X子:さて、まず4組のネタが終わりました。
Y美:続いて5組目は、この方たちです!
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エントリーNo.012
ガンバラナイズ
漫才:車に撥ねられた話
小村:どうもガンバラナイズです!
五竹:どうも、三度の飯より体が弱い、五竹です。
小村:比較が意味を成してねえよ!体が弱い方なんだろうなっていうのは分かったけどさ!
五竹:いやー、聞いてよ小村さん、もしくは小村っち。
小村:小村さんでお願い。
五竹:今日ここに歩いて来るときに車に撥ねられちゃってさ。
小村:え、それ大丈夫なの!?いや三度の飯より体弱いのに大丈夫なの!?
五竹:それでさ、事故の拍子に相手大怪我させちゃって。
小村:は!?え、した方じゃなくて!?相手が撥ねたんでしょ!?撥ねられたのお前でしょ!?
五竹:相手が撥ねて、俺が撥ねられた。
小村:でその結果?
五竹:相手がケガした。
小村:ほらおかしい!!それはあれか!?社会的に大怪我したとかそういうことか!?
五竹:普通に怪我だよ。病院に運ばれるタイプの。
小村:いやどんな弾かれ方したんだよ!?あれか!?お前を撥ねた後二次的な事故で怪我したとかか!?それだな!?
五竹:いや俺との衝突でだよ。
小村:なんでだよ!?相手小人か!?小人の運転するミニカーなのか!?
五竹:小人・・・?え、何言ってんのこいつ・・・?
小村:訳分かんねえこと言われれば訳分かんねえこと言いたくなるさ!
もうとりあえず状況説明してくれない!?
五竹:俺が車に撥ねられた話をしていて、小村さんがそれを聞いてる。
小村:・・・ごめん、車に撥ねられた場面のね。
五竹:ここに歩いて来る途中に体鍛えるために横断歩道でシャトルランしてたんだけどさ。
小村:なにレースゲームの障害物みたいなことしてんだよ!?体育館でやれ!
五竹:そしたら大型トラックが猛スピードで突っ込んできてさ、
小村:変なことしてるから!レースゲー感覚で突っ込んできたんだよ!
五竹:でそのまま撥ねられた訳よ。
小村:はい死んだ!!人生お疲れ様でした!!
五竹:で吹っ飛ばされながら運転席をチラッと見たんだよね。
小村:なんでそんな余裕があるんだよ!!吹っ飛ばされてる最中ぐらいは思考停止してろよ!!
吹っ飛ばされて転げて、起き上がって自分が奇跡的に助かったことに驚いて、そこで初めて気にしろよ!!
五竹:そしたら運転手のおじさん、思いっきり血吐いててさ、
小村:何きっかけだ!?それ多分ただの持病じゃない!?
五竹:助手席に乗ってた兄ちゃんも思いっきり血吐いててさ、
小村:だからどうやったらそうなり得るんだよ!?2人揃って持病だよ持病!!ビックリして発症しちゃったんだよ!!
五竹:で「相手ケガさせちゃったやばいなー」って思いながら吹っ飛ばされてたら
小村:多分お前に責任降りかからないから!!頼むから自分の体を心配して!?
五竹:今度は青信号で交差点を走る別の車が快速で突っ込んできてさ、
小村:二次的な事故お前の方に来てた!?
五竹:それがまあ200キロで走るフェラーリでさ、
小村:いや快速なんてもんじゃねえな!?なに交差点をスポーツカーでぶっ飛ばしてやがんだ!?
五竹:でそのまま撥ねられた訳よ。
小村:はい死んだ!!一件目で何とか生きてたとして今死んだ!!
五竹:でまあ勿論吹っ飛ばされながら運転席をチラッと見る訳よ。
小村:何が勿論なのかハテナしかないんだが!?
奇跡的に無事なのはもう受け入れるからさ、そのド余裕な感じやめてくれない!?
五竹:そしたら運転手の兄ちゃん、思いっきり血吐いててさ、
小村:お前は自分が受けた衝撃を相手に送り返すみたいな護符でも持ってんのか!?
五竹:助手席に乗ってたゾウさんも思いっきり血吐いててさ、
小村:ゾウさえも!?いやまず助手席にゾウって何!?助手席にゾウが乗ってるフェラーリって何だよ!?
五竹:車の上に乗ってたおばあさんも思いっきり血吐いててさ、
小村:おばあさん何やってんだ!?ゾウの所為で乗れなかったのか!?いや優先順位よ!!
五竹:で「また相手ケガさせちゃったしゾウさんまでケガさせちゃったしやばいなー」って思いながら
「でもおばあさんはまあ自業自得だよなー」とか思いながら吹っ飛ばされてたら、
小村:おばあさんは自業自得だし兄ちゃんも自業自得だわ!!ゾウさんは可哀想!!
五竹:今度は対向車線を走る別の車が突っ込んできてさ、
小村:災難も災難だな!?いや今のお前を見る限り全く災難そうじゃないんだけどさ!?
五竹:それがまあ全身に針をまとった戦車でさ、
小村:もうそれどこだよ!?そんな世紀末な交差点どこで見られるんだよ!?
