X子:さて、まず4組のネタが終わりました。
Y美:続いて5組目は、このコンビです!
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エントリーNo.029
シュヴァインシュタイガー
不如帰
太田:どうもよろしくお願いします。張り切って頑張りたいんですけども。
突然なんだけど、今度友達とバードウォッチングへ行くことになってね。今から楽しみにしてるんですよ。
高橋:バードウォッチング? まあ・・・でもお前のためを思って言わしてもらうけど、今すぐ中止した方がいいぞ。
太田:なんで中止すんだよ。せっかく楽しみにしてんのに。
高橋:バードウォッチングなんて危険も危険、危険すぎるだろ! なんでわざわざそんな事をしに行くのか俺には理解できないね。
太田:いやいや、バードウォッチングのどこが危険すぎるんだよ! めちゃくちゃ楽しいイベントだろ!
高橋:じゃあ試しにそこらへんの山登ってみろよ!
死んだ目で「クルックー、クルックー」とつぶやきながら降りていくバードウォッチング帰りの人とたくさんすれ違うから!
太田:そこらへんの山にそんな怖い奴いねぇよ! 一体山の上で何あったんだ!
高橋:それをふもとのところでスーツを着た野鳥の会がカチカチ言わせながら数えてんだよ!
太田:何の目的だよ! それカチカチ数えて何をしたいんだよ!
そんなん絶対ウソに決まってるわ。とにかく俺は今度バードウォッチング行くってもう決めてるから。
高橋:まあでも、お前がそこまで行くって言い張るならしょうがない。ただ、その前に一つだけ確認させてほしいことがある。
太田:何? まだ何かあんの?
高橋:お前さぁ・・・ホトトギスのことどう思う?
太田:・・・は?
高橋:だから、バードウォッチングに行くんだろ!? ホトトギスについてどう思うかって言ってんの!
太田:何をそんなカリカリしてんだよ!? ホトトギスどう思うって・・・まぁ見れたら嬉しいぐらいのもんでしょ。定番って感じで。
高橋:なるほど。ということは・・・もうお前はホトトギすことができるってことでいいね?
太田:・・・は?
高橋:だからァ! ホトトギスを見る覚悟があるってことでいいのね!?
太田:だからなんでそんなイライラしてんだよ!?わざわざ動詞っぽい感じにしなくても最初からそう言えばいいだろ。
高橋:一応忠告しとくけど、お前バードウォッチング行く時くれぐれも「ホトトギスはどうでもいい」とか言うなよ。
山頂で黒服の男に連行されるかもしれないからな。
太田:何だよその危険な忠告は!? そんなにホトトギス重要な存在だったの!?
高橋:連行された人は全員死んだ目でクルックーとつぶやくだけの人間となって帰ってくるらしい・・・
太田:さっきお前が言ってた人たちみんな連行された人なんだ! ふもとで野鳥の会にカチカチされるやつだ!
高橋:とにかくお前がホトトギすことができるってわかっただけでもホッとしたわ。
太田:そのホトトギすっていう言い方はまだしっくりこないけどな。
高橋:で、お前は何型なの?
太田:は? 血液型のこと?
高橋:違うだろ! そういうふざけた感じいらないんだよ今! お前は何型なのか教えてろって言ってんの!
太田:だからなんでそんな脅してくんの!? 楽しみにしてるのになんか怖いよ! 血液型じゃなければ何の型を聞きたいんだよ!
高橋:お前こそそんなに怒るなよ! さてはN型か!?
太田:勝手に決めんな! いきなりN型って言われてもわかんねぇよ!
高橋:なんでわかんねぇんだよ!? だから・・・例えばお前の目の前にホトトギスがいるとするわな。
でもそのホトトギスが鳴いてくれない場合があるだろ。その時にどういう行動を取るかの分類だよ。
俺が思うにお前は「鳴かぬなら 殺してしまえ」でお馴染みのN型だな。
太田:そんな分類初めて聞いたよ! N型のNって信長のNなの!?
高橋:お前はやっぱり短気なところがあるからなぁ、N型だろうなぁ。
太田:誰がN型だ! 俺そんな動物殺すような人間じゃねぇわ! 虫も殺せないでお馴染みの人だわ!
まあ仮にN型だとして、それが何なんだよ?
高橋:N型だというあなた! ・・・通報させていただきます。
太田:通報すんのかよ!? 危ねぇ否定しといてよかった! 危うくどこかしらに通報されるとこだった!
高橋:野鳥保護団体の方へ通報させていただきます。念のためお前も通報リストの方に・・・
太田:やめろ! だから俺はN型じゃないんだって! 本当危ねぇな、N型とか絶対おおっぴらにできない情報じゃねぇか。
高橋:もしN型だとしたら一大事ですよ。清純派女優がN型だったと週刊誌に載ったら映画とかCM全部降板でしょうね。
太田:大スキャンダルかよ! まあ確かに清純派女優がホトトギス殺しちゃうのは印象良くないわな。
高橋:ブログも炎上ですよ。これをいわゆる本能寺の変と言います。
太田:信長っぽく言わなくていいんだよ! 急に信長感を搭載してくるんじゃねぇよ!
高橋:ちなみに、通報されると個人情報が野鳥保護団体に送られ、黒服の男たちに一生追われる身となるでしょう・・・
太田:また出てきた黒服の男! さっきから暗躍しすぎだろ!
高橋:彼らに捕らえられた人は皆どや顔で「ポロッポー、ポロッポー」とつぶやくだけの人間に改造されるとか・・・
太田:なんかさっきと微妙に違う! 微妙に違うけどどや顔な分イラッとする!
高橋:ちなみにN型のあなたのラッキー明智は、小五郎です。
太田:なんだその占いみたいなの! しかもラッキー明智ってなんだよ! あと小五郎の方かよ! 信長なんだからそこは光秀だろ!
高橋:念のためもう一度聞きますけど、あなたはN型ですか?
太田:だから違うよ! むしろこれだけ聞かされた後でN型って答えられるわけねぇだろ!
どれかって言われたら俺は秀吉だよ! 鳴かせてみようのタイプだよ!
