ずかしい気分。
碓氷:な?
X子:ありがとうございました。
いやぁ、これも挑戦的なネタで良いですねぇ。
ではまず、夏草さんはいかがでしょう?
・芸能人ボケがうまい具合に機能してる。
オチは弱くて勿体ないって一回目読んだ時に思ったんですが、
あれだけヒーローやりたいやりたい云って80行近くも頑張ってこれ、みたいなギャップがあってジワジワ来ました。
X子:そうねぇ。全然ヒーローやらせてくれないもどかしさ、みたいなのも良かったわよねぇ。
Y美:続いて、KKジハードさん、いかがでしょうか?
・面白かったです。王道の漫才の流れに独自の掛け合いを盛り込みつつ、志位和夫などのボケも光ってました。
それだけに、終盤付近の駆け足感がすっごい惜しいです。急にいくらちゃん要素を盛り込んだ感じで、腑に落ちなかったです。
オチのつけ方はきれいでよかったので、その手前の部分でもっと自然に掛け合いが出来れば完成度は高まるかなと。
後ここで言う事じゃないとは思うけど、青バトお疲れ様でした!
X子:青バト本当にお疲れ様でした!!私たちも覆面時代から出場していました!
Y美:1勝3敗だったけどね!!
それでは最後、そんな青バトの管理人・銀沙灘さん、いかがでしょうか?
・他の人のネタを見た後自分のネタを見ると血反吐が出るくらいつまんない ←あるあるぅー↑
X子:あるあるぅー↑
Y美:あるあるぅー↑
・・・さて、どんどん参りましょう。
X子:続いて、5組目はこの方たちですぅー↑
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エントリーNo.022
リーベルパウンド
発売日
氷谷:ふわぁ〜あ。
古城:おう、なんだ眠そうだな。
氷谷:発売日で。
古城:あぁ、お前の事だからゲームの発売日に徹夜で並んだからとかそういう事か。
氷谷:いや、ゲームじゃなくて新聞の。
古城:まさか新聞だったとはな!
氷谷:最近あんまり眠れてないんですよ。
古城:まぁ、ほぼ毎日発売してるからな!
それは寝不足にもなるわ。
氷谷:キヨスクで買ってるんですけど。毎日長蛇の列が。
古城:新聞で並んではいないだろうけど。
でも、忙しい時間帯だと混みあってる時はあるかもな。
氷谷:まぁ、毎日買いに並ぶんですけど。
古城:それはそれはお疲れ様です。
氷谷:混み過ぎて最後尾の80人は線路の上ですからね。
古城:軽く一線越えてんじゃねえよ!
危ないから黄色い線の内側で待っとけ!
氷谷:まぁ、キヨスク自体も線路の上なんで先頭の方もなんですけど。
古城:キヨスクの設置場所ムゴ過ぎるだろ!
氷谷:毎日潰されては建て直しの日々ですよ。
古城:どんなメンタルしてんだよ!
氷谷:それだけ買う方も買ってもらう方も命懸けって事ですよ。
古城:そんな命懸けないでも普通に買えるからな!
氷谷:「新聞を買う事とは戦争をする事に等しい。」
古城:これ以上ない無益な争いだよ!不毛だよ。
氷谷:これは夕刊長官と呼ばれ崇められた仁藤功さん44歳の言葉です。
古城:肩書きややっこしいな!夕刊なのか朝刊なのか!
氷谷:ニュースペーパーマスターなんて異名で呼ばれたりもしますけど。
古城:まぁ、異名はいいけど。その人はどういう人?
氷谷:毎日僕が行く駅とは別の駅なんですけど、そこの行列の先頭に並んで新聞を買っている人です。
古城:そんなんで異名がつくものなんだな。
氷谷:それで得意技が持ち前のパワーで人を押しのけ強引に先頭に並ぶパワークラッシュ!
古城:ただの外道だった!なんでこんな屑みたいな奴が崇められてんだよ!
氷谷:もう累計5200人は病院送りにしてるらしいです。
古城:ただの人修羅じゃねえかよ!えげつねぇ!
氷谷:こないだは5000人病院送りおめでとう記念で花束を贈ってあげたみたいで。
古城:おかしい、何かが狂ってる。
氷谷:そしたら、仁藤さんはどういう行動をとったと思います?
古城:まぁ、喜んだんじゃないの?
氷谷:いえいえ、違います。その病院送りされた5000人目の人に花束を渡したんですよ。すばらしいでしょう。
古城:今更人格者アピールされてもな!親が泣くような非情な行為ばっかじゃねえか!