五竹:でそのまま撥ねられた訳よ。
小村:撥ねられたというかもう刺さるよね!?
五竹:で例のごとく吹っ飛ばされながら運転席を見ようと思ったんだけど見えなくてさ、
小村:戦車だからな!!
五竹:運転手の人大丈夫かなーと思いながら眺めてたら戦車が大砲から思いっきり血吐いててさ、
小村:それはもう単純になんでだよ!?ただただ意味が分からない!!
五竹:「人や動物のみならず車にまでケガさせちゃったもうどうしよう」って思ってさ、
小村:むしろ車はいいんだよ!!生き物を重んじろ!!
五竹:でまあしっかり着地決めて周りから拍手もらって、
小村:体操かな!!?車に撥ねられるなんて種目あったかな!!?
五竹:1台目の車のドア開けて、「大丈夫ですか?」って声かけたんだけど
小村:逆だから!!吹っ飛ばした方が駆け寄る側だから!!吹っ飛ばされた方が心配される側だから!!
五竹:運転手のおじさんも助手席のお兄さんも瀕死状態だったから急いで救急車呼んでさ、
小村:吹っ飛ばされた方が救急車呼ばれる側だから!!瀕死でぶっ倒れてる側だから!!
五竹:で2台目の車のドア開けて、「大丈夫ですか?」って声かけたんだけど
小村:というか撥ねられた云々は置いといてなんで全部お前がやってんだよ!!オーディエンスよ!!
五竹:運転手のお兄さんも助手席のゾウさんも瀕死状態だったんだけど、
車の上にいたおばあさんはピンピンしてたからそこはおばあさんに任せてさ、
小村:ケガしそうな奴ほどピンピンしてるの何なんだよ!!
五竹:で次に戦車に「大丈夫ですか?」って声かけたんだけど
小村:それは戦車自体が生きてるの!?そいつに関しては何が何だかさっぱりなんだけど!?
五竹:戦車も操縦席のゾウさんも瀕死状態だったから急いで救急車呼んでさ、
小村:またゾウさんいた!?しかも戦車操縦してた!?
五竹:でもまあ何とか皆一命を取り留めたみたいでさ、本当よかったよ。
小村:それはよかったけどな!?
五竹:そんな訳でね、皆さん車に撥ねられた際は相手を怪我させないように気をつけましょう。
小村:撥ねられないことを気をつけましょう!!な!?
いやもう3回やばいのに撥ねられて無傷って何なの!?
五竹:無傷ではないよ。
小村:あ、怪我してた!?描写無かったから無傷かと思ったよ!
五竹:そうだね、今日の事故でちょっと風邪ひいたかな。
小村:いやそれ事故関係ねえわ!!もういい加減にしろ!!
二人:どうもありがとうございました。
X子:ありがとうございました。はいネタ終わった!!
Y美:パクるフレーズそこなのかよ…
けうけげんさん、いかがでしょうか?
・僕ジンガーさんに過去2回最高得点つけてるんですが、今回も例に漏れずドツボでした。
序盤は「小村さんがそれを聞いてる」など良いボケもありながら、爆発とまではいかなかったんですが、
撥ねられての「はい死んだ!」で爆発して、そこから加速度的に面白くなっていきました。
もう撥ねられて飛んで何か思うたびに面白いからズルい。フェラーリやゾウさんなど意表を突く展開も豊富。
おばあさんがピンピンしてたりオーディエンスが何もしてなかったりと、伏線回収もほぼ完璧でした。
本編が素晴らしいだけに「小村っち」など導入部のボケが大体弱いのが惜しいところですが、
全体を通した満足感は、個人的に今までのジンガーさんのネタの中で1番でした。
X子:なんだ、けうけげんさんはジンガーさんにしばかれまくってるのね。
Y美:独特の意味を込めたフレーズを使い続けるんじゃないのよ…
木工用ボンドさん、いかがでしょうか?
・ボケたまんまながらスムーズに本題に入っていき、中身が爆裂的に面白かったです。吹っ飛ばされたところに車突っ込んできてさらに吹っ飛ばされるっていう状況が想像すると面白すぎ
着地してから急失速したかなー、って感じです
X子:まぁ、飛ばされてるときが絶頂になってしまいがちよね!
Y美:何その分かったような理解…
藍殿TTさん、いかがでしょうか?
・設定勝ちみたいなところはありますね。それでもうワクワクしながら読んでいるのに、ちゃんと応えてくれるのでただただ面白かったです。
ツッコミも良い塩梅でしたし、間違いなく今回大好きなネタの1つです。軽い物を上に載せるのは必然の摂理ですね!
X子:「塩梅」「軽い物」と聞いて、何故か漬物石が重い浮かんだわ!
Y美:何でよ…いろいろと何でよ…
Y美:さて、どんどん参りましょう。
X子:続いて、6組目はこの方たちです!
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エントリーNo.040
HIGH-POP
出身の村
小沢:どうもHIGH-POPですよろしくお願いします。
伊上:この中に出身地があるよーって人手ー挙げてー
小沢:全員あるわバカタレ。何だ出身がない人って、概念かよ。
伊上:いやあ、ちょっと出身について話そうと思いましてね。
小沢:つかみが下手くそすぎる。もうちょいスムーズに入る努力をしろ。
で、何?出身地の話?