高橋:なるほど、「鳴かぬなら 鳴かせてみよう」のH型ですね。
太田:ああそうだよ!
高橋:H型のあなたにお聞きします。どうやって鳴かせますか?
太田:は?
高橋:ただ鳴かせるだけじゃなく、方法も大事ですから。ちょっと目の前にホトトギスがいると思ってやってみてください。
太田:鳴かせ方? そんなもんこうやってホトトギスを手に乗せて、軽くなでてみたら鳴いてくれるんじゃないの?
高橋:あー残念! そのホトトギスは外部からの刺激にとても弱いタイプなのであなたのやり方では死んでしまいます。
太田:そんなんわかんねぇよ! 刺激に弱いとかそういうの先に言ってくれないと困るわ! フェアじゃないね!
高橋:ホトトギスが、死んだ・・・やっぱりお前、N型だな!? よし、通報だ! みんな通報し
太田:違うよ! 通報やめろ! ていうかこれは俺悪くないじゃん! 故意じゃないじゃん!
高橋:まさかお前が隠れN型だったとはな! 危うく見逃すとこだったぜ・・・
太田:隠れN型ってなんだよ! 俺はN型でも隠れN型でもないんだよ!
高橋:何だと!? じゃあ隠れN型じゃないっていうんならこれを踏んでみろ!
太田:何その踏み絵みたいなの! 隠れN型じゃなく隠れキリシタン見つける方法だろそれ!
高橋:いいからこれを踏んでみろと言ってるんだ! 踏めないなら通報するからな!
太田:わかったよ踏むよ! 大体お前が踏ませようとしているそれは何だよ!
高橋:これは秀吉が信長に宛てて書いた歴史上重要な手紙だ。
太田:じゃあ踏めねぇよ! N型だからとかじゃなく文化財を踏むという行為ができねぇよ!
高橋:もし踏んだら文化財保護団体に通報するからな。
太田:どのみち通報するんじゃねぇか! 結局H型でも通報されんのかよ!
高橋:ちなみにH型のあなたのラッキーわら人形は、
太田:ちょっと待てやおい! だからその占いみたいなのなんなの!? あとわら人形ってなんだ!
わら人形にラッキーも何もあるかい!
高橋:ラッキーわら人形は、チタン製のわら人形です。
太田:わら人形ですらねぇよそんなもん! チタン人形じゃねぇか! もういい、H型もこっちからお断りだよ! I型だよI型!
高橋:I型・・・池谷幸雄のIですか?
太田:そんな訳ねぇだろ! 戦国時代にそんな体操うまそうな将軍いなかっただろうが!
高橋:「鳴かぬなら バク転してみろ ホトトギス」のI型ですか?
太田:違うわ! ホトトギスに無茶振りさせすぎだろ!
高橋:まぁその池谷さんも今頃はどや顔でポロッポーとつぶやいてるだろうが・・・
太田:池谷さんN型だったのかよ! 刺激に弱いホトトギスにバク転させるから殺しちゃったのか!
高橋:あなたは池谷のI型、つまりもはやN型ですか?
太田:違うよ! 池谷のIだったら全部N型に繋がっちまうじゃねぇか!家康だよ家康!「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」の人だよ!
高橋:あーはいはい、そっちのI型ね! それでは、I型だというあなた!
太田:はいはい、なんですか?
高橋:・・・もしかしてバカですか?
太田:誰がバカだ! 何ストレートに罵倒してくれてんだよ! 家康にも失礼だぞ!
高橋:ただひたすら待つだけですか?自分からアクション起こそうとかそういう気はないんですか?
時間が惜しいとは思わないんですか?これからの人生もそうやって生きていくおつもりですか?
太田:ガンガン来るなお前! 鳴かせようとして触ったら死んじゃったからこっちはしょうがなく選んだんじゃねぇか!
高橋:山から降りてくる人間をふもとでカウントするバイトに興味はありませんか?
太田:どさくさに紛れて野鳥の会の仕事を斡旋するな! バイトがやってたのかその仕事!
高橋:ちなみにI型のあなたのラッキーセブンは、3です
太田:まったく意味わかんねぇよ! ラッキーセブンは7しかありえねぇんだよ! 矛盾にも程があるわ!
高橋:それで結局お前はI型ってことでいいの?
太田:もう俺にはわからんよ! 今更だけどこの3タイプの型に分ける独自のルールなんなの!?
どのタイプも全然納得いかねぇし! 俺は楽しくバードウォッチング行きたいだけなのによ!
高橋:よし、わかったもういいよ! もうお前が何型だろうと構わん! バードウォッチングでも何でも行ってこい!
太田:いいんだな! 何型とか気にしなくていいんだな!
高橋:おう! ・・・でもやっぱり最後にお前がウグイすことができるかどうかだけ調べさせてもらっていい?
太田:いいかげんにしろ。
二人:どうもありがとうございました。
X子:ありがとうございました。ちなみに私はA型です。
Y美:普通に血液型言っちゃった!?
雷電さん、いかがでしょうか?
・すごく好きです。占いの部分は余計かな、とは思いましたが、それ以外は特に。
どや顔ぽろっぽーの池谷、めっちゃ好きです。
清純派女優炎上、踏み絵、I型をストレートに罵倒する件なんかも好きです。色んな角度からのボケが尽くハマりました。
私から言う事は無しです。
X子:おお、「言うこと無し」出ましたよ!
Y美:けうけげんさん、いかがでしょうか?
・これも好きだなぁ…「死んだ目でクルックー」という1ボケ目からハートにズドンと刺さりました。
斬新な設定ながらやりとりに安定感がありましたし、野鳥の会やラッキー○○などの天丼が上手。
池谷幸雄などのフェイントボケも良かったですし、ホトトギスという題材が十二分に生かされており終始面白かったです。
強いて言うなら、序盤の高橋のイラつきがちょっと余計だったかなと。
イラつきながら独特のフレーズを言うならまだしも、ただ威圧しているだけなので好感が持ちづらかったです。
オチも「わかったもういいよ」で投げ出すのではなく、何らかの理由があればスカッと終われたかと。
何にせよ面白かったです。覆面かなぁ、新人だとしたら怖いなぁ…追い抜かれるなぁ…。
X子:ふむふむ。面白さが勝っていた感じね。
Y美:、さん、いかがでしょうか?