氷谷:いや、仁藤さんの親は…。
古城:あっ…。
氷谷:仁藤さんは新聞の妖精とも言われてるんで親はいないんですよ。
古城:44歳のおっさんが妖精扱いってどういう了見だよ!っていうか異名多いな!
氷谷:仁藤さんの妖精要素半端ないですよ。
古城:ここまで妖精と相反するエピソードしかなかったじゃねえか!
氷谷:背中の筋肉が盛り上がり過ぎてまるで羽のようなんですよ。
古城:ただただ強さだけが強調されたわ!もう十分伝わりました!
いいよ、なんか怖いから仁藤さんの話はいいわ。
氷谷:まぁ、ともかく新聞を買うとなると毎日ぎゅうぎゅうで人口密度が半端ないわけですよ。
古城:確かに線路はみ出るくらい並んでたらな。
氷谷:いや、人口密度高いな!ここは日本か!とか言っちゃうくらいの。
古城:日本なんだよ!新聞買ってる割にたとえヘッタクソだな!
確かに日本の人口密度は結構高いけどな。
氷谷:ウチのとこはあんまり並ぶんで整理券とか出るんですよ。
古城:そりゃあそれだけ並んでたらな。
氷谷:僕、実はあんまり新聞興味ないんですけど。整理券マニアなんで毎日行ってます。
古城:ここまで喋っておいて新聞興味ねぇの!?
氷谷:で、毎日行ってるキヨスクでは5部しか新聞売って無いんですけども。
古城:需要を考えろ!需要を!毎日長蛇の列出来てんだぞ!
氷谷:まぁ、5部売れれば向こうは採算がとれますからね。
古城:毎日建て直しとかしてんのに5部じゃとれる筈ねぇわ!
絶対キヨスクにボッタくられてるだろ!
氷谷:でも、新聞のクオリティが高いですからね。
古城:クオリティ?
氷谷:一番最近買った新聞の内容は「仁藤功さんはプチ整形!?」っていう内容でした。
古城:週刊誌以下のレベルじゃねえか!
頭おかしいオッサンの情報どうでもいいわ!
氷谷:スポーツ欄には「昨日の昼に仁藤功さんジョギング中に足をつる」の記事が。
古城:どうでもよすぎて反吐が出るわ!
氷谷:まぁ、最近ちょっとハードワークが過ぎたのが原因ですかね。
古城:いいよ!本人のインタビューとかいらねぇよ!
氷谷:昨日並ぶのに夢中で電車に1回轢かれてますからそこらへんもあって良くなかったですね。
古城:そっちの方がよっぽど衝撃じゃねえか!そっちを記事にしろよ!
氷谷:新聞の内容はこんな感じですけども。
後、並ぶ時って結構疲れるじゃないですか。
古城:確かに長時間並ぶのはな。
氷谷:というわけで僕らで線路にサウナを設置したんですよ。
古城:なんでもかんでも線路に設置すんな!
氷谷:買った新聞で汗を拭くのが気持ちいいのなんのって。
古城:頑張って新聞買ってその用途!
氷谷:新聞は少しくっちゃくっちゃになりますけどね。
古城:そりゃそうだよ!汗なんて拭くから!
氷谷:で、くっちゃくっちゃに折れ曲がった新聞を見て「あ、折れ曲がったせいで仁藤さんの顔がニヤニヤ笑ってるように見える。」とか言うんですよね。
古城:あるあるがピンポイント過ぎるわ!
そんなもん俺に同意を求めるな!
氷谷:キヨスク隣には風呂もあるんですけど。
古城:風呂まであるのかよ。
氷谷:隣なんで一番前の人たちが入るんですけどね。
先頭集団が集団で銭湯!
古城:なんかやかましいわ!
氷谷:入浴中は、只今ニューヨークタイムズです。という看板をかけて。
古城:そこ新聞にかけてくんな!
氷谷:後、オシャレなカフェもありますよ。
古城:それもどうせ線路上だろ。
氷谷:そこはちゃんとホームの方にありますよ。
古城:それはちゃんとしたトコにあんのな。
氷谷:ホームのゴミ箱の中に入ってちょっと進んで行くとオシャレなカフェが。
古城:ゴミ箱経由しなきゃいけないオシャレなカフェってなんなんだよ!
氷谷:「ゴミ箱に入っていたコーンポタージュ」っていうのが人気で。
古城:なんてもん販売してんだよ!開き直りが酷過ぎる!
氷谷:量はあんまり無いんですけどコーンポタージュ底の粒粒を余さず食べるのが通な感じがして好きですね。
古城:何が通なんだよ!ただただ意地汚いだけじゃねえか!