伊上:そう、僕達って2人共北海道の出身じゃないですか。
小沢:そうですね、僕が都会の方の生まれで、あなたが村の生まれでしたっけ?
伊上:そうなんですよ、ちょっと北海道の上の方なんですけど、樺太って知ってます?
小沢:国内はみ出してんじゃねえか!!ロシア領だろうがよ!
伊上:毎年盆と正月には帰省してるんですけどね、やっぱり寒いですね。
小沢:その感想は北海道でも同じなんだよ!特色を出せ特色を!!
伊上:まあ本当は北の方の小さな村なんですけどね、そこの村おこしについて今考えてましてね。
どういうところをアピールしていけばいいのかなーと。
小沢:なるほどね。じゃあその村のいいところを聞かせてよ。そしたら戦略を立てられるから。
伊上:そうですね、まずうちの村には食事がないですね。
小沢:…は?食糧難ってこと?
伊上:いや、食事をするという概念がないんです。
小沢:サイコホラーな村だな!!その村の人達はどうやって生きてるんだよ。
伊上:多分神様的な人が私達の胃に直接エネルギーを送り込んでるんだ、と隣のおじさんは言っていました。
小沢:その村の人達もメカニズム分かってないのかよ!!
あれ、そういえばお前は?昨日も焼肉食いに行ってただろ。
伊上:あ、僕は5歳の頃に栄養失調で死にかけてからお許しが出ました。
小沢:お前だけはまともでよかったなぁ!!でも5歳までは何も食ってなかったんだなぁ!!
伊上:どうですかね、アピールできる要素になりえますかね?
小沢:医者とか大学教授あたりはぞろぞろ来そうな感じだったけども。
観光客向けのアピールがなにかほしいんだけど。
伊上:あっ、名産ありますよ名産。他所にも出荷できるような。
小沢:いいじゃないいいじゃない。何?
伊上:米です。
小沢:食わないのに!!何を目的にして作り始めたんだろう!!
伊上:なんか秋にはこの豊かな黄色を村全員で鑑賞しましょうっていうイベントが1週間ありましたね。
小沢:米を目だけで楽しむとか発展途上国の子どもたちでもしないぞ!!
伊上:とりあえずこれならまともな戦略資源になりえそうですかね。
次は村全体の紹介文とか考えたほうがいいですかね。
小沢:まあ今の時代ホームページとかは必要だろうし、そういうのに載せるのは用意しておいたほうがいいんじゃない?
伊上:じゃあ、こういうのはどうでしょう。
『うちの村は、3分の2が坂東で出来ています!』
小沢:…えっ、どういうこと?
伊上:いや、うちの村って苗字が偏ってるんですよ。何かご近所さんが坂東さんばっかりで、数えてみたら村全体の3分の2が坂東さんだったんですよ。
小沢:ああ、そういうこと。たしかに地域によってもそういう偏りがあるって前に聞いたことあるね。そういうのいいんじゃない?他にもあるの?
伊上:ありますよ。
『うちの村は、3分の2が玲音名で出来ています!』
小沢:いや待って、何で同じパターンで攻め続けてくるの?
伊上:これがまた面白いことに周りが玲音名って名前の人ばっかりなんですよ。
小沢:何も面白くねえわ!!サイコホラーだっつってんだろ!!
って言うことはさ?お前の村最低でも3分の1は『坂東玲音名』って名前の人がいるってこと?
伊上:正確には5分の2いましたね。4割が男も女も構わず坂東玲音名です。
小沢:同姓同名のバーゲンセールじゃねえか!!お前の村の人口何人だ!?
伊上:ざっと2万5千人ですね。
小沢:…1万人!!1万人の坂東玲音名!!老若男女が!!
伊上:いやー、偶然って怖いですよねー。
小沢:少なくとも名前は個人の意志を持って付けてるだろ!!少しは回避しろや!!
伊上:どうですかね、このアピールポイントは。
小沢:だから民俗学教授しか連れてこないようなニッチなアピールポイントを出すなってば!!
もっと万人に受けるようなのを出してくださいよ。
伊上:仕方ないですね、それではうちの村最終兵器を出しましょうか。
小沢:最終兵器…?
伊上:うちのおじいちゃんです。
小沢:おじいちゃん!!
伊上:御年109歳です。村内最高齢。
小沢:その歳でなお見世物にしようとするお前の根性よ!!
伊上:バカにしないでください!!おじいちゃんは人を呼び込める魅力をたくさん持ってるんですよ!!
小沢:バカにしてるのはお前のことなんだけどな。まあいいや。
その魅力とやらを教えてくれよ。
伊上:まずおじいちゃんは数々の賞を受賞しています。
小沢:数々の賞ってなんだよ。人間国宝とかか?
伊上:まずカーオブザイヤー。
小沢:初手人間否定!!
伊上:続いてグッドデザイン賞、ドイツ年間ゲーム大賞
小沢:人間が受賞すべきでないものが大量にラインナップされてる!