・I型のくだり最高でした
その他のくだりは特にハマった部分というのはないんですが、ニヤニヤしながら読めましたね
読みやすさ笑いやすさで言えば今まで読んだ中で一番きれいでした
なんとなく、ライジングブルーっぽい感じがしました(別の方なら申し訳ない。申し訳ない?)
X子:なるほど、ありがとうございます。果たしてその方なのかどうか!
Y美:さて、どんどん参りましょう。
X子:続いて、6組目はこの方たちです!
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エントリーNo.034
茨木からの刺客
死後に向けて
土方:はいどうも、茨木からの刺客です。
土屋:今日は綺麗なお客さんが多いですね!
前列左端のお客さんから、便秘にはコーラック、便秘にはコーラックU、1人飛ばして便秘にはコーラックファイバー。
土方:便秘にはボラギノールだろ!
という訳で、的のド真ん中をがんがんツッコむ私が土方で、最近TSUTAYAの会員登録したことで有名なこっちが土屋です。
土屋:土方さん、ちょっと聞きたいことがあるんだけどさ、人って死んだらどうなると思う?
土方:そりゃあ死後の世界に行くに決まってんだろ。
土屋:死後の世界ってのはよく聞くあの、田楽と自業自得だよね。
土方:いや両方とも全然違うじゃねえかよ!
まず田楽じゃなくて味噌田楽な!味噌の付いてない田楽とか地獄かよ!
そして自業自得じゃなくてジジイが如く、な!
土屋:ごめんごめん、味噌田楽とジジイが如くだったね。
でさ、いつかは味噌田楽とかジジイが如くに行くことになる訳だし、いつ死んで急に行くことになるか分からないからさ、
生きてる内に準備とかいろいろしておきたいんだよね。
土方:まあ確かに何も準備せずに行くのは危ないな。
土屋:でも実際に何をしておけばいいのか分からないからさ、一緒に考えてもらえないかなと思ってさ。
土方:味噌田楽にもジジイが如くにも実際に行ったことある俺が教えてやろうか。
土屋:行ったことあるって、土方さん死んだことあるの!?
土方:死んで行ったこともあるけど大半は旅行で行ってるよ!
土屋:旅行って手があったか!
土方:夜行バスで行く日帰りのツアーが安くていいぞ。
土屋:じゃあ今度行ってみるよ。ありがとう土方さん、これで解決しそうだ。
土方:まあ実際に行ってみて学ぶのもいいけど、せっかくだし今ここで練習しとけよ。
行くだけだと気付かないこともあるだろうし、俺がレクチャーしてやるから。
土屋:いいの!?じゃあお願いするね!
土方:じゃあまずは味噌田楽からだな。
味噌田楽に行く上で注意しないといけないのはまず死ぬ時に空腹にしておくってことだな。
土屋:なるほど・・・でもいつ急に死ぬか分からないし常に空腹で過ごすっていうのもきつくないかな?
土方:満腹の時に死にそうになっても腹が減るまで粘ればいいだろ!
土屋:あっ!粘るって手があったか!
土方:死ぬギリギリまでカロリー消費に努めるといいぞ。
土屋:消費の良さそうな運動とかすればいいのか。
土方:あと、味噌田楽では味噌田楽が食べ放題っていうのは分かってると思うけど、ドリンクは有料だから気をつけとけよ。
土屋:なるほど、じゃあお金も持って行かないといけないな。
土方:飲み物に金使ったら味噌田楽に行く意味ないだろ!
タダで食べれるから味噌田楽だけでもいいやって思えるのにそこに金発生したらもうそんなの地獄じゃねえか!
土屋:確かに!じゃあ飲み物持って行けばいいのかな。
土方:いやわざわざ持っていかなくても「飲み物タダでください」って頼めばいいだろ!
土屋:あー、頼むっていう手があったか!土方さん賢いな!
土方:とまあ、味噌田楽の注意事項はそんなもんだな。
じゃあとりあえず死ぬところから実践してみようか。
土屋:よし、頑張ろう。
はー、もうお腹いっぱいだ。枝豆40粒も食べちゃったよ。
土方:貴様、わしが大事に育てて茹でてお金と引き換えに譲った枝豆を・・・許さん!枝豆の仇だ!(ダブルピース)
土屋:うわああああああああああああああああああああああああああああああああああ!
死ぬうううううううううううううううううううううううううううううううううう!
死ぬよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
うわああああああああああああああああああああああああああああああああああ!(反復横跳び)
もうすぐ死ぬよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!(反復横跳び)
もうちょっとだけ粘るのでお待ちを下さいいいいいいいいいいいいいいいいいい!(短距離ダッシュ)
今にも息絶えてしまいそうだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!(ソーラン節)
長らくお待たせしましたお腹空きましたのでこの世の方退場させていただきます。(ゆっくり横になる)
土方:完璧じゃねえか!じゃあ死んで味噌田楽に行きましたと。
土屋:カランコロンカラーン
ここが味噌田楽かぁ・・・
土方:いやカランコロンカランてお前味噌田楽なんだと思ってんだよ!?
ウィーンだろ自動ドアのウィーン!入口手動とか地獄かよ!
土屋:あ、自動ドアとかちゃんと設備されてるのか!
土方:しかもあれだからな!?縦開きだからな!?目線ぐらいの高さから上下に開くからな!?
土屋:かっこいい!地球より進んでるよ!
土方:じゃあもう1回な。はい土屋は死んで味噌田楽に行きましたと。
土屋:ウィーン
ここが味噌田楽かぁ・・・
土方:いやウィーンからの入り早えよ!縦開きだから開き始めてそんなすぐ入れねえよ!
土屋:あっ、確かにそうだ
ウィーン
ここが味噌
土方:いや早い早い!全然まだまだだから!味噌田楽の入口の自動ドア開ききるのに3日ぐらいかかるから!
土屋:あれ?なんか普通の自動ドアよりほんのちょっとだけ長くない?
