2004年
5月 8日
凪も良さそうなのでおおさんと利島へ行ってきました。
連休の後なので少しは空いているかと思ったのですが、全然そんなことも無く、利島で降りた釣り人は予想以上の人数でびっくりしました。秋までは新堤が延長工事のため立ち入り禁止となっているためゴロタか旧堤しか釣る場所はありません、何とか釣り座を確保しコマセを撒くと、餌取りがわんさかチョウチョウウオ、スズメダイ、サバっ子これはかなり厳しい状況です。
取りあえず仕掛けを入れると、すぐに浮きが走りサバっ子が釣れます。付け餌が着水してすぐに、サバが突付き回しているのが見えます。というより海面はサバっ子で覆われています。
数投目にやや沖へ仕掛けを入れると偶然?仕掛けが馴染みイサキ(ウリボウ)が釣れました。
しかしその後はどうやってもダメで、隣ではおおさんがとうとう伝家の宝刀、団子を握り始めてしまいました。しかも、「おーっ、きたー!」と竿を大きく曲げて、かなりの大物のようです。どうせイスズミだろうと思っていたのですが、上がってきたのはオナガ、しかも49センチ、「や・ら・れ・た」と言った所です。
その後もおおさんは50クラス、45クラスの正真正銘のイスズミ、本命のイサキも1匹釣ってしまいました。
で、私はと言うと、団子でやったのですが、どうもコマセのアミの量が多く団子のコントロールがうまくいかないままスズメダイしか釣れません。
悔しいので通常の仕掛けで遠投すると、ラインが走り、そして海が盛り上がり魚がジャーンプ!トビウオです。しかもその背後には大きなシイラが数匹着いて来ていたのですが、残念ながらトビウオも必死で逃げて、バイトには持ち込めませんでした。
後は、やはりサバっ子が一瞬姿を消したタイミングで仕掛けを入れ(本当は偶然)イサキを2匹追加、目の前で青物のボイルがあった後に遠投すると、スーッと走り始めたラインが一気に加速、合わせ一発、ソーダと思って竿を立てるがドラグをジーーーッと鳴らして魚は走ります。かなりのパワーでしたがようやく止まり寄せに掛かると今度は底へ潜ります、「もしかしてスマ?」と期待が高まります。
ようやく寄せてタモ入れですが、残念ながら星はありません。ずいぶんでかいソーダだと思ったのですがタモ入れ後、うっすらと腹に縦じまのラインが浮いてきました。そう、本ガツオです。ほとんど交通事故のようなものですが、嬉しい獲物です。
ほとんどどうにもならない状況でしたが何とかお土産付きで帰れたのでラッキーでした。
ちなみに、この日見た限りでは堤防全体での釣果は私とおおさんを除くとコッパオナガ1枚、イシガキフグ1匹、スズメダイ1匹、サバっ子大量でした。
あと一月ぐらいはどうにもならないかもしれません。
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