伊上:輝く!日本レコード大賞作詞賞
小沢:あっ、普通にすごそうなやつ入った
伊上:東京大賞典
小沢:人間や馬や果ては無機物にまで姿を変えている
伊上:その他数々の通販コスメ売上部門ナンバーワンを獲得しています。
小沢:お前そのおじいちゃんの血が入ってるの?バケモンのクオーターなの?
伊上:そしてまだまだいきますよ、おじいちゃんは現存する唯一の米農家です!!全国に唯一人!!
小沢:いるよ。世間の米農家が頑張って流通してるんだよ米を。
伊上:えっ、だっておじいちゃんは毎年田んぼ博覧会で「これが日本の全てだ」って言ってましたよ?
小沢:ちっちぇえ日本だこと!!
伊上:また、うちのおじいちゃんはいつでもネットで閲覧できます。
小沢:一生ネットの晒し者
伊上:皆さんお手持ちのパソコンでグーグルマップを開いていただいて、うちの村をストリートビューで見ればどの画面でもおじいちゃんがいます。
小沢:撮影のときにずっとついてたってことかよ!!ひたすら車と並走するおじいちゃんよ!!
伊上:あとは、おじいちゃんは無線LANルーターになってるので村内全域Wi-Fiが受信できます。
小沢:違う意味での電波だな!!サイコ野郎!!
伊上:6キロ圏内ならカバーしてます。
小沢:隣村の人も恩恵をあやかってそうだな!!
伊上:あっ、そういえばおじいちゃんには出身がありません。以前尋ねたら「ない!!」と断言していました。
小沢:概念の人!!!存在した!!!もう神様かなんかじゃないの?
伊上:とまあ、こんなところですかねおじいちゃんの紹介は。どうですか?人来そうですか?
小沢:いや、多分テレビ局の取材は来るんじゃない?あとポケモン通信したい子ども。
伊上:では、そんなおじいちゃん『坂東玲音名』が村長を務めるうちの村に来てください!!
小沢:唯一神であり創始者かよ!!いい加減にしろ。
2人:ありがとうございました。
X子:ありがとうございました。では審査員の坂東玲音名さん!
Y美:多分ですがいないですね…
KKジハードさん、いかがでしょうか?
・スタンダードな流れの漫才ながら、緩急が完璧です。ボケツッコミの掛け合いも互いの魅力が出まくっています。
構成している要素はほぼシンプルなんですが、テンポやタイミング、ツッコミの引き出し方など要素の出し方が絶妙なんです。
素直に、漫才としてしっかり楽しめました。欠点はほぼないですが、ボリューム的にもっと充実できるんじゃないかなとは思いました。
漫才の可能性は、個性派でも正統派でも両方しっかり眠っていますね。
X子:ふむふむ。HIGH-POPの魅力は尽きないわね!
Y美:藍殿TTさん、いかがでしょうか?
・研究として面白そうな題材を誇張したボケは大好きです。一発一発が響いてくる面白い漫才でした。
読みやすかったですし、ボケとツッコミの間もワンパターンじゃなくてメリハリがあって 笑いやすい土壌がしっかりしていました。
このネタ全体の中で見るとおじいちゃんがちょっと弱いですかね。それでもかなり良かったです。
苗字はさておくとして玲音名カブリて。
X子:玲音名ってのが男性にも女性にも当てはまりそうなところが絶妙よねえ。
Y美:けうけげんさん、いかがでしょうか?
・面白いなぁ……ワード1つ1つがこっちの予想を覆していくのが非常に上手い。
「食事の概念」「米を目で楽しむ」など、こちら側の意表を突くワードが豊富でどんどん前のめりにさせてくれました。
要は架空の変なものを紹介するという自由度の高すぎるスタイルなワケですが、とっ散らからず綺麗にまとまっていた印象です。
個人的には、おじいちゃんの下りで自由度が上がりすぎてちょっとゴチャついた気もしました。
村の紹介だけでなく、紹介した物を活かしたイベントを提案する展開などあれば、
それまでの奇抜な設定を拾いつつ、爆発力あるオチまで持っていける流れになったのでは。
現時点で非常に面白いネタなので野暮かもわかりませんが、もう一捻りで更にヤバくなりそうに思えたので。
X子:まだまだヤバくなりそう…どんな風にヤバくなっていくのかしら!?
Y美:さて、どんどん参りましょう。
X子:続いて、7組目はこの方たちです!
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エントリーNo.016
NIKE
緊張と結婚
N「はいどーもー!NIKEです、お願いします!」
I「お願いします!いやー久しぶりですよ。緊張しますね。」
N「そうですね。漫才できるのはうれしいですけど緊張するね。
緊張はしやすいほうですかIさんは。」
I「緊張しますねぇ。アガリ症ですからね。
すぐ緊張してパニックになって、頭んなか真っ黄色になりますけど」
N「真っ白だよ普通。なんか黄ばんだ時の言い方だろ。汚いよ。
へーでもそうなんですね。アガリ症ですか。」
I「すぐに緊張するね。気も小さいからね僕。ノミノミの心臓ですよ」
N「ノミの心臓だろ!ゴムゴムの実みてーな言い方するなよ!