土方:いやゆっくりと開いて少しずつ中が見えていく様がかっこいいんだろ!
土屋:・・・確かに!うわ味噌田楽超進んでる!これ世のコンビニとかデパートとかガンガン取り入れていくべきやつだ!
土方:まあ俺が総理大臣になればありとあらゆるドアや窓なんかを全部味噌田楽式にするけどな。
土屋:・・・皆様!清き一票を!土方さんに清き一票、いやちょっとズルして清き五票ぐらいを!
土方:いや五票までやるとさすがに清くねえから三票ぐらいにしとけよ!
っと脇道に逸れたな。じゃあもう味噌田楽の入口通過して席に案内されましたと。
土屋:よーし、いっぱい食べるぞ!
すいません店員さん!味噌田楽ください!
土方:はい味噌田楽ですね。ご一緒に味噌田楽味のコーラはいかがですか?
土屋:いくらですか?
土方:1杯8000円になります。
土屋:・・・あの、タダ
土方:はい味噌田楽味コーラ無料で1杯ですねかしこまりました。
土屋:あっ、ちなみにそれに味噌とか付けられます?
土方:トッピングで別料金18000円となりますがよろしいですか?
土屋:・・・あの、
土方:はい味噌田楽コーラ無料で1杯、トッピング味噌無料でですねかしこまりましたー。
はい、終了。
土屋:どうだった!?
土方:いやダメすぎるだろ!
土屋:あれ!?うまくできたと思ったんだけど!?
土方:飲み物は味噌田楽100%ジュースってのがうまいからそれ頼まないとダメだろ!
土屋:うわなにそれ超美味しそう!おすすめを受け入れたのがまずかったか!
土方:そこ以外は完璧なんだけど、そこミスるようだと味噌田楽は行かない方がいいな。
土屋:ジジイが如くに懸けるかぁ・・・
土方:じゃあ次はジジイが如くな。
ジジイが如くに行く上で注意しておかないといけないのは、
見た目をジジイっぽくするためにも死ぬ時にある程度は歳を取っておかないといけないってことだな。
土屋:なるほどね。でも若いうちに死んじゃうかもしれないしそれだとどうしようもなくないかな。
土方:いやだから粘ればいいだろ!死にそうになっても年取ってジジイになるまで粘ればいいんだよ!
土屋:あっ!粘るって手があったか!
土方:死ぬギリギリまで老ける努力をするといいぞ。
土屋:老ける努力か・・・
土方:ジジイが如くではちょっとでもジジイっぽくないと判断されると射殺されるのは分かってるだろうし、
まああと言っといた方がいいのは、ぬれ煎餅は食べ放題だけどドリンクは有料だから気をつけろってとこな。
土屋:なるほど、じゃあお金も持って行かないといけないな。
土方:飲み物に金使ったらジジイが如くに行く意味ないだろ!
タダでぬれ煎餅が食べれるから射殺される危険があってもいいやって思えるのにそこに金発生したらもう地獄じゃねえか!
土屋:確かに!じゃあ飲み物持って行けばいいのかな。
土方:いやわざわざ持っていかなくても「飲み物タダでくださいワシジジイ」って頼めばいいだろ!
土屋:頼むなんて手があったのか!それは思いつかなかった!
土方:とまあ、ジジイが如くの注意事項はそんなもんだな。
じゃあとりあえず死ぬところから実践してみようか。
土屋:よし、頑張ろう。
はー、もう俺若すぎて唐揚げ定食に手出しちゃったよ。いやー若い若い。
土方:貴様、わしが大事に育てて絞めて揚げてご飯やサラダなんかと一緒にして良い感じにして、
そしてお金と引き換えに譲った鶏を・・・許さん!鶏の仇だ!(反復横跳び)
土屋:うわああああああああああああああああああああああああああああああああああ!
死ぬうううううううううううううううううううううううううううううううううう!
死ぬよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
うわああああああああああああああああああああああああああああああああああ!(座禅)
もうすぐ死ぬよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!(座禅)
もうちょっとだけ粘るのでお待ちを下さいいいいいいいいいいいいいいいいいい!(じっと座禅)
今にも息絶えてしまいそうだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!(微動だにしない座禅)
長らくお待たせしましたお腹空きましたのでこの世の方退場させていただきます。(ゆっくり横になる)
土方:ここは完璧だな!じゃあ死んでジジイが如くに行きましたと。
土屋:ウィーン
ここがジジイが如くじゃて。
土方:いやジジイが如くの入口は自動ドアじゃねえよ!自動ドアはジジイに反応しねえだろ!普通にカランコロンカランでいいんだよ!
土屋:あっ、本当だ!ジジイが如くの入口は普通でいいんだな。
カランコロンカラーン
ここがジジイが如くじゃて。
土方:ようこそワシジジイ。
土屋:おおきに。では1つぬれ煎餅をおくれやす。ぬれ煎餅はん早くおいでやす。
あっ飲み物もおくれやす。ぬれ煎餅味のコーラ、いや、ぬれ煎餅100%ジュースを、タダでおくれやす。
さすらば拙者は喜びたまわるでござる。さあ早く持ってくるでござれやクソが。
土方:・・・いやお前の中のジジイ像どうなってんだよ!?そんなやつ射殺だよ射殺!
土屋:あれ!?ダメだった!?俺の中のジジイを絞り出してみたんだけど!?
土方:いやどう考えてもおかしいだろ!?なんで最初にテレビつけて相撲見ねえんだよ!?
土屋:ああ!一番のジジイポイント!
土方:言葉運びは完全なるジジイだったけどな、そこを忘れるようじゃダメだわ。
土屋:うーん、味噌田楽もジジイが如くも向いてないかぁ・・・
これは両方ともやめといた方がよさそうだな。
土方:いや、だったらどうするんだよ!?
土屋:生まれ変わる方向で考えてみるよ。
土方:いやTSUTAYA会員は生まれ変われない宿命だろ!もうお前はTSUTAYAで命レンタルでもして一生生きてろ!もう止め!
