2004年 2月 7日 

先週と同じ堤防を狙っていたのですが、西風十数メートルの予報に断念、大島ならどこかできる場所あるかなとも思ったのですが、これも断念。
普通ならここであきらめるのですが「東伊豆の地磯なら何とかなるベー」と言うことでフミゾさんと待ち合わせをして、八幡野へ向かいました。

5時過ぎに駐車場へ到着、既に結構な台数の車が止まっています。やはりメジャーな釣り場だけに混雑は避けられませんでしたが、とりあえずマサキの脇へ釣り座を確保することが出来ました。
風も、少し吹いていますが十分釣りが出来る状況です。

いよいよ釣りの開始です、あまり状況はよくないと言う周りの釣り人の話でしたが、まさにその通り、付けエサがかなりの確率で残ってきます。イワシのような小魚だけは見えるのですがその他の魚はまったく見えません。
それでも「これはやばいなー、どうする?」なんてフミゾさんと、話しながら釣っていると、置き竿にしていたフミゾさんの竿先が舞込んでドラグの音が「ジーッ!」となります。

上がってきたのは34センチのオナガ、「なんだ、魚居るじゃん」と言うことになり気合が入ります。しばらくして私にもアタリがあり30センチ弱のオナガが釣れましたが、抜き上げたあと針ハズレ、魚はバタバタと自力で海へ帰っていきました。
しかしその後は鳴かず飛ばず、しかも風が回り込んできて仕掛けがコントロールできなくなったので昼前には場所換えということになりました。

(中略)

あっという間に3時前、ここは、とある場所のテトラ、風の影響も少なく何とか釣りにはなるだろう。
コマセを打つと餌取りが見える、付けエサもあっという間に取られる。足元にはネンブツダイの姿も見える、ハリスにはキタマクラの噛みあと、思わず「ああ、なんて素敵なんだろう」なんて思ってしまいました。

しばらくするとアタリウキが「ススッ」と入っていき、そのまま飛ばしウキまで引き込んでいきます。すかさずあわせると小気味よい引きで、30弱のめじなが釣れました。
幸先のよいスタートです。
このあとはまずまずのペースでフミゾさんと二人で25〜35aのめじなを6枚ぐらい釣り、夕マズメを迎えましたが、何故だかエサ取りも消え、付けエサは残り、風は強くなり、寒さだけが身にしみる中、とうとう何も釣れずに終わってしまいました。

水温が下がったのか、イカが寄ってきたのか、コマセを撒きすぎたのか、原因は不明ですが、途中からはエサが残るか、ネンブツダイとキタマクラしか釣れなくなってしまいました。


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