でもね、これから生きてれば緊張することってまだ沢山ありますからね。」
I「そうですかね?もう28歳だし、この先そんなに緊張する事もないんじゃないの?」
N「そんなことないよ。例えばさ、結婚。結婚するなんてことになったら
緊張する場面ってのは付きまといますよ。」
I「なるほどねぇ。でも僕、彼女できないからそれはリアリティが無いな。」
N「まあそう言われちゃうとねぇ。」
I「そうでしょ?僕いわゆる『彼女いない歴−年齢=0』の人間ですから」
N「なんか式が長いな。なんで0が入ってくるんだよ。『=年齢』でいいだろ。」
I「そうか、えーだから『彼女いない歴×0=年齢』ですから」
N「だから0いらねーんだよ!0かけて『=年齢』だとお前0歳になるだろ!」
I「赤ちゃんですよ、新生児ですよまだまだ。」
N「わけわからんわ!首もすわってねぇ奴と漫才できねーから!
『彼女いない歴=年齢』って言えばいいんですよ。」
I「そういうことだからさ。結婚の話っていうのはいささか考えにくいなぁ。」
N「まあでもさ、そうは言ってもいずれは彼女ができて、
プロポーズして結婚してって話になっていくでしょうよ。」
I「そんなもんかねぇ。」
N「そうだよ。例えば相手とかもさ、
じゃあ…有名人で言ったら誰が好きですか?」
I「イ・ボミですね。」
N「イ・ボミね。ゴルフのね。なんかおもしろい選択だけども。」
I「同い年だから。」
N「あっそう。そしたらイ・ボミみたいな娘と付き合ったとするじゃんか。」
I「そうなるとうれしいねぇ、フォロー吹いてるね。」
N「追い風ね。急にゴルフ用語出すのやめてね気色悪いから。
そんでいざプロポーズするなんて時にはそりゃ緊張するでしょう。」
I「あーそれはそうだね。何て言ったらいいかね。」
N「それを考えてきて、緊張しながらでも伝えるんですよ。」
I「じゃあね、『僕の気持ちは、あなたにチップインボギーです!』っていうのは。」
N「全然わかんねえ。ひどいなぁ校閲が要るなそれは。
あのーまずさ、ゴルフで言うならホールインワンくらい言っていいからね。
チップインボギーだとちょっと打数が多いからさ。あんまり結果よくないのよ。」
I「あーそうか。『僕の気持ちは、あなたにホールインワンです!』だね?」
N「うん。まあ、そうしてもらったところで意味は全くわからないけど。」
I「じゃあこれはどう?
『あなたのためなら、68打罰も怖くない!』っていうのは」
N「ゴルフ離れろや!なんかあったけどな、女子ゴルフでそんなこと!
もっと普通に『結婚しよう』くらいでいいよ。次に行こうよ。」
I「次のホールに行きますか。」
N「もう帰れお前。えーそうね、そしたら今度は相手の父親に結婚の挨拶だね。
これも緊張しますからね。」
I「あー面倒だねぇ、パス!」
N「いやパス無いわ!そういう緊張感とか空気とかはシミュレーションしときましょうよ。
じゃあ僕がお父さんやるから、挨拶に来てください。」
I「わかりました。あ、でもあんまり怖いお父さん役はやめてね。」
N「なんだよ、そういう相手こそ緊張するからいいじゃんか。」
I「いやいや、いまそんなお父さんも減ってるでしょ?
怖くてさ、頑固でさ、親父の風格というかビゲンみたいなのがあってさ」
N「威厳ね。ビゲンは香りのヘアカラーだから。」
I「だからさ、わりと優しくてフレンドリーな父親の役でお願いしていいかい?
許しを得るまでの緊張がヤバいことになると思うから。」
N「情けないなぁ。なんでもうビビってんだよ。
じゃあそんなに厳しい父親はやらないから、挨拶やりましょうよ。」
I「(ジャンプして着地)、おとうさん失礼します!」
N「お前どっから来た今。ロケの移動によくある編集して来たろ。」
I「本日2件目の結婚相手の実家に到着しました!」
N「なんのロケなんだよ!2件目とかねぇんだよ!普通にドアで入ってこい。」
I「失礼します!」
N「おお、君か。」
I「はい、こんな丑三つ時に失礼します!」
N「本当に失礼だな!夜中2時3時だろ丑三つ時って!さすがに非常識だわ。」
I「すいません、F1見てたらこんな時間になっちゃいまして」
N「やってるけどよ夜中に!ダメだよ普通の時間に来いよ。」
I「おとうさん!今日は大事な話があって来ました!」
N「おおどうした、話してごらんなさい。」
I「あ、その前にこれを。つまらないものですが。」
N「おやおやそんな、気を使わなくてもいいのにすまないね。菓子折りか何かかい?」
I「はい、チロルチョコのバラエティパックですが」
N「菓子折りじゃねーな!お前その辺のコンビニで買って来たろ。」
I「おとうさんスイマセン、きなこもち味だけ僕に返してもらえますか」
N「そんなの我慢しろ!いいかい、持ってくるならちゃんとした菓子を用意しなさい。」
I「わかりました、次はうまい棒のでっかいやつにします」
N「わかっちゃねぇな!駄菓子やめろっつってんだよ!」
I「あのでっかいやつ、めんたい味のパッケージだから全部めんたい味かと思ったら
色んな味の詰め合わせだったりするんですよね!
