2000年12月16日
久しぶりの大島、前日が忘年会であったため今回は熱海から大島に向かうこととなった。
途中でオキアミを買い込み船に乗り込む。さすがにオキアミ8枚と配合エサ6袋は重い!
昼前に島に着き民宿に荷物を置いて、とりあえずオーツクロに行ってみる、先行者が居たが何とか場所はありそうだ、しかし、結構風が強く海も波っ気がある。
一番左の角に同行者が入り、私はその隣の岩に乗って釣り始めた。しばらくしてすぐに同行者がめじなを釣った、そしてまた、しかもいきなり40オーバー!!私の場所は横風の影響で仕掛けが上手く入らない、しかし何とか頑張って待望のアタリが!んっ?ウスバハギだった。しかも、取り込むときに波しぶきを被ってしまう。
いきなりイジケモードになってしまう、とりあえず30センチ程度のめじなを釣ったあと、大ザラシの方へ移動、さすがに波がすごいので高い場所から、手前の小さなサラシを攻めると、いきなり良いサイズが来た。しかし、タモが届かない、何とか波に乗せてタイドプールに入れ、そこでタモ入れをした。これで38センチのメジナをゲット!
さらに、サラシに乗せて沖の方まで流すとガツン!と竿先に来るアタリ、1.2号竿を気持ちよく曲げて寄ってきたのは40センチを超える尾長メジナ、やっぱりタモが届かない。先程と同じようにタイドプールに入れようとするがなかなか大きな波が来ない、結局モタモタしている間に針が外れてしまった。あーあ逃がした魚は大きい。
気持ちを入れ替え、再びサラシに乗せて仕掛けを流す。するとまたまた竿に来るアタリが!「よーし!!」今度は覚悟を決め、タモを持って岩の上を飛んで前に出る、「うりゃー」と竿をためると木っ端オナガが飛んできた・・・ついでに波しぶきも・・・でもめげずにその後34センチの口太を追加した。
このあとは竿を1.7号に替え、波が少し落ち着いてきたので前に出て大ザラシを攻める、ちょうど夕マズメのタイミングと重なり、バタバタと35センチ前後の口太が4枚釣れた。しかも、正体不明のブッチ切られが2発!
暗くなって来たのでケミを付け、ハリスは大胆にも5号にした。これで1枚追加してしばらくアタリが遠のいたあと、際を流していたウキが一気に消え、リールから糸がバラバラ出ていった。ベールを起こそうとするが糸にはじかれてベールが起きない、あたふたしながらベールを起こし、レバーブレーキでやりとり開始した、が、まったく魚は止まる気配を見せないどんどん糸を持って行かれ、もうこれ以上はと思ってタメにかかってもなかなか止まらない、とんでもない重量感のある魚で、ちょっと怖くなり同行者を呼んでみたが離れていて声は聞こえないようだ、暗闇の中、しゃがんだり立ったりしながら頑張って少しは寄せてきたのだが、最後は根に回られて5号ハリスがプッツン。全くの未体験ゾーンであった。推測ではあるが、でかいタマミ(ハマフエフキ)が食ったのかもしれない。か、マダイ?
それにしても半日でこの釣果、同行者は17枚で40アップが1枚。初日から絶好調と言った感じでした。
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