2人:どうもありがとうございました。
X子:ありがとうございました。とりあえずTSUTAYA解約してきますね…
Y美:何、真に受けてるのよ!?ものすごい形での逆ステマね!
けうけげんさん、いかがでしょうか?
・茨木を久々に見た気がしますが、ボケのマシンガンが錆びてなくて何よりです。
ボケまくってるんだけどボケ散らかってはいないと言いますか、読み手を突き放さない塩梅がちょうどいい。
構成的に土方の発言の意外性に期待してしまうのですが、発想がそのハードルをことごとく越えており、
「粘る」「縦開きだからすぐ入れない」「テレビつけて相撲」など予想以上のボケを堪能させて頂きました。
気になったのは導入の「田楽と自業自得」がわかりにくくてネタに入り込みづらかった点と、
ジジイが如くは味噌田楽をフリにしているだけに、もっと弾けて欲しかったという点です。
それでもダブルボケ漫才として非常に読みやすく、高いレベルで安定していました。
わかんないけど、優勝してもおかしくない勢いをひしひしと感じました。
X子:おおお、「優勝」の文字が出てきましたよ!?
Y美:続いて、さん、いかがでしょうか?
・最初のボケの「田楽と自業自得」が「天国と地獄」のもじりだと気づくまで、システム上ちゃんとした訂正がないのでラグがありました。「はぁ!?」ってなりました
相変わらず読むのに体力使うフォーマットだなあ、と。面白いは面白いのがさらに疲れますね
味噌田楽の方の飲み物を実際に注文するくだりは事前にボケがほぼバレてたのでそんなにでしたが、そこ以外はあーあー言いながら笑ってました
最後の「TSUTAYAで命レンタルして一生行きとけ」が一番好きです
X子:ふむふむ。確かに、なかなか強引なもじりが来たなぁとは思いましたねぇ。
Y美:FANさん、いかがでしょうか?
・「頼むという手があったのか!」「粘るという手があったのか!」がめちゃくちゃ面白いです。
このコンビのネタは何度も見ててやり口も解ってるはずなんですけど、それでもちゃんと面白いネタが出来るの、すごいですね…
X子:ありがとうございました。独特のスタイルで果たしてどこまで行けるのでしょうか!?
Y美:さて、(猛ダッシュ)
X子:続いて、7組目は(猛ダッシュ)
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エントリーNo.009
乙女の方程式
レストラン
Y美:はいどうも、姉妹漫才師「乙女の方程式」です。よろしくお願い致します!
X子:いやぁ、しかしお腹が空きましたね!
Y美:開始早々何言ってるの!?
確かに出番が想像以上に早くて食事のタイミング掴みづらくてお腹ぐーぐーですけども…
X子:こんな時は、レストランネタでもやって気を紛らわせましょう!
Y美:いや逆効果な気がするけど!?自爆飯テロにも程があるけど!?
まぁ分かったよ。お姉ちゃんが店員、あたしがお客さんやるね。
X子:いらっしゃいませ。レストラン「ゾルドネッペリオンガガガジョリー」へようこそ!
Y美:いや何て何て何て!?個性的にも程がある店名ね!
X子:お客様、-2147483647名様でよろしいですか?
Y美:何バグってない!?1名よ、1名。
X子:-2147483647名様ですね、かしこまりました。
Y美:だから1名様ね!…さっそく不安になってきたなぁ。
X子:禁煙席、喫煙席、禁煙と喫煙の中間の席とありますが、いかがいたしましょう?
Y美:中間って何よ中間って。
あたし未成年だし、禁煙席でお願いします。
X子:「禁煙8:喫煙2」のお席でよろしいですか?
Y美:どういう意味!?なんで?
10割禁煙でお願いします!
X子:お客様。大変申し訳ございませんが、ただいま10割禁煙のお席は満席となっておりまして…
Y美:あらそうなの…
…よくわからないけど、なるべく禁煙寄りの席でお願いします。
X子:かしこまりました。
お客様-2147483647名様、「禁煙9:喫煙-2147483647」の席にごあんなーい!
Y美:多分だけど「1」って言おうとするとバグる仕様なのかな!?
仮にこの人がロボットなのだとしてもいろいろと腑に落ちないレベルのバグだよ!
X子:こちらの席になります。灰皿の割れたカケラを置いておきますね。
Y美:どういうことよ!?まさかこの元の灰皿の10%ぐらいの部分しかないのを置くのをもって「1割喫煙席」と言うつもりじゃないでしょうね!?
…要らないんでそれ引き下げていいです。
X子:かしこまりました。
ではメニューの方お持ちしますね。
Y美:はぁ…これちゃんとした食べ物にありつけるのかな…
X子:うんとこしょ…っと。
お待たせいたしました。お料理の方、こちらの「高円寺」からお選びください。
Y美:わっ何この分厚い本!?
いやおそらく「広辞苑」のことだとは思うんだけど、だとしてもおかしいよね!?
X子:お好きなメニューをそちらの辞書の方からお選び頂けます。
なおお料理のお値段は、「そのお料理の名前が書いてあるページ数×100円」となります。
Y美:どんな仕組みよそれ!?
ってかこの辞書2000ページ超あるんだよね!?100ページ目でも1万円て!!
これもう、全力で「あ」から始まる食べ物を探すしかないじゃん…
X子:ご注文の方決まりましたらまたお呼びくださいね。
Y美:うーん…現実的な値段になる食べ物が「アイスクリーム」ぐらいしかない…
今日ガッツリ食べたいんだけどなぁ…
あとは「あいなめ」っていう魚があるけど、魚だけ出されてもなぁ…
っていうか魚の名前だけ言ってどういう状態で出てくるかも分かったもんじゃないしなぁ…
これアレだな、もう詰んだんじゃないかな…
X子:あっお客様、よろしければこちらのオススメメニューもご覧くださいませ!
Y美:そういうのあるなら先に言ってよ!!
誰がこんな分厚くて意味不明で先の見えないメニューから選びたいと思うのよ!
X子:なお一番安いのはこちら「あいなめの塩焼き定食 1800円」となっております。
Y美:地味に高すぎるわね…もういいや、その定食1つください。
X子:かしこまりました。ではご注文を「n文字目をn文字分言う」方式で繰り返しますね。
Y美:いやどういうこと!?普通に繰り返してよ!?
