2004年 5月22日

フミゾさんと
台風の後の利島へ行きました。船が着くか心配したのですが大島へ着く頃には条件付き出帆も解除され、無事に利島へ降りることが出来ました。そんな天候だったので今回利島へ降りた釣り人は二人と最高の条件だったのですが、相変わらずサバ、アジの餌取りが大量に湧いていて厳しい状況に変わりはありませんでした。

最初は先端で竿を出していたのですが餌取りが多くどうにもなりません。メジナの姿でも見えればやる気も出るのでしょうが、それもなく、おまけに予報では南西の風だったはずが、ナライ風、しかも結構強くて先端で釣るのには釣り難くてしようがありません。
そこで、ひらきなおって以前から気になっていた堤防付け根側を試してみることにしました。

まず外側、テトラの切れ目を狙うも、餌取りがいるようですぐに餌が無くなります、よく見るとサバっ子だらけ、これではまったく先端と同じ状況なのであきらめて今度は内側を狙います、コマセを撒いてみると、何もいない、ある意味不安もよぎります、途中に工事の船が停泊していることも関係あるのか?

とりあえず仕掛けを遠投して沈めていくと、底近く(だと思う)でイサキが食ってきました、偶然か?しかし、同じように狙うと再び良型のイサキが釣れました。ラッキー!必勝パターンか?と思ったのですがすぐにサバっ子が寄ってきた上に、新堤で土砂を入れた濁りが回ってきて後が続きませんでした。

ラストは先端へ戻ってニギニギ作戦、白メジナを2回掛けて一枚、キャッチ、そしてタイムアップ。

ここから第2ラウンド、本当は日帰りの予定だったのですが急遽、大島で下船することに決定、もともと泊まりの予定のフミゾさんとご一緒させていただくことになりました。

さて大島はどんな様子でしょうか?風がナライなので表磯を目指します。赤岩はうねりがあって釣り座が限定されてしまいそう、とりあえず波浮港へ行ってみました。
様子を見ると微妙なうねりです。先端はうねりが上がったのか濡れています。しばらく様子を見て、なんとかなりそうということで竿を出しましたが、結局うねりが上がってきたため撤収。

そこで次は地元の赤岩さんが竿を出しているヨコブチへ行ってみました。上から見るとなかなか良さそうな雰囲気です。しかし階段が・・・とためらっていると赤岩さんが魚を掛けて「良くなって来たよ、おいでよ」と手招きしてくれたため、勇気を出して磯へ降りることにしました。

降りた磯は思ったより狭く、とりあえず端っこで竿を出すことにしました。潮は沖に出る潮と右へ入る潮が複雑に絡んでいます。狙いはイサキなのでサラシからも潮筋からも外した(と思っている)場所へ仕掛けを入れます。すぐにアタリがありましたが針ハズレ、さらにハリス切れでもう一回バラシ。バタバタしていたのでイスズミだとは思いましたが、魚の活性が上がっているようで期待がもてます。

そうしているうちに、手前でメジナが食いだしました。さらに良型のイサキも釣れました。途中でうねりが上がってきてヒヤっとした場面もありましたが、コマセと仕掛けを合わせるとアタリが出るというシンプルなパターンでなぜだか40センチのクチブトも混じってイサキ二枚、メジナ四枚、バラシ三回と短時間でしたが、楽しい釣りが出来ました。


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