氷谷:そんな感じで毎日買ってるわけで眠いんですよ。
古城:どんな感じだよ!まぁ、毎日朝刊を買いに行ってたら眠くもなるだろうけどな。
氷谷:いやいや、僕が買ってるのは夕刊なんですけども。
古城:朝刊じゃねえのかよ!いい加減にしろ!
X子:ありがとうございました。
いやぁ、今回もものすごいところからボケを作りに来てましたね。
Y美:ではまず、スリーオールさん、いかがでしょうか?
・ボケ・ツッコミ共に余計な表現を飾り付けてるような部分もなく、短いセリフで的確にポイントを抑えていて大変勉強になりました。
終盤のカフェあたり個人的にちょっと盛り上がりに欠けたかなとも思いましたが、全体で見ればやはり面白かったです。
花束を5000人目に渡す、というボケはツッコミも含めてかなり好きです。
X子:そうよねぇ。理想的なネタの作り方みたいなのが見えてくるのよねぇ。
Y美:続きまして、夏草さんはいかがでしょう?
・ありえない設定をゼロから構築していくネタにおいて、
リーベルパウンド、もとい伊野波雅彦を上回る人はおらんなと改めて思いました。
「ゴミ箱の中に入って」ってとこにもうちょい言及してほしかった。
X子:第6回優勝のエイジアンエイジアンといい、第8回決勝進出の大浦崎といい、何でこんな設定思いつくのかしらね。
Y美:それでは最後に翔さん、いかがでしょうか?
・以前見たよりもパワーアップしてるし、バカバカしさも増してますね
もはや唯一無二の芸風というか、一つの形が出来上がっているから安定感はんぱないですよね
ただリーベルの最上級の面白いネタに比べたら後半の畳み掛けるようなボケの連打が少なめで
盛り上がりが爆発しそうでしなかったのが少々残念です
X子:この人のネタはいつも面白いから、水準が上がってしまうってのはあるわよね・・・
Y美:今回は総合的にどのくらい皆さんにハマったのか、注目です。
さて、どんどん参りましょう!
X子:続いて、6組目はこの方たちです!
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エントリーNo.047
みるくちょこれーと
しゃかいけいけん
ユウスケ:やっほー!みるくちょこれーとだよーん!
ユミ :凄く浮かれてるわねユウくん
肺を外国に売り飛ばしたいくらいだわ
ユウスケ:いぇーいユウ君外交だー!
でさ、ユミちゃん
ユミ :さすが、ブレないわね。
で、どうしたのユウくん?
下らない内容だったら髪の毛を毟るわ
ユウスケ:ひどい!まだ若者の髪を毟るだなんて!
でも、大丈夫!下らない話ではない自信があるもんね!
でさ、ユウ君ファミレスの店員やってみたいのね
ユミ :(無言で髪の毛を掴もうとする)
ユウスケ:まんざらでもない!!まんざらでもない!!(バタバタ)
ユミ :ユウくん、まんざらでもないの意味分かって使ってるそれ?
まぁいいわ、そこまでやりたいって言うならやってあげない事もないわ
ユウスケ:よっしゃぁ!とりあえず、ヤクルトの容器で作った訳のわからないおもちゃを上げよう!
ユミ :うん、いらないからそのまま返しておくわ!
とりあえずユミがお客さんやるからユウくん店員やってね
失敗したら二の腕の皮膚剥ぐわよ
ユウスケ:ぎゃあぁ!尻に敷かれるとはこの事!もう一回言うけど、尻に敷かれるとはこの事!
ま、まぁユウ君は失敗などしないから大丈夫!
さぁ、入ってくるが良いぞよ!
ユミ :焦りすぎて語尾が狂い始めてるわよ
まぁ、いいわ。入るわよ。
うぃーん
ユウスケ:らいどおんたーいむ!!!
ユミ :(無言で二の腕を引っ張る)
ユウスケ:せざるを得ない!せざるを得ない!(バタバタ)
ユミ :ユウくん、意味を知らない言葉をむやみに使うものじゃないわよ
そして、早速も早速失敗したわね。
未熟も未熟ね!
お客さんが入って来た時はいらっしゃいませもいらっしゃいませよ!
ユウスケ:なんでわざわざ二回ずつ言うのさ!
あと、いらっしゃいませに関しては1回で良いと思うよ!
でも、分かった。これで絶対に失敗しないでゲス
入ってくるんだドン!
ユミ :ユウくんは情緒と語尾が連携するタイプなのかな?
まぁいいや、入るわよ。うぃーん
ユウスケ:らいどおんたーいむ!!!