X子:あいいなななめめめめののののの塩塩塩塩塩塩焼焼焼焼焼焼焼
きききききききき定定定定定定定定定食食食食食食食食食食が-2147483647つ。
以上でよろしかったですか?
Y美:狂気かよ!!もうなんか別物に聞こえてよろしくない気すらしたよ!
そしてラストに忘れかけてたバグが再発してるし!
X子:お客様、ちなみに本日こちらの定食のごはんの量をお選び頂けますが、
何粒がよろしいでしょうか?
Y美:いやごはん粒の数で聞かれても!基準がわからないわよ…
X子:そうですね…一般的な大盛りのごはんが「780粒」となっておりますが。
Y美:そ、そうなんだ…まぁ、お腹空いてるしそのくらいでお願いします。
X子:780粒ですね、かしこまりました。
ただいま、おしぼりの方お持ちいたしますね。
Y美:そういえばおしぼりもまだだったわね…
はぁ、注文だけでかなり体力使った気がするなこれ…
X子:お待たせいたしました。「おしぼりの左上の部分」です。
Y美:どういうこと!?これまた何で4分の1サイズのおしぼりをひとカケラだけ!?
X子:おしぼりの他の部分、ご用意が出来次第お持ちいたしますね!
Y美:いやおしぼりの4分の3が用意できていないってどういう状態なのよ!?
まぁ4分の1でも手拭けなくはないし、とりあえず拭いておくか…
X子:失礼いたします。
こちら、お先に定食の「ごはん100粒目〜199粒目」をお持ちいたしました。
Y美:だからもうなんなのよ!?
100粒ずつ持ってくる意味がわからないし、まず「100粒目」とかって何なのよ!?
X子:他の粒の方、炊き上がり次第お持ちいたしますので、
よろしければお召し上がりになってお待ちください。
Y美:粒言うな粒…ほんとどういう仕組みなのよここ…
X子:失礼いたします。
続きまして「400粒目〜499粒目」 をお持ちいたしました。
Y美:あーもう落ち着かないなぁ!なんか粒番号も飛び飛びだし…
X子:他の粒の方、炊き上がり次第お持ちいたしますので、
よろしければお召し上がりになってお待ちください。
Y美:どういうテンプレ発言なんだか…
…仕方ない、お腹も空いたし食べるか。せめて味噌汁とか一部でいいから焼き魚本体と先に来てほしいなぁ…
X子:失礼いたします。
「600粒目〜699粒目」 をお持ちいたしました。
Y美:ごはんかぁー…そろそろ他のもの来てよ…
X子:失礼いたします。
「200粒目〜299粒目」 をお持ちいたしました。
Y美:ごはんかぁー…っていうかいったい何なんだろう。この状況、この気持ち…
X子:失礼いたします。
「500粒目〜582粒目」と「584粒目〜599粒目」をお持ちいたしました。
Y美:またごはんかぁー…583粒目どこいったのか気になるけどまたごはんかぁー…
もう大盛りごはんの約3分の2、つまり普通のごはん1杯分以上「だけ」が来てるこの状況…
あーもう本当にごはん以外のもの来ないかな!?
X子:失礼いたします。
「おしぼりの右下の部分」をお持ちいたしました。
Y美:こ こ に 来 て お し ぼ り ! !
いや忘れかけてたよ、おしぼりがまだ4分の1しか来ていなかったことを!まだ半分しか揃ってないけども!
あのすみません、定食の他のおかずまだですかね!?
X子:失礼いたします。
こちら定食の「お味噌汁」と、
ごはんの「0粒目〜99粒目」となります。
Y美:0 粒 目 ! ?
いやもうなんかさっきから「100粒区切りにしては妙な区切り方だなぁ」って薄々思っていたけども
「0粒目」って言葉はいよいよ定義がよくわからないよ!?
あーもう「やっと味噌汁キター!」 っていう喜びの感情で産まれた元気の大半をツッコミに使ってしまったじゃないのよ!!
X子:0粒目…特に意味はありません。
一般的に言う-2147483647粒目のことだと思っていただければ…
Y美:あーそうだった!!この人1って言おうとするとバグるんだった!!
むしろ「0粒目〜」って言う方がまだ自然っていう、あーもうなんか複雑!!
X子:失礼いたします。
こちら定食のごはんの「300粒目〜399粒目」です。
Y美:からの、再びごはん100粒…
いや良いんだ。今のあたしにはお味噌汁がある…美味しく頂くんだ…
X子:失礼いたします。
こちら定食のごはんの「700粒目〜780粒目」です。
Y美:うん………味噌汁飲み切っちゃった…そろそろお魚さんが欲しい…
X子:失礼いたします。
こちら定食の「あいなめの塩焼き 〜583粒目を添えて〜」です。
Y美:5 8 3 粒 目 ! !
いやちょっとその一粒どこから出てきたのよ!?
確かにさっき583粒目だけ抜けてたけど、その一粒どこにくっついて来てるのよ!?
その一粒どこからどうなったか分からないけどちょっとリアルに飲食店的にまずいんじゃなくて!?
あと細いけど「0粒目」から「780粒目」まで全部揃ったら合計「781粒」だよねってそこはぶっちゃけ誤差だからどうでもいいや!
いやどうでもいいって言ってもごはん1粒の差を粗末にしているわけじゃないのよ!
むしろ大事にしているからこそそのお皿に1粒添えられてるのが気になるんだからね!!
あーもう「やっとお魚さんキター!」 っていう喜びの感情で産まれた元気の大半を即半ギレとどうでもいいツッコミと弁解に使ってしまったじゃないのよ!!
X子:あ、あの、お客様、
Y美:あ、す、すみません、ちょっと熱入りすぎましたね…
X子:こちら「おしぼりの左下と右上の部分」でございます。
Y美:お し ぼ り ! !
いやいいけどね!?別にちょうどそろそろ手拭きたいなとか思ってたし!
ただそれも本来食事が来る前に全パーツ揃ってるべきものだからね!