シュガーラスク味とかいらないやつあったりして!甘いなー!あれ甘いなー!!」
N「なにテンション上がってんだお前!何の用で来たんだよお前はよ!」
I「あ、そうだ娘さんちょーだい。」
N「軽いな!!とっても軽いなバカ野郎!ガムちょーだいみたいに言うな!
お前それはどんな父親でもさすがに怒るぞ!」
I「ごめんなさい怒らせちゃいましたか。」
N「当たり前だろ、怒るだろそれは!」
I「ビゲンを損ねましたか」
N「機嫌だよ!だからビゲンは香りのヘアカラーなんだよ!
さっきからなんだ、キミはちゃんと娘を幸せにできるのか!」
I「できます!僕たちは2人で強い絆を作ってきたんです!」
N「おお、なんだ急にマトモじゃないか。じゃあ娘とはいい関係なんだな?」
I「はい!それはもう国家機密を漏えいできるくらいには」
N「やめとけお前!お前それはイ・ボミの国の話だからよ。あんまり言うなそういうこと。」
I「必ず幸せにします!」
N「本当か?信じていいのか?」
I「はい!奥さんを僕にください!」
N「間違えてるよ!ババァ来ちゃうぞお前。娘だろ欲しいのは?」
I「娘さんを僕にください!お願いします!」
N「…わかったよ、君の熱意も感じたし、娘も君なら安心だろう。
2人で幸せになりなさい。わかったね?」
I「・・・・・・・・・Fooooooooo!!!」
N「え!?」
I「イェーイ!やったぜー!チョロいもんだぜー!!サンキューパピー(^з^)-☆」
N「お前緩め方えげつねえな!!緩急すごいな!なんだお前最後まで緊張感持てよ!」
I「マジ神!!あんたサイコー☆LOVELOVEあいしてる♪
よっしゃあ行こうぜボミティー(*^▽^*)」
N「誰なんだお前!ちょっと待て待て、ぜんぜん緊張してねぇじゃねえかさっきから!」
I「は!おとうさんすいません、つい嬉しくてパニックに…!」
N「そんなことあんのかよお前。」
I「ごめんなさい、頭ん中が真っバイオレットになっちゃいました」
N「ねえよ真っバイオレットなんて!真っ白だよ!パニクってるにしちゃあ神秘的な色じゃねーか!
もういいよ、Iさんあなた自分で言うほどアガリ症じゃないでしょ?」
I「いやでもこうやってさ、緊張する場面でもふざけて誤魔化しちゃうことが多いんだよね。」
N「そういうのアガリ症っていうんですか?」
I「いいますよ。『アガリ』症ですから、つい『お茶』を濁しちゃうんです。」
N「そのアガリじゃないわ。いいかげんにしろ。」
両「ありがとうございました!」
X子:ありがとうございました。なつかしいお二人でしたね!
Y美:木工用ボンドさん、いかがでしょうか?
・『彼女いない歴−年齢=0』これ地味にネット長文でしか見れない感じのボケで好きです。リアルなら分かりづらいボケを漫才で入れられるのはネット長文のいいところ
パワフルなボケがいくつも見れて楽しめました
「娘さんちょーだい」「奥さんを僕にください」とかこの設定でよく見る感じのボケが何個かあったのは残念
X子:たしかに!私たちの設定が生まれる前からよく見る表現よね!
Y美:メメタァ…
けうけげんさん、いかがでしょうか?
・まずNIKEさんを審査させて頂けるということが、長文に関わるものとして光栄です。
ネタも流石の安定感。序盤から「ノミノミの心臓」「×0」などで畳みかけ、
本題の挨拶の下りでもF1やバラエティパックなど、絶妙な角度から飛んでくる良質なボケが多く満足でした。
個人的な意見としましては、イ・ボミの要素が若干浮いてるような気がしましたので、
もっと挨拶の下りにゴルフボケを足した方がイ・ボミに必然性が出て違和感が薄まったように思えます。
また、喜ぶ下りも顔文字がネタの雰囲気を壊してるように感じたため、もっと別の狂喜乱舞の見せ方をすべきかと。
色々言わせて頂きましたが、確かな技術とセンスを堪能させて頂き非常に満足です。
X子:そうね、私たちとNIKEが共演するなんて思ってもみなかったわね!
Y美:スラガラさん、いかがでしょうか?
・凄く教科書通りの漫才を見た気がしました。無論いい意味で。
ボケ・ツッコミ・ワードセンス・展開・終盤につれて上がってくる感じ・天丼と全て高水準でした。
…が故に、さらっとしすぎたかなあ…と。
オチ付近で急にぶっ壊れたのには衝撃のパンチを食らいましたが、それ以外で記憶に残る展開が他の上位コンビに比べてちょっと勢い不足だったかなと。
それでも「チップインボギー」は地味ながら凄い発明だったと思います。なんで誰も気づかなかったんだろう。
X子:そうね。たくさん打ちたかったのかしら(?)。
Y美:さて、どんどん参りましょう。
X子:続いて、8組目はこの方たちです!