ユミ :(無言で耳を引っ張る)
ユウスケ:やるせないったらない!やるせないったらない!!(ばたばた)
ユミ :ユウくんに学習能力を求めたユミがいけなかったのかな?
なんでそんな奇怪なミスを2度も繰り返すの!?
ユウスケ:ユミちゃん、時代は、繰り返されるものだよ。
ユミ :(無言で髪を引っ張る)
ユウスケ:そんなんじゃない!そんなんじゃない!!!(ばたばた)
ユミ :ユウくん、そろそろ言う事尽きてきてない?
もう一回言うけど、お客さんが入ってきたらいらっしゃいませよ!
試しに言ってみて?
ユウスケ:いらーいどおんたーいむ!!!
ユミ :(無言で頬を引っ張る)
ユウスケ:それそっちに運んどいて!それそっちに運んどいて!!(ばたばた)
ユミ :なんで急にそんなセリフなのよ!?
ユウくん、「い」が言えたのは成長だけど、「らいどおんたーいむ」の事は一旦忘れましょ
ユウスケ:っしゃあ!二度と思いださねぇ!
ユミ :…まぁ、いいわ。
いらっしゃいませよ!ちゃんと言いなさいね!入るわよ!
うぃーんどおーんたーいむ!
…(髪を引っ張る)
ユウスケ:なにゆえに!?なにゆえに!?(ばたばた)
ユミ :やっと正しい意味の言葉出てきたわねユウくん。
ユウスケ:いや、それよりも何でユミちゃんのミスなのにユミちゃんが僕に制裁を加えるのさ!
ユミ :連帯責任よ
ユウスケ:ユミちゃんに対する罰無かったよ!?
理不尽の塊だったもの!!
ユミ :……連帯責任よ
ユウスケ:意地でもそれで突きとおす気なんだねユミちゃん!?
畜生…男卑女尊社会め…
ユミ :なんでそんな難しい言葉は正しく使えるのよ
しかし、店に入ってくる時の挨拶すらできない様じゃファミレスの店員は務まらないわよ
精々寿司屋の大将って所ね
ユウスケ:ユミちゃんは寿司屋の大将を何だと思ってるの!?
それに大将って多分、ファミレスの店員より大きな声であいさつしなきゃだと思うよ!?
ユミ :ユミほどのスキルの持ち主なら…そう、ユミスキルの持ち主なら
…いや、ユミユミスキルの持ち主なら…大将くらいイタ飯前よ。
ユウスケ:スキルの名前に関しては凄くどれでも良いね!
そんで寿司屋なのにイタ飯前って!
ユミ :略して板前よ!
ユウスケ:うわーほんとだー凄い仕掛けだね!まるでピタゴラスイッチだ!そうでもない!
とにかくユウくんが入ってくるから元気よく挨拶してね?
ユミ :舐めるなよチビ公
ユウスケ:…どっちもどっちだよー
まぁいいや。がらがら
ユミ :ふぁぁああああああっせぇええええええ!!!
ユウスケ:!?……!!?
ユミ :…………(無言で頬を引っ張る)
ユウスケ:何でも無い様な事が幸せだったと思う!何でも無い様な事が幸せだったと思う!!!(ばたばた)
ユミ :これまた長ゼリフで悶えたわね
ユウスケ:それにしてもユミちゃんとんでもなく大声で挨拶するもんだから圧倒されちゃったよ!
ユミスキル恐るべしだよ!あ、ユミユミスキルだっけ!?
ユミ :とにかく、これで私が大将になれる事は証明したわ。
さぁ、客として寿司を頼みなさい、「ふぁぁああああああっせぇええええええ!!!」から行くわよ
ユウスケ:!?…いきなり大声出すのやめて、すごくびっくりする!
まぁいいや、入るよ。がらがら
ユミ :ふぁぁああああああいどおおおおおんたあああああああいむ!!
ユウスケ:なんとなくそう来るかなと思ったけど!!
ユミ :(無言で耳を引っ張ろうとする)
ユウスケ:(それを華麗にかわす)
…ユウ君にもついに学習能力が付いたぞ!
ユミ :(こめかみを突く)
ユウスケ:へぶっ!普通に危ないからやめてよユミちゃん!
それよりもユミちゃん!さっき証明したばっかりなのにもう出来ない子になってるよ!
ユミ :なんですって…!?
そんな…そんなことないわ…!
そうよ、そんなことないのよ!ない!よっしゃ、ない!
ユウスケ:いや、完結しないで!あるから!あるから!!