いやそもそもおしぼりのパーツって何よ!?
X子:お、お客様!お客様!
Y美:あ、す、すみません、熱入りすぎですよね…
X子:ここで店名の方、「n文字目をn文字分言う」形で言わせていただきますね。
Y美:いや何で!?
X子:ゾルルドドドネネネネッッッッッペペペペペペリリリリリリリオオオオオオオオンンンンンンンン
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガジジジジジジジジジジジジ
ョョョョョョョョョョョョョリリリリリリリリリリリリリリーーーーーーーーーーーーーーー
Y美:うるさーーーーーーーい!!!!!
ただ長くて複雑で意味不明なだけで完全に忘れかけてた店名を何十倍にもウザい形で掘り起こすんじゃないわよ!!
X子:お客様、大変失礼いたしました。
謝罪の方、「n文字目をn文字分言う」形式でさせていただきますね。
申しし訳訳訳ごごごご
Y美:言わんでいい言わんでいい!!
あーもう何よこのネタ!
意味不明なレストランにも程があるわよ!
何よ、メニューが広辞苑って!
何よ、ごはん100粒ずつ持ってくるって!
何よ、「n文字目をn文字分言う」って!
あと 異 様 に お 腹 空 い た ! !
X子:何言ってるのよ。インパクトのあるネタどんどん入れていかないと他のレストランネタと差別化できないじゃない。
Y美:正論っちゃ正論だけど…
X子:そうよそうよ。
このくらいやらないとMM--2147483647グランプリ優勝できないわよ!
Y美:いやそこもバグってるんかい!!!
もういい加減にしなさい。
XY:どうも、ありがとうございました!
X子:(猛ダッシュ)…はい、乙女の方程式の皆さんでした!
Y美:(猛ダッシュ)何かすみません!なんかすみません!
はぁ、はぁ…では、FANさん、いかがでしょうか?
・X子:失礼いたします。
こちら、お先に定食の「ごはん100粒目〜199粒目」をお持ちいたしました。
>ここからがめちゃくちゃ面白いです
やっぱ数字ってね、面白いですよね。と改めて。
「そのお料理の名前が書いてあるページ数×100円」「n文字目をn文字分言う」みたいな、構造が面白いものが多くて、そこがすごく楽しかったです。
X子:うわあああああああめっちゃありがとうございます!ありがとうございます!
Y美:マグネッツさん、いかがでしょうか?
・序盤、ボケがちょっと分かりづらいなあと思ってたんですけど、そのわかりにくさがどんどん単純なバカバカしさに変換されていく過程が圧巻でした。
後半馬鹿みたいに笑ってしまいました。こういうのに弱いです。
X子:ありがとうございます!ありがとうございます!
Y美:藍殿TTさん、いかがでしょうか?
・なかなかにパワーのあるボケが多くて面白かったです。
何が面白いって、ずっとご飯粒が運ばれてくる中 じっと耐えてる様がシュールでたまりません。
「天災は忘れた頃にやって来る」をやろうとしてる感じも良いと思いました。
「1」をとんでもない数に置き換えるというボケは最後まで引っ張るほどのものに感じなかったので煩わしく思えたのがネックだったかと。
X子:ありがとうございます!ありがとうございます!
どうY美、これだけ評判なら私たち-2147483647位間違いないわね!
Y美:そのボケまだ引っ張る!?たった今「ネック」って言われたばっかでしょ!
Y美:…さて、どんどん参りましょう。
X子:続いて、8組目はこの方たちです!
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エントリーNo.015
ヒ(ーロー)
「喉仏」の段階で大概大概。
2人:どーもー、ヒ(ーロー)です。
上科:いやー、もう日々筋トレ筋トレでビルドアップしちゃってさぁ。
もう、スゴいのなんの。こう、筋肉が、もりもりもりっ、どーんッ、と、ね。
井金:筋肉だけでなく語彙力も鍛えとけよ。
上科:もう胸筋とか硬過ぎて鉄板だよ、鉄板。
井金:ふーん以外のコメントの引き出しがない。
上科:だからね、胸筋に磁石もつくし、
井金:なんで性質まで鉄に変わってんだよ。
上科:焼きそばもお好み焼きも作れる。
井金:なに胸筋で鉄板焼きしてくれてんだよ。
上科:ほぼほぼ胸筋が鉄の鎧になったんで、僕は胸筋を「鉄鎧筋」と名付けた。
井金:厨二病にもなりきれない語彙力のなさが可哀想。ホントに可哀想。
上科:みなさんお待ち兼ね、腹筋の方はと言うと。
井金:お前の腹筋になんの期待の眼差しも注がれてねぇよ。
上科:バッキバキに割れた腹筋は、それはもう、チョコモナカジャンボのようで。
井金:その中途半端な比喩力はなに。
上科:だから触ると冷たいし、
井金:だからなんで性質まで変わっちゃってんだよ。
上科:お腹空いたら食べられるし、
井金:なにチョコモナカジャンボ感覚で腹筋食べてくれてんだよ。
上科:腹筋がなくなったらコンビニで補充できるし、
井金:なにチョコモナカジャンボ感覚で腹筋買って来てくれてんだよ。
上科:もちろん運動したら身体が暖まって、溶けちゃう。
井金:それはもはや弱体化。
上科:滴る、汗と溶けたアイス。
井金:それぞれ別のベクトルにベットベトだな。
上科:でもさ、身体を鍛え上げて強くなっても、優しくなかったらただ凶暴なだけでダメじゃん。
井金:強くなってるのか甚だ疑問だが。
上科:だからね、右肩の筋肉がね、鳥の巣になったの。
井金:・・・・・・ん?
上科:右肩の筋繊維がね、鍛えれば鍛えるほど鳥の巣状に形成されていったの。
井金:あぁ、いよいよファンタジーの世界に紛れ込んでしまった。
上科:今、右肩に3羽ひな鳥を飼っているよ。
ね、優しいでしょ?