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エントリーNo.010
木工用ボンドーズ
街
木工用:街歩いてたら色んな人に話しかけられることあるよね
ボンド:まああるかもしれないね
木工用:僕色んな人やるから街で歩いてる人やって
ボンド:最速!そして最雑!!なんだ最雑って!
ボンド:いやぁ、街を歩いてるなぁ
木工用:すいませぇん
ボンド:はい?
木工用:僕ぅ、この近くのぉ「カット&カット」っていう美容室で働いてるんですけどぉ
ボンド:はぁ、そうなんですか
木工用:お兄さん、カットモデルって分かりますぅ?
ボンド:あぁ、なんか美容室さんの練習のために髪を切られるみたいなやつですよね
木工用:そうそう。まぁ言うなればぁ、タダで髪切ってもらえるんですよぉ
ボンド:まぁそうかもしれませんね
木工用:僕今ねぇ、カットモデル探してくれる人探してるんですよぉ
ボンド:…はい?
木工用:もし良かったらぁ、カットモデル探してみませんかぁ?
ボンド:えっ、えっ、ちょっと待ってください 多分そちらのお店でカットモデルを探してるんですよね?
木工用:そうなんですよぉ そこの「カット&カット」ってお店で
ボンド:それで?
木工用:カットモデル探してくれる人探してるんですよぉ
ボンド:てめえでやれよ!いや、普通に考えて直接カットモデル探す方が手っ取り早くないですか?
木工用:いや僕ぅ、なんかぁ、カットモデル探す事に抵抗あるんですよぉ
ボンド:知らねえよ!なんだその抵抗!
木工用:やってくれたらぁ、ウチのお店のカット半額クーポンあげますんでぇ
ボンド:いいですいいです!別の人あたってください
木工用:分かりましたぁ、すいませぇん(去る)
ボンド:なんだったんだあれ…
木工用:(出てくる) あのー、今お時間ありますかー?
ボンド:あー、急いでるわけじゃないですけど特に暇ではないので
木工用:あ、すぐ終わりますー、すぐ終わりますんでー
ボンド:はぁ、なんでしょう
木工用:私ー、今ー、カットモデル探してくれる人探しててー
ボンド:お前もかよ!こんな二度手間に二人も使うなよ!
木工用:私ー、この近くの「パーマ&パーマ」ってお店で働いてるんですけどー
ボンド:別の店かよ!ダセェ名前の美容室2軒もあんのかよ!
木工用:お時間かからないんでー
ボンド:かかるだろ!人探して説得するのがどんなに難しいか!!自分でカットモデル探した方が早いでしょ?
木工用:私ー、なんかー、カットモデル探すの抵抗あるんですよー
ボンド:てめえもかよ!!店変わっても事情変わんねえな!!
木工用:やってくれたらー、うちのお店のパーマ半額クーポンあげますんでー
ボンド:いいですいいです!別の人あたってください
木工用:分かりましたー、すいませーん(去る)
ボンド:なんなんだよ今日…店名にパーマつけるなよ…
木工用:(出てくる)お兄さん飲み屋お探しじゃないですかっ
ボンド:いや、そういうのじゃないです
木工用:おっ、じゃあカットモデル探しませんかっ
ボンド:なんでそうなった!? なんでそうなった!?
木工用:いやぁっ、飲み屋探さなかったらカットモデル探すでしょうっ
ボンド:超理論が過ぎる!えっ、居酒屋さんじゃないんですか?
木工用:はいっ、そこの「リンス&シャンプー」ってお店で働いてるんですけどっ
ボンド:もうそれはただのリンスインシャンプーだろ!
木工用:カットモデルを探すのに抵抗がありますっ
ボンド:そうだと思ったから特に聞かなかったよ!
木工用:シャンプー半額クーポン差し上げますんでっ
ボンド:いいですいいです!別の人あたってください
木工用:分かりましたっ、すいませんっ(去る)
ボンド:なんなんだよ…なんでダセェ美容室激戦区なんだよ…
木工用:(出てくる)A型の血液とカットモデル探してくれる人が足りませえぇん
ボンド:うるせえよ!!どういうエゴだよ!
木工用:献血&美容室「ブラッド&ヘアー」でえぇす、お願いしまあぁす
ボンド:献血ルームと美容室ハイブリッドさせてんじゃねえよ!ダセェ!!
木工用:A型の血液だけでもかまいませえぇん
ボンド:A型は一番足りるんだよ!A型足りなかったら全部足りないんだよ!!
木工用:献血半額クーポンあげますんでえぇ
ボンド:献血有料なのかよ!!別の人あたってください!
木工用:分かりましたあぁ、すいませえぇん(去る)
ボンド:なんなんだよ…そりゃあカットモデル探してくれる人は足りないだろ…
木工用:(出てこない)美容室「ラウド&シャウト」でーーす!!カットモデル探してくれる人探してまーーす!!自分はカットモデルを探すことに抵抗がありまーーす!!
