2000年12月23日
今日はのんびり初島釣行、竿は1号を使おうと思っていたのですが、たまたま訳あって今流行のD社の「百万倍乾燥」1.5号。5.3メートル、ノーマルタイプを半日借りることが出来たのでそのインプレッション(偉そうに)を兼ねたレポートをしてみます。
その他のタックルは、リール(D社勝ち抜き2000X空気ベールに改造)、道糸(B社火糸1.5号・・・ナイロン5号相当の強度)、ハリス1.5号、00号ウキ+G3号アタリウキ、針(グレ5号)です。
海の状況は波無し、流れ無し、天気良しの日向ぼっこ日和。
のんびりコマセを作ってから竿を伸ばす、グリップは普通のリールシートが付いたタイプ、この方が竿をしっかり握れるので個人的には好きだがここは好みで分かれるところでしょう。全体としてはシャンとした感じ、しかし穂先はしなやか(柔らかいのではなく)で何も負荷がかかっていないとまっすぐだがちょっと糸を張るとすーっと曲がっていく感触。
さて仕掛けを振り込んでみる、さすがにスムーズな糸の出!と言いたいところだが、もともと私の使っている道糸が細いので大きな差がでない。と感じたのですが(どっちなんだ)、何回か仕掛けを振り込んでみて判りました。糸の出ていく音が静かで、狙ったところに仕掛けが入るのです。これはやはり内部の口径が広くなっているため抵抗が少なくスムーズに糸が出ていくためでしょう。
で、魚を掛けた感じは?まず、木っ端オナガ、楽勝でコメントが出来ません。つぎに良型?魚に先手を取られて浮かしきれずケーソンの角でハリス切れ(下手くそでごめんなさい)、その後30チョイのオナガ、口太を3枚取ったのですがさすがに余裕です。この4回だけでの感触ですが、いつも使っている8:2調子の竿に比べて大きなアールで曲がる感じでした。7:3調子?、4番、元竿のパワーで魚を浮かす感じでしょうか?
とりあえず昼まで使ってみましたが糸の出はまったく変わりなくスムーズな仕掛けの投入が出来ます。仕掛けの投入に力がいらないので疲れません。本当は竿先を水につけて試して見たかったのですがさすがに人様の竿、そこまでは出来ませんでした。
とりあえずこれは買い!と言った評価で間違いはないのですが残念なことに既に在庫が少なくて手に入りにくくなっています。そんなわけで私も財源の確保は出来ているが品物は手に入りません。
昼からは自分の竿に戻して釣りました。きれいにしたばっかりなのでまずまずの糸の出なのですがやはりちょっと違うなと言った感じがします。
ところで釣りの状況の方ですが、魚の活性はあるが食欲が今ひとつ(?)といった状況でした。3ヒロぐらいのタナで釣れるが食い込みは渋くウキがはいっても針掛かりせずラインが走るまで待ってちょうど良い感じででした。針が唇に掛かってきたのもいたことから、きっとエサをすぐに吸い込まずくわえているのでしょう。
今回は良型の魚を3回もバラしてしまいちょっとがっかりです。1発目のハリス切れはあきらめがつきますが2発目にヨリモドシの結び目が抜けたのはカッコがつきません。3発目には魚に切られました。オナガだったのでしょうか?まだまだ修行が足りません。
午後は3時過ぎから西風が強くなり海は大荒れ、釣りが出来る状況でなくなったため3時半頃で終了としました。
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