最初しっかりできてた…いや、しっかりだったのかは定かじゃないけどそれなりに出来てたから
あの感じ思い出して!入るよ!
がらがら
ユミ :ふぁぁああああああっせぇええええええ!!!
ユウスケ:そうその「ふぁぁああああああっせぇええええええ!!!」を待ってた!
全世界が待ってたよ!
ユミ :さて、何を握ればいいの?
ユウスケ:世界の権力を握って!
ユミ :ユミには荷が重たい話よ!!
ユミに握れるキャパをオーバーしてるわ!
ユウスケ:すげー横文字だー!
じゃあ、マグロ!
ユミ :OK!
ユウスケ:寿司屋には似つかわしくない英語が聞こえた!
ユミ :(握るアクション)
…(そのまま耳たぶを抓る)
ユウスケ:油断も隙もあったもんじゃない!油断も隙もあったもんじゃない!!!(ばたばた)
今のタイミングで来るとは完全に予想外だったよユミちゃん!
ユミ :寿司屋は常に死と隣合わせよユウくん。
気を抜いたらシャケが襲いかかってくるわ!ウニが首を絞めに来るわ!
ユウスケ:シャケはこの際目をつむるとしてウニが首を絞めに!?
メルヘンチック!凄くみたいよ!、ユミちゃん!
でも多分妄想上の世界だよユミちゃん!
ユミ :「すし」の「し」は「死と隣り合わせ」の「し」よ!
ユウスケ:そんな訳ないよ!だって字が違うもの!
多分「生命を司る」の「つかさど」の部分だよ!
ユミ :難しい!それ字、あってるのよね!?
っていうかなんで寿司が生命を司ってるのよ
死に行いた後の切り身が載っていると言うのに!
ユウスケ:弱肉強食の縮図だよ、ユミちゃん
ユミ :急に話が重たくなったわね!
ユウスケ:そんなこと良いから早くマグロ握ってよ!
ユミ :分かったわよ(握るアクション)
…へい、オールマイティ!
ユウスケ:いや、そこは「へい、お待ち」じゃ…!
ユミ :(髪を引っ張ろうとタイミングをうかがっている)
ユウスケ:(臨戦態勢)
ユミ :(隙をついて顎を引っ張る)
ユウスケ:世の中世知辛い!世の中世知辛い!!!(ばたばた)
…もう!尻に敷かれるのは散々だ!
ユミ :寿司だけにこの二人の間での権力を「握った」のよ
ユウスケ:…あんまりうまくないと思うよユミちゃん!
さっきユウ君似たようなこと言ってたし!
ユミ :(服を引っ張り舞台上を去る)
ユウスケ:誠に失礼しました!誠に失礼しました!!!(ばたばた)
X子:ありがとうございました!ありがとうございました!!!(ばたばた)
Y美:やると思った!やると思った!!!(ばたばた)
・・・オホン。ではまず、翔さん、いかがでしょうか?
・二人のキャラクターが面白いなぁ。天体観測の2人の超えていますよね、ホンマに
何一つ話が進んでいないのに、ていうかユウスケの反応一本のネタなのにここまで惹きつけられるとは
ワードセンスが飛びぬけているんでしょうな。欲を言えば、もう一つ二つくらい違う方面からの
ボケを見てみたかったですが、それでも完成度は高いこと高いこと
X子:完成度の高いこと!完成度の高いこと!!!(ばたばた)
Y美:・・・うん、まぁそうね。
では続いて、KKジハードさん、いかがでしょうか?
・はい、上質のアホが出てきました。
らいどおんたーいむ!!!からの意味わからん発言とその天丼で心奪われました。
後半のすし屋のくだりで若干アホの要素が薄れた感がして惜しい。ここでもう少しアホな肉付けが欲しいなぁと。
リスクの高いキャラクター漫才でここまで完成度の高いものを出せるのは称賛に値すると思います。
ユウスケ君人形出ないかな。
X子:ユウスケ君人形出ないかな!ユウスケ君人形出ないかな!!!(ばたばた)
Y美:そろそろ自重しなさいよ・・・
では最後に、山下 銃さん、いかがでしょう?
・ワードセンスの塊が、縦横無尽に走り回ったら面白いに決まっていますよ。終始ニヤニヤしながら読んでました。
それにしても、この後リリコミンストレルショーですよ。この辺読んでる他の審査員、辟易しそうだ。
X子:終始ニヤニヤしながら読んでました!終始ニヤニヤしながら読んでました!!!(ばたばた)
Y美:・・・繰り返すところそこ?繰り返すところそこ!!?(ばたばた)
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後半戦に続く!後半戦に続く!!!(ばたばた)