ボンド:近くでやれ!!横着してんじゃねえよ!
木工用:半額クーポンありませーーん!!
ボンド:あれ!!ねえこと宣言すんじゃねえよ!別の人あたってください!!
木工用:分かりましたーー!!すいませーーん!!(現状維持)
ボンド:なんなんだよ…せめて無料のクーポンであれよ…
木工用:(出てくる)あのー、この辺でおいしくて健康にいいシンナー吸えるとこないですかね?
ボンド:急になんだよ!!!急になんだよお前は!!!
木工用:急にって言われても、僕ずっとおいしくて健康にいいシンナー探してるだけなんですけど
ボンド:シンナーはまずくて健康に悪いよ!ワガママ言うなよ!
木工用:いやぁ、僕シンナー初めてなんであんまり無茶したくないんですよね
ボンド:多分いろいろシンナーを履き違えてるよ!この辺カットモデルがいない美容室しかないですよ
木工用:あれ、美容室あるんですか?
ボンド:なんかダセェ名前の美容室いっぱいあるみたいなんですよ
木工用:へー、この辺の美容室全部無くなったって聞いてたんですけどね
ボンド:…全部無くなった?
木工用:噂なんですけどね、一年ほど前にこの街で美容師の腕前を競う大会が開かれることになったそうなんですよ。
それで各美容室が練習のためのカットモデルを探してたんですね
ボンド:はぁ
木工用:そしたらカットモデルにするにふさわしい美しくて長い髪の毛をした女性がいましてね
各美容室のカットモデルのスカウトがこの人がいい、この人がいいと取り合いになりましてね
みんな死んじゃったんですよ
ボンド:…えぇ!? えっ、死、えっ。ええっ!!!??
木工用:そんな事件があったんでコンテストは中止、美容室は全部閉店になってね
ただスカウト達はまさかカットモデル探すだけで死んだとは気づいてなくこの街をまださまよってて、カットモデルは見つけたい、でも痛い目にあうのはごめんだ
だから、未だに自分の代わりにカットモデルを探してくれる人を探してるらしいんですよ
ボンド:
木工用:あぁ、関係ない話しちゃいましたね、ごめんなさい。自分でおいしくて健康にいいシンナー吸える店探します(去る)
ボンド:…怖い話だったー!!!!!怖い話だったー!!!!!
えええっ!? 殺すう!?カットモデル欲しかったからって殺しあうう!?どんだけ治安悪かったんだよ一年前!!!
そりゃカットモデル探すの抵抗あるわ!!自覚は無いけど一回死んでるんだもの!!
A型の血液足りないのも怖くなってきた!!なんだよ!なんでこんなことになるんだよ!!街を歩いてただけだぞ!!!
木工用:(出てくる)すいませぇぇぇん
ボンド:あああ!!はいぃ!!
木工用:おいしくて健康にいいシンナー吸える店お探しじゃないですかぁぁぁ?
ボンド:心当たりがあるので代わりに探してきます!!
X子:ありがとうございました!私、パーマ&パーマでカットしてもらったことあるわ!
Y美:どんなウソよ…
藍殿TTさん、いかがでしょうか?
・1回目と2回目で完全に違った見方ができて1本で2度おいしかったです。うまくできていて魅了されるような面白さですね。
1回目はコテコテに頭おかしい系でゴリ押す感じがしてそれも良い味を出していましたが、2回目は些細な部分までぞわっと来るような笑いでそれも良かったです。
(出てこない)のくだりも舞台を意識しつつで動きのある良いアクセントになってました。
X子:そうね、何気にいろいろ気遣いが施されたネタなのよね!
Y美:マグネッツさん、いかがでしょうか?
・怖い話だったー!!!!!怖い話だったー!!!!!
序盤はまあまあかなーって感じだったんですが、繰り返しの中でじわじわ効いてきたところでこの展開。そしてオチ。
さすが巧いですね。前半にちょっと物足りなさがありましたが、概ね満足です。
X子:怖い話でしたー!!!!!
Y美:ね。
スラガラさん、いかがでしょうか?
・独特の雰囲気に繰り返し系のボケにも関わらず飽きさせない展開、そしてワードパワーの強さと、
さすがの漫才でした。ブラッド&ヘアーすごいな発想が。
オチ周辺も予想できないクライマックスで漫才としてはもちろん、文章としておもしろかったです。
ほぼ1位の方と同じぐらい笑ったのですが、ちょっと僕の中で1位が抜けてるので差異のためにこのような点数になりました。
ご容赦ください。
X子:おお、こちらもかなりの高得点が期待できますね!
Y美:それではこの方にも。木工用ボンドさん、いかがでしょうか?
・毎回荒くなっちゃう癖あるんで次回あったらきめ細やかな木工用ボンドにしたいです
X子:私はクリーミーな木工用ボンドが良いなぁ。
Y美:木工用ボンドの用途わかってる…?
Y美:さて、続いては敗者復活を勝ち抜いた組の登場となります。
X子:あかつきでもブロッコリースプラウトでもなく…この方たちです、どうぞ!
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果たして敗者復活はどの組なのか…!?