2004年 3月13・14日
前々から計画されていた式根島釣行、昨年に行った時にはメジナを釣っていないので今回こそは、と密かに胸に思いを秘めて挑んできました。メンバーもハンタマさん、BFBさん、フミゾさん、納得おやじさん、スナフキンさん、しげさん、kouさん、赤岩さん、私と総勢9名(どう考えても宴会メイン?)
往きの船の中では、お決まりの宴会、寝たのは3時・・・。でも、式根の到着は9時なので寝る時間は何とか確保。
大島で赤岩さんが合流、イソギクさんお手製のハンバおにぎり(これがまた美味い!)を頂きながら打ち合わせ、その後もう一眠りしてようやく式根島に到着します。
島に着くと、まず宿へ行き準備をして、エサを買ってから港へ向かいます。
今日は、エビ網が入るということで、まず、前日から来島して朝から釣っている鯛房のハンタマさんBFBさんをピックアップ(この時点で船に弱い赤岩さんは半分涙目?)、その後に本日の釣場へ向かいます。最初に、ハタカ根に3名ということで、kouさんとフミゾさんともう一人、誰も降りる気配が無く悩んでいても仕方がないので私もここで降りる事にしました。
鯛房でみた時には船の水温計は13.7度、その後沖へ出ると14.7度だったので、磯に上がるととりあえずkouさんと二人、沖向きの釣場へ向かいました。
船付からはちょうど反対側、潮も動いているようなのでここでスタート。
釣り始めてしばらくするとkouさんが魚を掛けます、まずまずの型のようでしたが、残念ながらバラシ。
その後kouさんが置き竿にしておにぎりを食べていると再びアタリがあり竿がグングン曲がります、今度はきっちりキャッチして、いきなり40オーバー、これで期待が高まりますが、わたしの場所からはすぐ潮下にkouさんが居るためいまいち流し辛く、新島寄りの角まで移動を決意。
実はこれがまた大変、というのも,ちょっとでも目を離そうものならあっという間にカラスの大群がコマセを突付きに来るという状況、とにかく油断も隙も無く、まずはバッカンをkouさんの隣まで移動、その後タモと竿を持って釣場を移り、バッカンを持ってくる、といった大変な場所移動でした。
とりあえず潮は新島へ向かって流れています。ここなら誰にも遠慮なく流すことができるのですが、足場が高いのと風が出てきたのとで道糸が吹かれて釣辛くなってしまいました。そこで仕掛けを重くして、早めにウキごと沈めて行くと、潮の中で35aクラスのオナガが釣れました。
次は根に近い所を攻めてみます。じんわり沈めてウキが見えなくなってしばらくすると、道糸が指を弾いて出て行きます。「おっしゃ!」今度は魚の引きも結構強く、何度も突っ込みを繰り返します。上がってきた魚を見ると小さく見えましたが念のため計ってみると41センチありました。
同じように攻めて、30数センチのオナガを追加しますが、だんだん潮が無くなり風も強くなってきます、しまいには潮が変わって神津方向に流れ出しました。
沖へ仕掛けを入れるとどんどん出て行ってしまいます。手前は根に沿って流れていき、どこで根掛かりしてしまうかも判りません。
そこでやや新島方向に仕掛けを入れて早めに沈めて、根際を流してみると、アタリがありましたが残念ながら針に乗りませんでした。
風のせいで道糸が吹かれ、同じように・・・とはなかなか行かず苦労したのですが数投目には何とか同じようなラインに仕掛けが乗っていきました。
ラインが走りスプールから指を弾いて出て行きます。「食った!」でも、魚に分がありそう、どう考えても仕掛けは根に沿って横へ15メートル以上は流れています、しかも、結構深いところへ入っているので竿を立てた瞬間からズリズリと嫌な感触が伝わってきます。
ズリ、ゴクッ、ズーン、ズリ・・・とにかく竿を立てて後はじっと我慢、魚の大きさは判りませんが、そこそこのサイズには違いありません、ズリッ、フーッと一瞬テンションが抜け一気に竿を矯めるとようやく魚が浮き始めました。数回の突込みを繰り返し、ようやく魚が姿を見せました。
とりあえず40アップかな?ぐらいのサイズに見えましたがタモ入れをしようとするとなかなか魚が入りません、もしかしてデカイ?45ぐらいあるか?なんてことを言いながらようやくタモ入れし、上げて来るとかなりの重量感、「おーっ!でかいじゃん!」「すげー!」なんてメジャーを当てると52センチ「やったー!!」(帰ってから計ると49.2センチになっちゃった!?)
その後も潮は変わらず、神津方向に速い速度で流れていきます。イケイケで流していくと、またまたアタリがあり、まずまずの型のようですが、今度はラインが100メートル近く出ています。魚は遥か右の根に向かってきます。とうとう磯の向こう側へ張り付いてしまったので仕方なく、ラインを巻きながら磯歩き、運良く魚を浮かせると、タモ入れ出来ないので、もとの所まで魚を引っ張っていきます。苦労した割には残念の39センチ。
その後一瞬潮変わりして新島方向に行きだしましたが、続かず。足元で34センチを一枚拾い釣して終了。
荷物を持って船付まで移動しましたが波と風で船が着かず結局もとの所まで戻って荷物を投げながらの回収、乗船も押し付けないでの飛び乗りで、結構怖かったです。
さて、港に帰ってから第二ラウンド、足付の堤防で勝負しますが、フミゾさんが40アップのオナガを釣った以外は全滅。私もまったくアタリもなく、ウキを一個無くしただけでした。
夜はお決まりの宴会、そんな中でも、スナフキンさんはエギを投げに行きました。
しげさんに「釣れたよ」と電話があり、「くれー」「やだ」「もう一杯釣れたら」と交渉成立、しばらくして「釣れたよ」「すぐ取りに行く」と、速攻で回収に向かい、宿で台所を借りて造りにしましたが、「いやー、マジで美味かった」スナフキンさんに大感謝!!その後kouさんと露天風呂に入りに行き、寝たのは3時過ぎ。
当然翌日は寝坊して、6時過ぎに堤防に向かいました。
結果は。惨敗、誰一人竿を曲げることなく終了。
もちろん帰りの船の中では爆睡してしまいました。
今回は、久し振りにみんなでワイワイ出来た釣行だったので楽しかったです。
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