井金:「優しい」の一言で片付けるには内容がヘヴィ。
上科:(服をはだき右肩を見せる)
ひな鳥1:ぴー、ぴー
井金:
ひな鳥2:ぴー、ぴー
井金:
ひな鳥3:・・・ぐぇぉ・・・ぐぇぉ・・・
井金:まさか1羽喉が潰れているとは。
上科:そんで、右手なんだけど、
井金:こんだけ散らかしといてよくもまぁあっさり話題を変えられるな。
上科:右手はね、ひな鳥たちのことを思いやって親鳥になったの。
井金:これ以上散らかして何がしたいんだよ。
右手が、親鳥って、何だよ。
上科:なんでわかんねぇんだよ。
井金:なんでわかると思ったんだよ。
上科:右手知ってるよな?
井金:知ってる。
上科:親鳥知ってるよな?
井金:知ってる。
上科:じゃあもうわかれよ!
井金:どっちも知ってるが故にわかんねぇんだよ。それをお前がわかれよ。
上科:(右手を見せる)
右手こと親鳥:・・・ぐぇぉ・・・ぐぇぉ・・・
井金:まさか親鳥も喉がやられているとは。
上科:どうだ、すげぇだろ。
井金:ドヤ顔できるお前がすげぇよ。
右手親鳥って不便でしかないからね。
上科:鉛筆は咥えられるけど。
井金:もう動詞が「咥える」だもん。持てろよ。
上科:じゃあなんだよ、指1本1本が親鳥に変わって右手が5羽の親鳥群になればよかったのかよ。
井金:そのキングギドラの亜種みたいな発想はなんだよ。
上科:まぁ、手が親鳥で便利なこともあるよ。
オナニーの時に、フェラされてる感覚が味わえる。
井金:
上科:おなにーのときに、ふぇ
井金:聞こえた上で無視したんだから丁寧に言い直すなよ。
上科:あら、そう。
そんで、ひな鳥達に餌をあげたいのが親鳥の気持ちじゃないですか。
井金:お前、しれっとしてんな。
多分だけど、親鳥の喉が変な原因はお前のちんこ。
上科:だから、左手が尺取り虫になったの。
井金:お前の「だから」はジャンプ台かよ。さっきから理論の飛躍がスゴい。
左手こと尺取り虫:(くねくねくねくね)
井金:どうでもいいけど、彼女できたらどっちの手で手ぇ繋ぐつもりだよ。
親鳥:・・・ぐぇぉ・・・ぐぇぉ・・・
尺取り虫:(くねくねくねくね)
親鳥:(パクッ)
尺取り虫:(痙攣)
井金:痙攣の描写ちょっとグロいからやめて。
ひな鳥1:ぴー、ぴー、
親鳥:(口移し)
ひな鳥1:ぴー、ぴー・・・(もぐもぐごっくん)・・・ぐぇぉ・・・ぐぇぉ・・・
井金:尺取り虫になんの爆弾が仕込まれてたんだよ。
上科:まぁ、尺取り虫とは言え、手なのでね。
オナニーの時に使うのは、右手だけじゃ、ないんだぜ。
井金:チンコに尺取り虫這わせてる分際で、よくカッコつけられたな。
お前のチンコどんだけ汚ぇんだよ。
新尺取り虫:(左手に補充される)
井金:補充される程度、いまさら不思議でもなんでもない。
上科:どうだ、上半身が鍛え上がっただろう。
井金:奇獣になっただけだろ。
上科:うるせぇお前ひと捻りにするぞ!
井金:捻れるようなまともな手がねぇヤツが言っても説得力ねぇよ。
上科:怒鳴ったら身体が暖まってきちゃった。
胸筋:(あっつあつ)
上科:(右手を見る)
ゴクリ。
井金:親鳥を鉄板焼きにして喰おうとしてない?
胸筋&親鳥:じゅ〜・・・じゅ〜・・・
井金:これが優しさ云々語ってた男でしょうか。
腹筋:(どろどろ)
井金:チョコモナカ溶けてる溶けてる。
上科:(もぐもぐごっくん)・・・ぐぇぉ・・・ぐぇぉ・・・
井金:あーぁーあーぁー、もういいよ。
新親鳥(義理):(右手に補充される)
ぴー、ぴー・・・(どうも、ありがとうございました。)
上科:・・・ぐぇぉ・・・ぐぇ〜ぉ・・・(次は、汚いちんちんを鍛えて、珊瑚にでも変えようかな。)
X子:ぐぇぉ・・・ぐぇぉ・・・
Y美:お姉ちゃんそれ変な疑惑でるからやめて!!
マグネッツさん、いかがでしょうか?
・親鳥も喉やられてるところでめっちゃ笑いました。コンビニで腹筋を補充とかもいい。オチも上手い。
ボケのぶっ飛び具合とツッコミの冷静さが非常にいい具合に絡まっていてとてもいい漫才だと思いました。
X子:ぐぇぉ・・・ぐぇぉ・・・
Y美:だからなんでお姉ちゃんも喉やられてるのよ!?
FANさん、いかがでしょうか?
・井金:お前、しれっとしてんな。
多分だけど、親鳥の喉が変な原因はお前のちんこ。
>すごい指摘。
とてもおもしろかったです。ボケのぶっ飛び方と、冷めたツッコミの指摘がすごくちょうど良い。
X子:ぐぇぉ・・・ぐぇぉ・・
Y美:本当に大丈夫!?
雷電さん、いかがでしょうか?
・あー…何か、惜しいです。途中まで凄い引き込まれてたんですが、最後に散らかり過ぎて追いつけなくなってしまいました。
何でしょう………それ以外にこのネタに関しては何も言い様が無いというか…(笑)この発想に対して「ここをこうした方が良い」も何も思い浮かばないです…(笑)
とりあえず、腹筋チョコモナカジャンボ、「まさか1羽喉が潰れているとは」、このあたりが特に好きです。
本当に、最後10行だけです。そこがちょっと勿体無く感じました。
X子:そうね、独特過ぎるネタの評価って難しいわね。
Y美:急に治った!!
Y美:さて、続いてはの敗者復活を勝ち抜いた組の登場となります。
X子:見事、敗者復活を勝ち抜いたのはこの組です、どうぞ…!!
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果たして敗者復活はどの組なのか…!?